最近、『ひょっこりひょうたん島』を懐かしく思うようになりました。
1960年代に放送されたオリジナルではなく、1990年代のリメイク版の世代なのですが、あの人形劇を超越した面白さや随所に織り込まれるナンセンスの固まりのような言葉は、わたしにかなりの影響を与えました。
ひょうたん島のもう一つの特徴といえば、歌があります。
ひょうたん島のテーマって、聞いたことが有ると思います。
あの歌もかなり前向きな歌ですよね。
♪苦しいこともあるだろさ 悲しいこともあるだろさ
だけど ぼくらはくじけない
泣くのはいやだ 笑っちゃお すすめ~
って。
ノリの良いメロディと、おちゃらけた歌詞に埋もれがちですが、その隙間に見えるシリアスさは、予想以上に人の心をうつものだと思います。
You Tubeさんで検索すれば、多くの歌を聴くことが出来ますが、特にわたしの好きな歌と言えば、ドン・ガバチョ氏の歌う「未来を信ずる歌」ですね。
♪今日がだめなら、明日にしましょ
明日がだめなら、明後日にしましょ
明後日がだめなら、明明後日にしましょ
どこまでいっても、明日がある
どうですか。かなりのポジティブな内容ではありませんか?
歌い手が、あのドン・ガバチョですから、その意味合いはなおさら陽気になります。
社会的には、おそらく間違っている真理です。
たくさんのえらい人が、「今日できることは、明日にまわすな」といっていますが、わたしのようなヘタレな人間は、のんきで陽気なことに慰めを求めるしかないんですよね。
あー…DVD-BOXを買ってしまいそうです…。
いや、でも。お金ないですなぁ。