さじかげんだと思うわけッ!

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山梨心霊スポット 峡南・東部・富士五湖編

2008-08-03 21:56:37 | 山梨心霊スポット

今日は最終日です。峡南・東部・富士五湖と、広い範囲を取り上げてみたいと思います。

まずは峡南。
旧割石トンネル(市川大門~六郷)

ここもテレビで取り上げられたことで、有名となったところです。作業服の男性と少女の霊が見られるそうです。
わたしの祖母が六郷に住んでおりまして、たびたび通ったんですけどね。わたしはどうも縁が薄いようで、お目にかかることがありませんでした。

霊山である身延山(身延)はもちろん、小さな四尾連湖(市川大門)も名高い心霊スポットです。

東部に行きましょう。
笹子峠(大和~大月)

旧御坂トンネルと同様、県内有数の心霊スポットですね。何でも、女の子の霊が出るそうです。それから、手前にある矢立の杉にもいわくがあるらしいです。
しかし、このトンネルはですね、明治時代の山梨にとっては首都圏へ連なる経済的・政治的・文化的…あらゆる面でも希望のトンネルだったんですよね。
周辺は厳かな雰囲気に包まれていますが、ハイキングコースとして大変な人気のようです。

あとは山伏峠(本栖~道志)田原神社(都留)などをあげておきましょう。
田原神社は、わたしがじかに聞いた話なので、あまり有名でないかも知れませんね。

さて、では最後に富士五湖です。
霊峰富士を間近に見る土地だけに、不可思議な場所がたくさんあります。
富士五湖(富士山麓)

富士五湖である本栖湖(本栖)・河口湖(河口湖)・西湖(足和田)・精進湖(上九一色)・山中湖(山中湖)、それから忍野八海(忍野)はそれぞれにエピソードがあります。
河口湖畔には、かの有名な小曲園がありますし、また湖の中程にぽかりと浮かぶ鵜の島にもおかしな噂があるそうです。
西湖の根場地区は、今でこそ「西湖癒しの里根場」として再生・復活を遂げていますが、1966年9月の台風26号による土石流により、壊滅的打撃を受けました。
また、勝山村と足和田村をつないでいた旧文化洞隧道も著名な心霊スポットだそうです。

青木ヶ原樹海(富士山麓)

富士吉田から富士河口湖、鳴沢を経て上九一色まで連なる青木ヶ原樹海は、おそらく日本で一番有名な心霊スポットです。
自殺の名所などと不名誉なあだ名をつけられていますが、しかし、実際は驚くほど自然豊かなすばらしい場所です。風穴や氷穴など、富士の溶岩で出来た洞窟も多く、神秘というものを感じることが出来ます。
日本の秘境百選にも選出され、これからも貴重な観光資源として期待されております。

というわけで、非常に駆け足でしたし、どうしても地元柄、マイナスイメージを払拭しようといろいろ書いてしまい、ゴチャゴチャしてしまいましたね。
山梨は自然豊かな土地です。自然が豊かだからこそ、人の文化や文明などが入りにくい。だからこそ、こういった人知を超えた出来事が真しやかにささやかれるのかも知れません。
この夏、山梨に来てみませんか。いうじゃないですか、モノより思い出です。


山梨心霊スポット 峡東編

2008-08-02 21:37:30 | 山梨心霊スポット

山梨における心霊のメッカは、峡東地方でしょうか。それぐらい多いです。

花魁淵(塩山)

県下無双と恐れられるのがここ、花魁淵です。テレビで取り上げられてから、爆発的に有名になりました。言われは省きますが、殺された遊女の霊が出るとか、女性がここを訪れると取り憑かれるなどといいますね。
ところで、ここは大変紅葉が美しいところだそうで、紅葉に覆われた木々が花魁を連想させたことから、明治時代にそう名付けられたとも言います。

大菩薩峠(塩山)

中里介山()の小説で有名な大菩薩峠。この峠を構成する大菩薩嶺は、山梨百名山にも数えられ、気候の良い季節には多くの登山者やハイカーでにぎわいます。
わたしは知らなかったのですが、地元ではたいそう有名な「磨の峠」「死の峠」だそうです。いうには、「青木ヶ原樹海」にも匹敵…それ以上だというほど。
霧で峠に迷い込み、霧が晴れたときには足下に大量の白骨があったというカメラマンの話や森の中を人一人がとぼとぼ歩いていくので、うっかりついていくと森の奥深くまで迷い込み、いつの間にか追いかけていたはずの人影も見えなくなってしまったなど。
わたしは車で近くまで赴いたんですけど、道に迷って大菩薩峠の入り口までいってしまったことがあります。

塩山周辺は多いですね。以下、列挙しましょう。
柳沢峠(塩山)
広瀬ダム(三富)
水晶山(塩山)

ほかにもいわくつきの土地は多いようです。

しかし、峡東はこれで終わりではありません。

オムツ塚(山梨)

呪いってのが今もあるかどうかは知れませんが、このオムツ塚は有名なところだそうです。
何でも昔、好色な庄屋がオムツという嫁入り前の娘を襲おうとして拒絶され、怒った庄屋はオムツを、それはそれは凄惨な方法で殺してしまいます。恨んだ母親はおむつの墓に栗をばらまき、「おむつや、庄屋が憎いのなら、この栗の数だけ庄屋を呪い殺せ」と言葉をかけると、庄屋は気が狂って自殺してしまったそうです。
以来、7月15日はオムツの霊を慰める法要が行われているそうです。

笛吹川フルーツ公園(山梨)

現代山梨の新名所ですね。ここからの甲府盆地の眺めは、新日本三大夜景の一つにも数えられております。
しかし、ここもそういう噂が多いところだそうです。
しかも、夜景スポットですから、結構目撃者も多いらしいですね。わたしの友人にも見た人がいるらしいですよ。
まぁわたしも夜景を眺めにいきましたけど、ぜんぜん見も感じもしませんでしたけどね。

旧御坂トンネル・御坂峠(御坂)

「山梨 心霊スポット」で検索すると、まず最初に出てくるのがこの旧御坂峠周辺です。
三角帽をかぶったお坊さんの幽霊や、デートドライブ中、このトンネルに近づくと彼女に霊が乗り移って崖に落とそうとするとか。様々です。
まぁわたしの中で御坂峠といえば、「井伏氏が放屁なされた」地だという方が印象に残っているのですが。

そして、峡東の大和村にある天目山は、武田家終焉の地です。
しかも、武田二十四将にも数えられる譜代家老衆・小山田信茂(1539~1582)の裏切りという、残念無念の、非業の死を迎えたわけですから、武田家の遺恨に由来する心霊スポットが多くあります。

諏訪神社(大和)

甲斐大和駅脇にある由緒正しい神社ですね。ご存知の方も多いかも知れませんが、この神社には切ると不幸があるという木があります。
JR中央本線の架線に引っかかるというので切ろうとすると、身内に不幸があったり、事故にあったりといろいろなことがあったようです。
これもいつかテレビでやっていたので、それで爆発的に知名度があがったようです。

当然、終焉の地である天目山(大和)初鹿野・田野(大和)なども名高い心霊スポットのようです。
心霊話は別にして、ちょうどフルーツがおいしい時期ですから、甲州市あたりは今が絶好の観光シーズンです。
ぶどう狩り、桃狩りのついでに、武田史跡巡りも良いのではないでしょうか。

明日は最終日。峡南・東部・富士五湖編です。

※ここであげたものは、わたしがインターネットで適当に調べた結果出てきたものです。
できるだけ裏付けをとってから載せているつもりですが、もし不快感を与えてしまいました申し訳ありません。
また、本当にその手のものが出てくるかどうかは責任持てません。
ご了承ください。


山梨心霊スポット 峡中編

2008-08-01 20:55:22 | 山梨心霊スポット

峡中…といっても、もっぱら甲府ばかりなわけですが。
では早速いってみましょう。

御嶽昇仙峡(甲府)

古くはあずきとぎさえ現れたという昇仙峡。わたしの文章にもたびたび出てきております。絶景の話はそちらを見てもらうとして、昇仙峡にも恐ろしい噂が…。
1977年。昇仙峡に向かう途中、バスが転落し、多数の重軽傷者を出したという事件あったそうです。以来、昇仙峡グリーンラインのトンネルに血まみれの人間が現れる…とか。
また、昇仙峡遊歩道沿いもいわくがあるようです。今は廃墟となった旅館やホテルがあるんですが、そこにも出るという話です。
また昇仙峡の名刹・羅漢寺も不思議な雰囲気です。

千代田湖(甲府)

甲府の北方、昇仙峡にいく途中にある小さな湖が千代田湖です。調べてみると、関東地方では名にし負うヘラブナ釣りの名所だそうで、一年を通して船から糸を垂らす釣り人をみることができます。元は灌漑用ため池だそうです。
湖畔は、武田の杜といわれる森林地域。その中にひっそりとたたずむ謎の神社があります。
神社だった気もするんですけど、でも調べても出てこないんですよねー。
でも、ここはその気がある人はピキーンとニュータイプ音がするとか、しないとか。
ちなみに、わたしは全く感じませんけど。そういえば、近くに県立鳥獣センター(甲府)があるんですけど、そこにも出るって話を聞いたことがあります。
とはいえ、遊歩道なども整備されており、森林浴やハイキングなどをするにはうってつけの場所ですので、昇仙峡に上る途中、ぜひ立ち寄ってみてください。

そのほか、甲府ではたなばた空襲といわれる1945年7月6日~7日にかけての空襲により、最終的に死者1,127名、重軽傷者1,239名という被害を出しました。
うちの祖父は戦地にいっており、祖母はこの空襲に遭ったそうです。戦争にまつわる心霊スポットが多いようです。
穴切神社・穴切小学校付近(甲府)

というわけで、少し短いようですが、今日はここまで。
明日は峡東地方です。

※ここであげたものは、わたしがインターネットで適当に調べた結果出てきたものです。
できるだけ裏付けをとってから載せているつもりですが、もし不快感を与えてしまいました申し訳ありません。
また、本当にその手のものが出てくるかどうかは責任持てません。
ご了承ください。


山梨心霊スポット 峡北・峡西編

2008-07-31 21:45:10 | 山梨心霊スポット

夏ですね。夏と言えば、まぁその暑いですね。
夏が暑いのは自然の摂理でありますからいいとして、昔から人はこの暑さを紛らわせるために様々な工夫をしてきました。
打ち水をするとか泳ぐなどの物理的に涼しくするようなものはもちろん、風鈴や蛍狩りなどの精神的な涼しさも求めました。
中でも特筆すべきなのは、日本の怪談話でしょう。
外国ではあまり涼むために怪談を楽しむという話を聞いたことがない気がします。
"霊"が帰ってくるというお盆という行事も、日本で怪談が発達した要因かも知れませんね。
ジャパニーズホラーとさえいわれる日本の怪談話は、他国とはまた違った恐怖があるのは間違いないようです。

ところで、山梨という土地は怪談話が多い土地なのでしょうか。
都会から多くの人が涼や自然を求めて山梨にやってきますが、中には心霊スポットを目当てにやってくる人も多いようです。
そこで、企画と言うことで山梨の心霊スポットを紹介していきたいと思います。
いえ、別に人がそこにいくことを望んで話をするわけでもなく、誰かの不幸を願って書くわけではありません。
ただ、山梨県にはこういう所もあるんだよということで。
それから、心霊スポットというのは人里離れた場所にありますから、昼間に訪れれば風光明媚なすばらしい場所にあります。
たくさんの仲間や家族と、わいわい騒ぎながらいってみてはいかがでしょうか。

今日は、峡北・峡西編です。
山梨の地域区分は、こちらをどうぞ。
また地名を、平成の大合併以前のものを用いているのは、わたしがわかりやすいからです。
年寄りですよねー。

すずらん池(小淵沢)
稲川淳二(1947~)さんといえば、CHUBUさんなどと並んで夏の風物詩といっても過言ではないでしょう。
その稲川さんがDVDの中で話していたことで有名になったスポットだそうです。
どんな話か気になる人は、ぜひそちらのDVDの方をご確認ください~。

新府城址(韮崎)

戦国大名武田氏最後の居城となった新府城。峡北地方に広く横たわる台地・七里岩上に築かれ、戦国有数の堅城だったのではないかといわれている名城です。
実は、ここでは合戦が行われた記録がありません。中山道から攻めあがってくる織田の大軍に驚いた勝頼(1546~1582)は新府城を破棄して、郡内へと退くのですが…。その続きは峡東編にて。
しかし、ここに現れるのは鎧武者だったり、装束を身にまとった姫様だったりするようです。

昼間はマイナスイオン全開の、すばらしく眺めのよい小山です。街灯の類いが一切ない昼間専用の散歩道です。夕方以降、歩き回ることはまったくおすすめできませんねー。

七里岩地下壕群(韮崎)
そんな七里岩台地は、太平洋戦時中県下最大級の防空壕が存在したことで知られています。
最大のものは、一ツ谷から祖母石にかけてのもので奥行きは100m。一つ一つが独立しているわけではなく、碁盤の目のように互いに連結されているようです。
近年の憲法第九条改定問題も相まって、見学者も増えているといいます。
思えば、戦争が盂蘭盆に終わったというのも、何か不思議な取り合わせです。ぜひ、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

峡西地方はちょっと調べてみたんですけどね、どれもこれも裏付けが取れないようなものばかりで。名前だけ挙げておきますね。
夜叉神峠(芦安)
八田山長谷寺(八田)

それから、アルプス通り(甲府~白根)にも怪しげな噂があるようです。
長谷寺などは、行基(668~749)が開祖といわれる由緒正しいお寺で、重要文化財なども納められていますので、観光地としても十分に耐えられますよー。

というわけで、明日は峡中編です。

※ここであげたものは、わたしがインターネットで適当に調べた結果出てきたものです。
できるだけ裏付けをとってから載せているつもりですが、もし不快感を与えてしまいました申し訳ありま せん。
また、本当にその手のものが出てくるかどうかは責任持てません。
ご了承ください。