首相「金がねえなら結婚しない方が」 官房長官は釈明(朝日新聞) - goo ニュース麻生首相は23日夜、東京都内で開かれた学生との対話集会で、参加者から「若者に結婚するだけのお金がないから結婚が進まず少子化になるのではないか」と聞かれたのに対し、「金がねえなら結婚しない方がいい、おれもそう思う。うかつにそんなことしないほうがいい。おれは金はない方じゃなかった。だけど結婚は遅かった。稼ぎが全然なくて尊敬の対象になるかというと、なかなか難しい」と話した。ちと古い話題ですが、取り上げたいと思います。
まぁ今は晩婚化が進んで、それに伴って出産も高齢化している。
また、子育てに費やす時間がないので子どもの数も少ないと。
そして、子育てにかかるお金も多く、現在のような不景気ですとなおさら不安だと。
本当はもっと深い事情があるのかも知れませんが、こんな認識でよいのでしょうか。
結婚・子育てはお金ありきなのかどうかはわかりませんが、そんな批判するほど的外れな言葉でもないのかなと思います。
よほど、無計画に子どもを作ってしまい、結婚せざるを得ないというよりは、常識的ではないかと思います。
「尊敬」云々のところは、まぁ考える余地がありますが。
わたしは、結婚というのは覚悟が必要だと思っています。
その覚悟というのは、「結婚は人生の墓場」という言葉のような腹をくくるようなものではありません。
当然、結婚というのは一人ではできません。必ず相手がいます。
つまり結婚は、直接的に結婚相手を自分の人生に巻き込んでしまう。
さらに、子どもが生まれたすると、その子どもの人生にはより大きな影響を与えてしまうのです。
自分とは違う人間を、自分の人生に巻き込んでしまう。
それは非常におそろしいことであり、ちゃんと計画を立てて、配偶者や子どもらを不自由なく生活させていくことができるかどうかを見極め、その上で決定すべきことなのだと、わたしは考えているのです。
こういう話をすると、大体は深刻に考えすぎだと笑われたり、一人で生活を支えていくわけでないだろうと窘められたりします。
確かにそうなのかも知れませんが、わたしはその覚悟が大事であると思うのです。
だから、「できちゃった婚」なんてありえないことだと思いますし、結婚離婚を繰り返すとか、そういうことも嫌いです。
大事なのはそういう心持ちなのです。
まぁ経験者の方から見れば理想論と笑われてしまうかも知れませんが、これはあくまでもわたしの精神論ですから。
人の生活に関することは、それはもう思想や哲学以上のものです。
いろんな考えがあって、いいんじゃないかと思います。