さじかげんだと思うわけッ!

日々思うことあれこれ。
風のようにそよそよと。
雲のようにのんびりと。

「わたしも、行きます」

2007-06-30 21:15:53 | 
中江真司氏が死去 ナレーター、声優(共同通信) - goo ニュース

うう、更新二回続けて、悲しいお知らせをしなければなりません。
フジテレビ系で放送されていた『トリビアの泉』で名ナレーションをしていたことで知られる、中江真司(1935~2007)さんがお亡くなりになったそうです。

わたしの中で、中江真司さんといえば、やはりフジテレビ系だった『とんねるずのみなさんのおかげです』(1988~1997)内で放送されていた「仮面ノリダー」のナレーターの印象が強いんですよね。
そのころのわたしは、まだほんの子どもでしたし、『仮面ライダー』のパロディということも理解しきっていなかったでしょう。
しかし、妙に印象に残っているんですよね。
あの独特な質の声と角張った真面目な口調を、ジョッカーのみなさんが塗れた床で滑って転んだときなどに聞くと、ぷっと笑ってしまいました。

それから、『トリビアの泉』の最後に、告知が入ると「わたしも買います」とか「わたしも行きます」とかいうんです。
細かいんですが、それが面白かった。
「ぜったいうそだよ」とか思うんですけど、真面目な演技ですから、そのギャップに思わず「ぷ」と微笑んでしまう。

中江さんの質と口調を継ぐ人は、けっこう出てくると思います。
でも、そこらを継承しつつ、また別の色のナレーションを、後継の人にはして欲しいと思います。

ベンワー、死す。

2007-06-28 21:10:45 | 
ベノワ選手 自殺は薬物摂取原因か(スポーツニッポン) - goo ニュース

大変、がっかりするニュースが入ってきました。

大学時代に、アメリカのプロレス団体WWEに仲間内で大はやりしました。
マニアというわけではなく、ファンというのもおこがましい。
しかし、当時テレビ東京で放送していたWWEの番組を、毎週楽しみにしていました。
昨日の友が、今日になっていきなり敵になるというような、突然コロリとストーリーが切り替わる不自然さ。しかし、それに見入ってしまうだけの強烈なキャラクタをもったレスラーたち。
しかも、リング上での戦いは迫力に満ち、ひいきのレスラーが出てくると、手に汗握るほどでした。
卒業後、とんとご無沙汰していました。

ところが、ひょんなことから先述のひいきであったというレスラー、“ラティーノ・ヒート”エディ・ゲレロ(1967~2005)さんの死を知ったのが、去年の秋のこと。
そして、昨日飛び込んできた、衝撃の事件。
クリス・ベンワー(1967~2007)さんの死は、それはそれはショックでしたよ。
…引き際は決してきれいとはいえませんし、人間としても否定的な見方しかできません。
が、しかし。
やはり、冥福を祈らざるを得ません。
…祈りたいと思います。

夏のカーリング

2007-06-27 21:47:09 | 
カーリングのゲームを手に入れました。
手に入れたのは10日ほど前ですが、ゲームを開いたのは昨日です。

実は、一ヶ月ほど前にニンテンドーDS Liteというものを手に入れました。
つい数ヶ月前までどこを探しても品薄だったのに、4月ぐらいからだったでしょうか。突然、各店の在庫が潤い始めたのです。
その手の情報には疎いので、どうしてそうなったのかはわかりませんが、「おお、いきなりだぶつき始めたなぁ」と思いました。
それでも、買うには決定打が無く、優先度は低いままでした。
それがどうして買うことを決めたかといえば、やはり「桃太郎電鉄」がキーになりました。

数量限定で、「桃太郎電鉄DS TOKYO&JAPAN ニンテンドーDS Lite クリスタルホワイト同梱版」という商品が売られていました。
山梨では、あまり縁がないかなぁと思っていたのですが、たまたま行った店に売られているのを発見したのです。
買うか、買うまいかと悩み、もし2週間後に来て、まだ買い手がついていないようだったら買うかという、実に中途半端な約束を決めたのでした。
かくして、2週間後。無事に買い手がついていなかった「同梱版」を、わたしは約束通りに買ったのでした。

「桃太郎電鉄DS」の話は後日するとして、カーリングの話です。
DSのソフトに「(社)日本カーリング協会公認 みんなのDSカーリング」というのがありまして、それを買ったんですね。
カーリングの器具からルール、基本戦術までを分かりやすく解説してくれます。
まぁゲームですし、実際の競技とは雲泥の差があるのでしょうが、カーリングの戦略性を楽しむには十分です。
ある程度の変化が予測できて、ブラシの出番も少なかったしますが、作戦の立て方や裏のかき合いなどは、パズルかテーブルゲーム感覚。
ちょっとはまりそうです。
ルールも戦術もわかって、これで冬場にカーリング中継でもあれば、ものすごい楽しるのでしょうが。
いずれ、本物のカーリングにも触れられればいいなぁと思います。

寝違えた首。

2007-06-26 21:02:39 | 
首を寝違えました。
久しぶりです。それほど、寝相が悪い人間ではないので、めったなことで寝違えたりしないのですが、なぜか寝違えてしまいました。
おかげで、一日中ひどいもんでした。
しかも、携帯は家に置いていくし。いや、こちらの方は一ヶ月に一度は置いていくので、よくあることなのですが。
しかし、こうも調子の悪いことが連鎖すると、気分がクサクサしますね。
というわけで、今日はさっさと眠ってしまおうと思います。
そうすれば、何かいいことあるかなと思うんですよね。

わたしは運命論者ではありませんし、目に見えないことは信じない質ですが、「流れ」というのはあると思います。
バイオリズムってのとは、また違うんですよ。
「生活の流れ」ってんですかね。
川の流れのように、洪水を起こすこともあれば、枯渇することもある。
しかし、川と違うのは、因果がないんですよ。溢れたり、乾いたりすることに、理由がないんです。
不思議なものですよ。そんなものに翻弄されるってのは。
なるべくなら、そんなもんに左右されずに生きてみたいものです。

富士サファリパークにいってきました。

2007-06-25 21:27:09 | 

もう先週の話になりますが、日曜日に早起きして、静岡県裾野市にある「富士サファリパーク」にいってきました。
目的は、ライオンの赤ちゃんとの記念撮影です。
…もちろん、わたしのようなムサくてかっちょわるい男が、そのようなロマンチックなことを考えるはずはありません。
…まぁ、その。付き添いです。ほんの付き添い。

普通の動物園は、昔から馴染みが深いのですが、こういうサファリパーク形式の動物園ははじめてでした。
行ってみれば、なかなか愉快な動物園。
サファリコースだけかと思いきや、意外と多くの施設があって、一日いても飽きないところでした。
あの有名なCMソングも嘘ではありませんでした。
サファリコースの動物たちは、本当に近いんですね。
マイカーではなかなか味わえませんが、専用バスによる周遊は、きっと迫力満点。小さい子なら泣き出してしまうほどでしょう。

そんなわけで、今日はその写真を載せましょう。
「富士サファリパーク・ライオン間近」です。


15.国母

2007-06-24 20:33:15 | 山梨観光マップ

今年の4月26日、JR東海からある発表がなされました。
「リニアモーターカー式中央新幹線」の開業時期目標を、2025年に定める。
というのです。
ガビーン。
2025年といえば、わたしは50歳目前になっているでしょう…。なかなか長い道のりですね。
ところで、今回紹介する国母駅は、将来の新甲府駅になるという噂があるのですが…。
それを見越してのことか、国母地区の開発が異様なスピードで進んでいるように思います。
しかし、当の国母駅はバリバリの無人駅。今日も、庶民の足として活躍しています。

国母 kokubo

物 件

種 別

価 格

収益率の変化

1段階

2段階

3段階

横浜ラーメン

食品

1000万

50%

60%

70%

スーパーマーケットチェーン

商業

3000万

?%

?%

?%

新鮮市場

商業

8億

3%

4%

5%

総合催事場

商業

18億

2%

3%

4%

精密機械工業団地

工業

150億

1%

2%

3%


新鮮市場は、山梨県民の胃袋。山梨の台所。「甲府市中央卸売市場」さんです。
青果・水産を扱っている市場ですが、その取扱量は年々減少傾向にあるようです。
総合催事場は、「アピオ」さん。
まぁ実は相当距離が離れているのですが、物件がかなり寂しいので、無理矢理登場を願いました。
精密機械工業団地は、「国母工業団地」さんです。
上記の市場は甲府市、工業団地は昭和町に位置しており、それだけでこの国母という土地の特殊性が伺うことができます。
実際は、食品も扱う工場があるのですが、わたしの中では精密機械の印象が強いんですよね。

さて、来週は、
2万発の神明の花火大会!
市川大門です!


どきどき謙信。

2007-06-23 21:49:42 | 
わたしがNHK大河ドラマを見るのは、大体土曜日です。
特に理由という理由はないのですが、日曜日に見るのはあまり好きではないのかも知れません。
先週日曜日放送分の「風林火山」に、はじめて長尾景虎(のちの上杉謙信)が登場するというので楽しみにしていたのですが、上記の事情やちょっと出かけていたこともあって、見ることができませんでした。
そこで、今日見てみました。

実は、今年の大河ドラマは、わたしは非常に面白く見ています。
大河ドラマを見始めて、まだ10年ちょっとになります。
わたしが見始めたきっかけは、96年大河ドラマ「秀吉」がとても面白かったことでした。
それから、なるべく見るように努力しておりましたが、いつの頃からか「ふむ」と唸る作品が目立ってきました。
悪くはないんだろうけど…という作品ですね。
で、めっきりと見なくてもいいかなぁと思うようになってきたのですが、「風林火山」は見たいと、わたしの中で思える作品になりました。
まぁ地元びいきというところもあったのでしょうが、でも面白いです。
キャストがいいんでしょうかね。それとも、馴染みの深い人たちが主役だからでしょうか。
そんな「風林火山」の中で不安だったのが、上杉謙信(1530~1578)でした。
もっといえば、謙信を演じる役者さんでした。

去年のある朝でした。報道番組内の芸能コーナーで、上杉謙信役がアーティストのGacktさんになったというではありませんか。
ガビーン。
ちょっと待っておくれと、わたしは思いました。
え? 上杉謙信が、Gacktさん? 
謙信といえば、戦国最強級の武勇を誇る剛将です。自らを「毘沙門天」の化身と信じ、不義を正すための戦いを繰り返した越後の竜です。
そのようなゴツイ武将が、Gacktさん?
ガビチョーン。
わたしの中の謙信のイメージから、いたくかけ離れていましたので、非常にショックを受けたわけです。
今までは、重厚な演技をする役者さんばかりで、近年まれに見る硬派な劇でしたのが、一体Gackt謙信の登場でどう変化するのか。
期待…というよりは、不安だったわけです。

で、感想です。
あれ、ちょっと影絵仕立ての立ち回りはそんなんでもないけど、Gackt謙信自体はあまり違和感がない。
むしろ、若かりし頃の謙信って、こんなんだったのかもと思うほどでした。
何か、髪がすごい長いようでしたけど、鎧がかっこよすぎて、兜もつけてなかったけど。
でも、思ったより違和感は…そう、思ったよりはなかったです。

川中島でどういう感じになるのか。
よくあるイメージで、謙信が白頭巾をかぶっているものがありますが、1561年時点ではまだ出家前ですので、かぶらないものと思われます。
しかも、31歳というわけで、意外と若い。
下手すると、またかっこよい鎧を身につけ、兜もかぶらずに登場し、一騎打ちを行うのか。
興味と不安は尽きません…。

夏至の日に、雨。

2007-06-22 23:03:06 | 
今日は、夏至でした。
夏至というのは、昼間がその年で一番長くなる日でした。
実際、日々の生活にはあまり関係がありませんが、なんか重要な日に思えてしまうのが日本人ということなのでしょうか。
だから、せっかくの夏至なのに雨が降ると、けっこうがっかりします。

ところで、夏至の反対である冬至には、ゆず湯に入り、かぼちゃを食べるという習慣があるのですが、夏至はこれといった習慣がありません。
ところが、関西ではたこを食したり、地域によっては「いちじく田楽」なるものを食べるところもあるようです。
なんぞやと調べてみましたら、いちじくを焼いて、白味噌を塗ったものだそうです。
想像しにくい味ですね。
また、三重県の方では「夏至祭」なるものがあるそうです。
うーん、所変われば品変わる、ですね。

…まぁ、夏至はもうすぐ終わってしまいますが。
これからは、冬に向かってまっしぐらってことですかね。

ビリー・ブランクス、来る。

2007-06-21 21:07:03 | 
ビリーが来日、ダイエットDVD大人気(日刊スポーツ) - goo ニュース

ビリー・ブランクス(1955~)さんが、昨日から来日しております。
残念ながら、わたしの周囲には「ビリーズブートキャンプ」に入隊した人はいないみたいですが、何でもその成果は確かなものらしく、DVD・ビデオセットは1000万部を突破したそうです。
大変な人気ですね。
一週間で確実な成果を残すということで、よほどの自身があってか、通販元のショップジャパンでは5,000円キャッシュバックキャンペーンをしています。

面白いのは、ショップジャパンのCMで、ビリーさんが「気合いだ」といいながら、ボクササイズをしているところですよね。
一体、どういう意訳をすれば、「気合い」になるのでしょう。
気合いってのは日本特有の言葉で、欧米語に直しにくいと思ったんですが…まぁ、英語が弱い人間ですので、しょうがないですね。
何回聞いても、ヒアリングできませんし。
はぁ、こんなところで自分の英語力のなさを痛感することになろうとは…。

五十

2007-06-19 21:49:17 | 『おなら小説家』
恵美はようやく日本に着いた。
一週間のつもりが、急なことで三日ほど延長してしまった。そのことは、電話で伝えたはずだが、どうも草田男の様子がおかしかった。
ほんの些細な変化に気がつかない恵美ではない。
しかし、すぐに帰るというわけにはいかなかった。引き受けてしまったあとに連絡したのは、恵美の落ち度だった。
うかつだった。
彼女は、草田男が一人で生きているだろうと思いこんでいた。しかし、そうではなかったのである。
それに気がついたのは、滞在延長の連絡をしたあとだった。
それを表に出して心配するほど単純ではない恵美は、今日まではらはらしながらも勤めを終えて、日本に帰ってきたのであった。

家に着いた。
心は落ち着かないが、動作はあくまでも平素を装う。
ただいま、と玄関を開けても、出迎えはない。
恵美はどきりとした。
草田男が出迎えをしないことは珍しいことではないのだが、事情が事情だけに、そんな心持ちになったのだった。
玄関をあがり、荷物をとりあえず居間に置いて、奥の草田男の書斎に行く。
こんこんと戸を叩いてみるが、返事がない。また、どきりとする。
取っ手を回し、押し開ける。
そこには、ひたすら机に向かう草田男の姿があった。
いきなり入ってきた恵美に、やっと気がついた草田男は、おお。おかえり、と一言述べたきりであった。
恵美は、そんな草田男の様子を見て、ほっと胸をなで下ろしたのだった。