さじかげんだと思うわけッ!

日々思うことあれこれ。
風のようにそよそよと。
雲のようにのんびりと。

早2年半前…。

2008-05-31 22:31:47 | 

今日、映画を見てきましたので、その感想を書きたいと思います。

何の映画かといいますと、『ナルニア国物語第2章 カスピアン王子の角笛』です。
実は、こことは違う場所で日記的なブログをやっているんですけど、そのキャンペーンで鑑賞券が当たるというので応募したら、当たったのです。
一作目も見たんですが、2005年のことのようですから、早2年半前。
びっくりですねー。時の流れの早さに…。

あまり内容について詳しい話はしないつもりですが、アスラン無敵説は実証されました。
といっても、アスランは"神"ですから、地上の何人も彼を超えることはできないんですけどね。
わたしは『ナルニア国ものがたり』は未読なのですが、実は大学の授業の教材となったときがありまして。そのときの授業は、確か「生涯学習論」で、どういう脈絡で『ナルニア』が教材となったかはわからないんですけど、きっと宗教関連…いや、"成長"という観点で語られたんだと思います。
ただのファンタジー小説だといえばそうなんですけど、わたしにはそういうわけでファンタジーというよりは、どこがどう宗教的事物と置き換えられているかが注目だったわけです。
作者のC・S・ルイス(1898~1963)が敬虔なクリスチャンであったことは、有名ですね。小説家というよりも、むしろ神学者としての方が顕著な業績があったようです。
わたしは詳しいことはよくわかりませんが、アスランが"神"を象徴していることは理解できます。
それまで劣勢だった虐げられしものたちは、アスランの登場によって、まさしくあっという間に救われます。
その力は、まさしく神そのもの。
危うく、もし神がアスランのようであるなら、キリスト教でもいいかなとすら思ってしまいました。
でも、ルーシーほどに彼を信じることができるかといえば、それは難しいですね。
目に見えない事物を信じることは、いかに難しいことでしょうか。

さて、感想らしいことを書いてませんでの、感想を。
面白かったですよ。特に、「一の王 ピーター」の一騎打ちは最大の見所でしょうか。
それから、アスラン登場後のナルニア側の猛反撃。
『ロード・オブ・ザ・リング』のときもそうでしたが、劣勢から起死回生の大逆転というのは、非常に興奮しますね。
小さい頃に見た『ぼくらの七日間戦争』の影響ですかねぇ。

ちょっとでも興味がある人は、ぜひ。宗教を抜きにしてももちろん楽しめますが、日本人には取っつきにくく、理解しがたい面もあるかもしれません。
それから、これ一本で楽しめるかといえば、そうとはいえません。
『ナルニア国物語第1章 ライオンと魔女』での予習は必須ですよー。


文化は文化。

2008-05-30 20:57:09 | 
橋下知事「インテリぶったクラシックよりお笑いが定着」(朝日新聞) - goo ニュース

大阪府の橋下徹知事は30日の部局との公開議論で、改革プロジェクトチーム(PT)が補助金廃止を打ち出している大阪センチュリー交響楽団をめぐり、「行政に携わったり、財界の人だったり、そういう層は、ちょっとインテリぶってオーケストラだとか美術だとかなんとか言うが、お笑いの方が根づいているというのが素朴な感覚」と発言した。同楽団は府文化振興財団が運営している。

いや、四日連続新聞からの引用もどうかなと思ったんですけどね。
ちょっと聞き捨てならない言葉なので取り上げさせてもらいました。
この発言はほんの一部ですから、橋本さんの真意は理解しきれないところではあるのですけどね。
橋本さんはがんばっていると思いますよ。まさに、死にものぐるいで借金を返済しようとしているとことはよく伝わってきます。

しかし、この発言はいけません。
これは橋本さんの主観以外の何物でもありません。政治的信念とか考察とか哲学とか、尊重すべきものではないと思うんですよね。
実際はどうなのかわかりませんよ。確かに、オーケストラといったものよりもお笑いの方が観光資源としてはよいかもわかりません。
文化としてとらえれば、美術や絵画、芸能のうちどれがよくて悪いかなどと格付けを目的とした発言とするなら、これはいけませんね。
お笑いを生かして、音楽や美術が淘汰されるのであれば、これほど本末転倒なことはありません。
同じ文化なのです。
どちらかにしわ寄せがくるような政策は、わたしは賛成できませんね。
生かすも、殺すも、どちらも両方がいいと思いますね。

とはいいつつ、橋本さんの果敢なる戦いは応援しております。
逆風はあまりにも強いでしょうが、がんばっていただきたいですね。

ネパール、共和制への道

2008-05-29 20:59:48 | 
ネパール制憲議会で王制廃止決定、240年の歴史に幕(読売新聞) - goo ニュース

【カトマンズ】ネパール制憲議会が28日夜(日本時間29日未明)招集され、政体を連邦共和制とする宣言を採択して、240年続いた王制の廃止を正式決定した。

歴史って感じがしますね。
ネパールにとっては、間違いなく歴史に刻まれるべき出来事でしょう。
あれですかね、日本で大政奉還(1867)が行われて、王政復古の大号令が出された(1868)ときも、欧州諸国はこんな感じだったんでしょうか。
何とも、不思議な感覚ですね。

さて今後、ネパールは共和制に移行するわけですが、これはもしかしたら難しいことなのかも知れません。
共和制といえば、わたしの中ではフランスなのですが、そのフランスは1789年にフランス革命で第一共和政が成って以降、現在まで王制と共和制を行ったり来たり。
現代の共和政は、何と第五。
いかに政体の維持が難しいことかということですよね。

しかし、極めて平和的な方法で王制から共和制への移行を成功させたネパールです。
きっと理想とする政治が行われることを信じております。

無為な日々と梅雨

2008-05-28 20:56:21 | 
九州南部と四国が梅雨入り(朝日新聞) - goo ニュース

気象庁は28日、四国と九州南部が梅雨入りしたとみられると発表した。四国は平年より7日早く、昨年より16日早い。九州南部は平年より1日、昨年より4日それぞれ早い。

もう梅雨の季節ですね。
ということは、単純にもう直に2008年の半分が過ぎてしまうわけですね。
早いもんですねぇ。無為な日々を過ごしていると、あっという間です。
仕事が忙しくてもあっという間、怠惰な日々でもあっという間。
あっという間です。
あー、でも生活を充実させる術もわたしは知らないんです。
わかっているのは、わたしが無為な日々を過ごしていることだけ。
それ以外は、何もわかっていないんですよね。

横浜、自力優勝消滅ぅ~?

2008-05-27 20:50:20 | 野球

大矢監督丸刈り効果?横浜連敗ストップ(スポーツニッポン) - goo ニュース

【横浜9―5オリックス】丸刈り姿でナインを迎えた横浜・大矢監督の笑顔がはじけた。4点差をひっくり返しての交流戦初勝利に「暑かったのでさっぱりしようと思った。打線がよく奮起してくれた」と安どの表情だった。

えー、ちょっと野球から目を離しているすきに、衝撃的なニュースが飛び込んできました。
何と、「横浜、自力優勝消滅!」
ガビチョーン。
は、早い。まだ、五月なのに…。リーグでの自力優勝する可能性が消滅するなんて。早すぎる…。
今、『プロ野球チームをつくろう!』(SEGA)というニンテンドーDSのゲームをやってるんですけどね、そのゲームのようです。
はあ…まだ、プレーオフというありがたい制度がありますので、懲りずに見守っていきたいと思います。
大矢明彦(1947~)監督も好きな監督なので、ぜひめげずにがんばってほしいと。
選手の方は、どうもベテランばかりの活躍が目立ちますので、若手の方もぜひ奮起してほしいですね。

まだシーズンは終わっておりません。
がんばっていきましょう!


民主党、10秒チャージで朝飯だ。

2008-05-25 20:56:55 | 
あまり、政治的な話には言及しないようにしているんですけどね。
含蓄のある話ができる自信もないし、何せ政治的見識が乏しいですから。
選挙で投票するときもあまり考えずにいって、メディアからの少ない知識を動員して判断する始末です。
厳密に、公約やらマニフェスト等を熟読するようなことはありませんし、街頭演説などに足を止めることもありません。
だから、そういう人間のいうことだと思って、聞いてやってください。

わたしはここ数ヶ月の政治的な混乱の、暫定税率や長寿医療制度の問題には、実はある程度の理解を示しております。
双方とも、大事なことなんですよ。道路の整備も大事だし、その維持・保全にもお金がかかるわけです。
国道358号線が土砂崩れで片側通行となっていますが、その復旧には2年間2億円がかかるそうです。
いや、この試算が正しいかどうかは別の話なんですけどね。
昼も夜も誘導員が常駐して、手動で信号機を切り替えていたりするんですが、それを見ているだけでもお金がかかるなぁと痛感するわけですよ。
お年寄りの方には失礼な話ですが、2050年には高齢者お一人を勤労者二人で養っていかなければなりません。
長寿高齢者など、今は弱いものいじめだというかも知れませんが、いずれその時が来れば、間違いなく勤労者側から不満が爆発するのは、これは目に見えます。
それまでにいかに高齢者に対する財政策をうまくするかが大事だと思うんです。
政治というのは千変万化するもので、そのときの社会情勢によって左右されます。
昔や今こうだから、未来もこうなるはずだというのは、これはうまくいかないはずです。

ところで、わたしは思うんですよ。
何で、こんなに国民が政治不信に陥っているのか。
それは、法律とか施政とか、そんな表面的なことではないんですよ。
本当は国の政治に携わる人間たちが勝手なことをして富んでいるのに、なぜ国民にばかり痛みを強いるのかってことなんだと思います。
もっと、削るべきところはあるんではないかと。
そういうことでしょう?
霞ヶ関埋蔵金など噂がありますけど。
実際節約しているかどうかわかりませんけど、それが表に現れてこない限り、きっとこの政治不信は続く気もしますね。

なんか、朝食の話など見ましたけどね。
いやいや、朝食ぐらい家で食ってこいやとわたしなんかは思うんですけど。
まぁわたしは政治家や官僚の大変さを知りませんから、もしかしたら食う時間すら惜しいのかも知れません。
まぁ…百歩譲って「ウイダーインゼリー」でどうですか。
10秒チャージ。
政治家の方々にぴったり。民主党公認食でどうですか。

と、いいたいことをいってすっきりしました。
誤った認識などありましたら、申し訳ありません。なにとぞ、ご容赦下さい。

ミレニアム懸賞問題の日

2008-05-24 21:11:02 | 

わたしが大体、その日付の何かを書く際は、Wikipediaさんを参考にさせてもらうことが多いのですが、今日もまた見つけましたよ。

「ミレニアム懸賞問題」。
確か、そのときには聞いた気もするんですが、よく覚えていません。
これは懸賞問題なんですけど、その実は難攻不落の数学問題らしいのです。
アメリカにクレイ数学研究所というところがあります。
マサチューセッツ州ケンブリッジにある、数学の発展と広めることを目的とした民間施設だそうです。
その研究所が、21世紀目前の2000年の今日、「ミレニアム懸賞問題」と称した七つの数学問題を発表したのです。
すなわち、

P≠NP予想
ホッジ予想
ポアンカレ予想
リーマン予想
ヤン-ミルズ方程式と質量ギャップ問題
ナビエ-ストークス方程式の解の存在と滑らかさ
バーチ・スウィンナートン=ダイアー予想

を指します。それぞれに、実に百万ドルという大金が懸賞金としてかけられました。
このうち、③ポアンカレ予想はロシアの数学者グレゴリー・ペレルマン(1966~)によって証明がなされたようです(2003年)。
小学生の算数すら手に負えないわたしには、これらが何を求めようとしているのかさえわかりません。
それぞれの記事を見ても、チンプンカンプンです。
日本語さえ理解できないのですよ、まったく。
理解できないということは説明すらできぬということで、ぜひリンク先を参照に考えてみてください。

本当。記事を読んで理解できる人がおりましたら、それでさえわたしは尊敬してしまいますねー。


好きな戦国武将は?

2008-05-23 21:40:59 | 
好感が持てる日本の戦国時代の武将ランキング - goo ランキング


わたしの書くものに戦国時代に関する事柄が多いのは、わたしが戦国時代好きだからです。
歴史学者のような本格的なものではありません。
山梨が、ほかの時代に取り柄ないというのもあります。
戦国以降、山梨は武田信玄(1521~1573)の徳をもって治められた時代を心の拠り所にしてきました。
けっこう、これは核心を突いていると思うんですけどね。
わたしも信玄は好きですよ。織田信長(1534~1582)やその薫陶を受けた羽柴秀吉(1537~1598)、徳川家康(1543~1616)と比較すれば、その前時代性は否めないと思いますが、それでも山梨という奥深い山国に生まれたことを考えれば、超人的といえるかも知れません。

ところで、好感が持てる武将ということで、gooランキングから引っ張ってきましたが、さすがに知名度が高い武将が並びました。
大名級の武将が並んだ中で、竹中重治(1544~1579)だけ毛並みが違い目を引きますが、好感が持てるというのはなかなか難しいお題ですね。
単純に、「好きだ」というなら簡単なんですけどね。
信玄は尊敬に値する人物ですが、好きかどうかといわれればまた違いますね。
個人的には、武田二十四将の原昌胤(1531?~1575)が好きなんですけど、どんな人物であるかはまた後日話をすることにしましょう。

アリンコが、溶けるアイスに溺れ死に。

2008-05-22 21:19:13 | 
最近の原油高や運動不足も考慮して、最近自転車通勤に精を出しているんですよ。
そんな本格的なものでもなくて、雨が降っていたり、帰りには雨が降りそうかもなんていうときは無理をせずに、ほいほいと車で行きます。
もともと、山梨は公共交通機関が発達しにくい国柄でしたから、電車やバスで通おうとは元より頭にはありませんでした。

今日の帰りのことです。
ちょっとした買い物をするというので、いつもとは違う道を帰っていました。
ある交差点は、丁字路になっているのですが、そこの信号が長いんです。高校の頃通い続けた道でしたので、懐かしいなぁと交差点の流れを見ておりました。
交通の便が大変良いところで、車の交通量も多いですし、体操服のままで帰宅する中学生や大人びた格好をした高校生らが盛んに行き来するようなところでもあります。
わたしがその交差点で信号待ちをしておりますと、ふと足下に何かが落ちていることに気がつきました。
足下に落ちているからといって、犬のふんなどではありません。

誰が落としたのか、モナカのアイスが落ちていたのです。
食べている途中に誤って落としたのか、あるいは単に飽きたから捨てたのかはわかりません。どういった事情があるのか、わたしには知るすべはありません。
ただ、そのモナカアイスは端の方の三分の一ぐらいで、片側はモナカで閉じられています。もう片方からバニラのアイスがのぞいていて、折からの太陽の熱をたっぷりと吸収したアスファルトによって、すでに相当量が溶け出していました。
でもアイスは全て溶けていたわけではなさそうなので、時間はそれほど経っていなかったのかも知れません。
それでも溶け出したアイスには、すでに多くのアリが群がっておりました。
溶けた白いアイスの上に黒い粒がぽつぽつと浮かんでいるのに気がつきました。目をこらすと、それはどうやらアリらしい。
つまり、アリが溶けたアイスに溺れて死んでいたわけですね。
アリは甘いアイスに誘われて近寄ってきたようでしたが、アイスは溶けて、アリはアイスに溺れ死んだと。
見れば、アイスは少しづつ迅速に溶け出して、盛んに回りを囲むアリを押しつぶしていきます。
なんだか、象徴的なものを見た気がしましたが、何がわたしの脳裏に閃いたのかはわかりませんでした。

そんな今日の帰り道でした。

ダチョウといえば、上島さん

2008-05-20 22:17:13 | 

ダチョウなど、大地震前に異常行動=予知研究の動物園で確認-中国(時事通信) - goo ニュース

【香港18日時事】香港紙・東方日報は18日、動物の行動観察による地震予知を研究している中国広東省の深セン野生動物園で、12日午後に四川大地震が起きる直前、ダチョウが集団で狂ったように走り回るなど異常な現象があったと報じた。

わたしが気になったのは、記事の内容ではありません。
わたしの脳内変換です。

「ダチョウ」「異常行動」=「ダチョウ倶楽部
  ↓
「いつもと同じ」
  ↓
「何だよ、そりゃ」

正直な話ですよ。わたしのことを本当のおばかさんと思ってもらってもかまわないんですけど、記事の内容を読むまで、
「ダチョウ」=「ダチョウ倶楽部」
というイメージのつながりは断ち切ることはできなかったんですよねー。
とんだ困ったやろうですね、わたしは。