さじかげんだと思うわけッ!

日々思うことあれこれ。
風のようにそよそよと。
雲のようにのんびりと。

山梨の夜景

2008-06-29 23:05:19 | 
甲府は盆地です。
つまり、山に周囲を囲まれ、真ん中が凹んでいる。そういう形をしているわけです。
裏を返せば、盆の底から回りを見渡しても、山ばかりということになります。
緑深い木々に覆われた高い高い山ばかりです。
大変難儀な土地柄ではありますが、周囲が高い山に囲まれているからこそ見られる、よい風景があります。
それが、夜景です。
盆地ですから、自然、人が住むところはあまり分散しません。
肩を寄せ合うように住んでいるので、夜の明かりは大変きれいなものになります。
山梨市にある笛吹川フルーツ公園から見下ろす盆地の風景は、新日本三大夜景の一つに数えられているそうです。
まぁこういう土地柄なので、高台からの眺めは格別なものがありますが、わたしがおすすめする盆地の風景があります。

それがですね、国道358号線沿い、甲府市右左口町からの眺めです。
といっても展望台などは一切なく、走る車の窓からちらりとしか見ることが出来ないのですが、具体的な場所を言いますと、こちらになります。

右左口トンネルと、その甲府側しばらくいったところにある日陰山隧道というトンネルがあるのですが、その周辺となります。
じっと眺めるというよりは、ちらりと見えてこそ発揮される美しさと思います。
静岡側から走ってくると、たいそう深い山の中を走ってくるので、そんなおりに町の灯りを見ると「おお、人が生活しているなぁ」と、そんなふうに思える景色なのです。

もし機会がありましたら、ぜひ気にかけてみてください。
いや、でも地味すぎるでしょうかね。

わたし的北京オリンピック注目競技

2008-06-28 21:43:37 | 
あと41日後に迫った北京オリンピックですね。
続々と出場チーム、あるいは選手が決まっていっているようです。
日の丸を背負って…とはいいません。ぜひ悔いのないように戦っていただきたいと思います。

さて、今日はわたしが注目する競技について書こうと思います。
まず北京五輪の競技種目一覧はこちら
まぁメダルが狙える柔道やレスリング、野球や水泳などに目が行きがちなのですが、そこは変人で通っているわたしです。
注目するのは、地味な競技です。地味って言ったら失礼ですね。しかし、ちゃんと見ている素人もいるんだということで。

まず、自転車ですね。
え? 自転車競技はメダル候補ではないかと?
トラック競技はメダルが取れるかも知れないということで注目を浴びていますが、わたしが注目しているのは違います。
ずばり、「マウンテンバイク」(8月22・23日)。
そして、「BMX」(8月20・21日。こちらのサイトさんに、かっちょいい写真満載です)。
前回のアテネ五輪のときだったと思います。
明け方にやっていたマウンテンバイク女子・クロスカントリーにやられてしまいましてね。ずーっと見ていた記憶があります。
BMXは、アテネ五輪にはなかった気がしますから、新しい競技ということになります。
ぜひ、注目してみてください。

それから、テコンドー(8月20~23日)ですね。
前回、アテネ五輪時には日本国内のテコンドー競技団体のお家騒動で、シドニー五輪の67㎏級銅メダリスト、岡本依子(1971~)選手も出場が危ぶまれ、結局、二大会連続のメダル獲得はできませんでした。
Wikipediaによりますと、まだこのお家騒動は片がついていないようです。
見ていて楽しい競技だけに、大変残念ですね。
無事に日本代表の選手を送り出すことが出来るのでしょうか。

射撃(8月9~17日)・アーチェリー(8月9~15日)は本当に地味なんですけど、見ていてあの緊張感がたまりません。
冬季五輪でいうカーリングですかね。
こちらの方も楽しみにしたいと思います。

さて、共通しての心配事が一つあります。
それは、果たして地上波で放送されるのかどうか。
どれもちょっと視聴率は期待できない、でしょうか?
一切、衛星放送対策がない当家。ちゃんと見ることが出来るんですかね。
今から心配しております…。

地理を知らないなんて、もったいない!

2008-06-27 21:45:23 | 
小6の6割が福井や徳島分からず 47都道府県の位置(共同通信) - goo ニュース

国立教育政策研究所は27日、小学6年と中学3年の計約1万6000人を対象に昨年、実施した社会の「特定課題調査」の結果を公表。列島の白地図から全47都道府県の位置を選ぶ小6の問題では平均正答率は54・7%。福井や徳島、宮崎、島根の位置を間違えた児童が6割に上った。北海道が正答率99・8%で最も高く、沖縄97・2%、青森も93・5%と90%を超えた。全問正解した小6は12・7%だった。

どうなんでしょうかね。
実質的「愛国心教育」を目指す日本としては、これは由々しき事態なのではないですか。
文化や歴史、社会構造を語る前に自分たちの国の姿や形を知らねばならぬのでは、と思います。
都道府県の位置と県庁所在地のありかを一般生活に必要のない知識だというのであれば、果たしてほかに何が必要な知識でしょうか。
前にも書きましたが、生きるのに必要な知識を得るのであれば、義務教育総専門化すればいいわけで、そんな教育がよくないというのは考えればよくわかることです。
まぁわたしのヘタレ教育論などはどうでもよい話です。

地理を覚えるには、やはり桃太郎電鉄
一にも、二にも。まずは楽しく学ばなければいけません。
それから、地図帳を眺める。
これは個人的な趣味の範疇でしょうから、考えねばなりませんが、わたしの地理的な強さは小学校時代の地図帳好きに通じていると言えます。
ともあれ、日本を知らぬなど役に立つかどうかはわかりませんが、非常に価値のあることです。
もったいないですね。
ぜひ、役に立たないから…などといわずに、地図を眺めてほしいですね。

ガリガリ君とわたし

2008-06-26 21:51:17 | 
夏の風物詩「ガリ天2008」はじめました - 「ガリガリ君」欲はどれくらい? (マイコミジャーナル) - goo ニュース

ウェザーマップと赤城乳業が提供する夏季恒例の天気予報「ガリ天2008」が、23日からスタートした。体感を科学的に分析し数値化したデータから導き出された指標をもとに、「ガリガリ君」がどれくらい欲しくなるかの指標となる"ガリ指数"が地図上に表示される。

ガリガリ君、人気ありますよね。
わたしは万年歯医者通いの歯痛持ちなので、ああいう氷菓が大変な苦手でして。
かき氷なんかもぜんぜんダメです。
クリーム形状のアイスでも、舌ですりつぶすように食べるのが常です。
ソフトクリームはあまり好きではないので、進んで食べることもまれですね。
自然、暑かったらアイスよりも飲み物に走ってしまいますね。
たぶん人生でガリガリ君を食べたことがあるのは、数える程度ですよ。

ところで、冷たいものを食べて頭が痛くなることを、「アイスクリーム頭痛」というそうですね。
わたしはこの手のものも、長年なったことがありません。
なんか、身体に悪そうではないですか。
熱い湯に入って、クラクラするのと同じように、気持ちのいいものではないと思います。
今年の夏も暑くなりそうですが、わたしの予定ではアイスその他の氷菓は食べる予定はありませんね。

血を吸うのがヘタな蚊

2008-06-24 21:44:55 | 

蚊の話をしましょう。
沖縄ではすでに梅雨が明けたということで、もう直に本格的な蚊の季節がやってきます。
とはいっても、最近はエアコンの発達や二酸化炭素などの温室効果ガスなどを原因として、一年中姿を見るようになりました。
ところで、最近妙なことを感じるようになりました。
何かというと、血を吸うのがヘタな蚊が増えたのではないかと。

蚊という生物は、針を刺すのが大変にうまい生物ですね。
気づかれずに針を刺し、血管を探ります。そして、血が固まらない物質が混じった唾液を注入します。血を吸ったのち、唾液も同時に吸い出し、プイーンとまた飛んでいくわけです。
かゆみの正体は、この唾液にあるらしく、吸血の途中で蚊を退治してしまうとかゆみは激しくなるらしいですよ。
そして、大体の場合、蚊っていうのは知らぬ間に飛んできて、知らぬうちに血を吸って、知らぬままに去っていくものだと思います。
しかし、どうも最近、蚊に刺されるのがおかしいんです。
先日のことです。
さぁ寝るかと布団に入って目をつぶっておりますと、やがてうつらうつらしてきます。
と、そのとき。まぶたにチクンと、激痛ほどではないにしろ、寝入りっぱなの人間を驚かすほどの痛みが走ったのです。
「いっ」というぐらいです。
びっくりしたわたしが、まぶた当りをばしりとはたいて、枕元の携帯を広げて照らしてみますと、手には蚊が張り付いておりました。
しかも、蚊が流したかのように血がえらいことになっていたのです。
なんじゃぁこれは、と。あの痛みは、何のことはない。蚊が皮膚を刺したときの痛みなのかと。
実は、今までにも何度かこういうことがありまして。
一般的に痛覚が少ないと言われる二の腕あたりでも、その痛みを感じたこともありました。

ここ五年ぐらいのことだと思います。
子どもの頃は、こういうことはなかったと思うんですけどね。
あれですかね。今や温暖化が進んで、蚊の世界も軽い人口爆発みたいになっているんでしょうか。
その中で針を刺すのが下手なのも出てきたりしてるんですかねー?


エリートの悲しみと小市民の悲しみ

2008-06-22 22:21:11 | 

ここ最近、週末といえば博物館にいっているような気がします。
ここでは書かなかったんですけど、先々週ぐらいですかね。山梨県立美術館にいって、「開館30周年記念 田園讃歌~近代絵画に見る自然と人間」という企画展を見てきました。
面白かったですよ。図録を買ってしまったということは、よい展示だったんだろうと思います。
ここ最近、日本の農業について危機的状況が騒がれていますが、やはり農業をはじめとする第一次産業は国の根幹だと思いますね。
国土が狭い日本では、人が居住するスペースを確保するために、農地が減っていくのは致し方ないという見方もあるようです。
しかし、やはり農業が絶滅してしまうのはいささか不安ですよね。
まぁその話はいいです。

今日は、県立美術館の向かいにある山梨県立文学館にいって、「芥川龍之介の手紙 敬愛する友 恒藤恭へ」展を見てきました。
今日が展示最終日でした。
さて、山梨県立文学館は、芥川龍之介(1892~1927)関連の資料が豊富なことで知られています。もともと、県立文学館の設立の動機の一つは山梨出身の書店経営者による芥川資料の寄贈だったそうです。
そういうわけで、山梨とはあまり縁がない芥川の資料がたくさんあるわけですね。
また、都留文科大学には芥川研究の大家である関口安義(1935~)さんがいたことも、もしかしたら縁があるのかもしれません。
展示の内容は、その名の通り芥川龍之介と生涯を通じての親友であった恒藤恭(1888~1967)との間で行われた手紙のやりとりを中心に、お互いの心の交流を辿っていくというものです。
企画展としては、07年度秋の「宮澤賢治 若き日の手紙」展に続いての手紙文をモチーフにした展示というわけで、手紙文というのは筆者の内面が生々しいまでに表現されている反面、つれづれなるままに書き付けた内容もあり、一通づつ読むのが苦労するときもあります。
こと、芥川は一高時代はまだ学生らしい若々しさが感じられましたが、大学に入り作家として活躍を始めると、内容は一気に内省的かつ攻撃的なものになります。
親友である恒藤に宛てた手紙であるからこそ、赤裸々に綴られた芥川の心は、繊細で孤独におびえておりましたが、同時に非常にとげとげしいものでもありました。
その内容は、同時代を生きた宮澤賢治(1896~1933)と保坂嘉内(1896~1937)のやりとりとは、まったく違うものです。
エリートゆえの苦しみってやつなんですかね。
恒藤はのちに、法哲学者として京都大学教授となりますし、芥川は生前から認められた大作家でした。
孤高の農業指導者だった賢治、地方官吏であった嘉内とは、大きく違う人生を歩んだといえましょう。
賢治と嘉内のやりとりは終始、田舎らしいわびしさが漂いますが、恒藤と芥川には現代的なもの悲しさを感じました。

小市民には小市民の、エリートにはエリートの悲しさがあります。
つまり、この世は悲しみと共に生きねばならないということなのでしょうか。


変わったサイズのブックカバー

2008-06-21 23:02:47 | 

そういえば、前に『ナルニア国物語第2章 カスピアン王子の角笛』を見てきたという話をしましたね。
そのときの話です。
映画館といえば、ただ映画を見るだけが楽しみではありません。
パンフレットやサントラCD、あるいはマスコットのキーホルダーなどを買ったりするのも楽しみの一つですね。
『ナルニア』を見に行ったとき、ふとショーケースを見てみたら、ナルニア国の地図をモチーフにしたブックカバーが売っておりました。
わたしはまぁ趣味は読書であると表向きは言っておるので、本を読んでいるつもりなのですが、そのときはブックカバーを利用しております。
不要な汚れをつけたくないということもありますし、読んでいる本を知られたくないということもあります。
文庫本のブックカバーはあるんですけど、ちょっと大きめの新書サイズのブックカバーを探していたんですよ。
探せばあるんですけど、なかなか気に入ったものがなかったんですよねー。
そんなおりに見つけたのが、このナルニアのブックカバーだったんです。
見た限りでは、どうやら文庫サイズではなさそうだと。
大きさも、新書サイズのように見える。
デザインはまぁ、少し安っぽいけど面白い。
じゃあ買おうじゃないかということになりました。
そして、うちに帰ってからさっそく取り付けてみようじゃないかと、適当な新書を持ってきて合わせてみたんです。
そしたら、驚いたことにぴっちり。ぴっちり過ぎて合わなかったんです。
つまり、外面のサイズは新書なんですけど、内側のポケットの大きさが合わないんですね。
何だよ、じゃぁこれは文庫なのか?と思って、文庫に合わせるとやはり文庫では大きい。
じゃあ何の本に合わせるかと思ったら、何と漫画本にジャストフィット。
漫画本にカバーかけますか、普通。
何で、こんな半端な大きさにしたのか。
欧米仕様にしたんですかね。
ペーパーバックやハードカバーが主な欧米では、あまりブックカバーは必要ないような気もするんですけどね。

うーん、謎です。
漫画本サイズのブックカバー…か。


日本一低い山

2008-06-20 21:36:52 | 

低さ日本一 天保山 あす5万人記念登山(産経新聞) - goo ニュース

標高4・53メートルの日本一低い山「天保山」を訪れた人に「登山証明書」の発行を続ける天保山山岳会の発行枚数が通算5万枚に到達するのを記念した登山大会が21日、大阪市港区の天保山で行われる。

まずはおめでとうございます。
何であれ、膨大な数の何かを裁くというのは大変なことです。
発行料一枚10円というのは、抜け目のないところですが、ということは実際に天保山を訪れた人はもっとたくさんいるということなんでしょう。

あれなんですかね、これほど「日本一」にこだわる国民性ってのは、日本ぐらいのもんなんですかね。
よしにつけ、悪しきにつけ、たいそうこの国で一番のものを追い求めます。
いえ、それはとてもいいことなんですけどね。
ほかの国のことが少し気になったんですよ。
イメージとしては中国やアメリカ、ロシアなどの大国はそういうのがうるさそうですね。
ヨーロッパ諸国は独自の世界観がありそうで、そこらの感覚は日本に近いものがあるかもしれません。
ポリネシアやアフリカなんかのんびりして、他人事のような感じがしないでもないですね。
いや、これこそステレオタイプ。わたしの思いこみですね。
何でも、一番であることはすばらしいことだ思います。
あ、もちろんポジティブな意味で。
ネガティブでも、いかにポジティブな意味合いにもっていくかが大事ですね。


本屋、林立。

2008-06-19 22:10:26 | 
そうそう、先週に話をしたロックタウン山梨中央にいってきましたよ。
ホームセンターがないだけで、あとは何でもそろうって感じですね。
食料品はもちろん、医薬品、服飾、本、電化製品。必要なものは、取りあえずそろいます。外食施設も多く、和食を中心に食べることが出来ます。

特に本屋の品揃えは、結構なものです。
戸田書店は、静岡に本社を置く全国58店舗を展開する大きな本屋です。
山梨には、この山梨中央店が初出店のようです。
本屋不毛の地である山梨ですから、最近はあちこちの大手本屋が、SCのテナントとして進出してきているようですね。
県下最大の規模を誇る朗月堂
教科書・参考書などの品揃えが豊富で、学生の味方である柳正堂。
郡内地方を中心に展開するブックス加藤。
山梨にもいろいろ本屋があるんですけどね、品揃えでの太刀打ちはなかなか難しいところですね。
まぁその、わたしは消費者としてほしいものをほしい場所で手に入れるだけですので。
どちら様もぜひ、がんばっていただきたいですね。

世界一長い写真

2008-06-18 21:58:40 | 
世界一長い写真がこの夏公開 ギネス認定、145mの作品(共同通信) - goo ニュース

ギネスブック認定「世界一長い写真」を今夏、東京で見ることができる。長さ145m、幅35・6cm。継ぎ目のない印画紙に焼き付けた作品で、日本カメラ博物館(千代田区)が8月31日までの特別展で公開している。愛知県高浜市の男性(81)が00年12月、県内の高校で撮影した。手製の回転パノラマカメラを円の中心に設置、円周に並んだ約650人の生徒を収めた笑顔満載の青春絵巻物だ。

いや、いい話ですね。
こんな記念に残る写真は、なかなかありませんよ。
写真といえば、わたしは写真に写るのが大の嫌いでして。写っている写真はあまりないと思います。
集合写真は、まぁ致し方なし。これが空気を読むということだと言い聞かせて、我慢して撮ってきたと思います。
この歳になっても、変わらず写真に写るのは嫌いですね。
見るのは好きなんですけどねぇ。