長篠落武者日記

長篠の落武者となった城オタクによるブログです。

趣味と結婚年齢

2014年12月08日 | 日記
城へ行くという趣味。

定年後にやることがあっていいね、と、よく言われます。
私自身も定年後にはあれやって、これやって、と、思いながらも、きっと年金や退職金があてにできない時代だろうから定年後も自由な時間はないだろう、と、思って宝くじを毎回買っております。

※百間滝で宝くじ当選を祈願する、の図。私は撮影者ですが。

ところで趣味が無い、という方も多く見えます。
そうした方に聞くと、就職してすぐに結婚、育児、子どもが手が離れて後定年まで余裕がある、みたいな人が言われることが多いように感じます。

逆に、我らのようになかなか相手が見つからない、という人間は、その間やることもないのでアレコレ挑戦するので、結果的に生涯の趣味が見つかるのでは無いか、と、思います。

しかし、晩婚の人間には一つ問題があります。
私の場合、下の息子がストレートで大卒で就職する場合、私は60歳なのです。
要は、定年後に何かを楽しもうという時間が少ない。

まして、息子が浪人したり、大学院へ行きたいなどと抜かしだしたら、私は定年後も真剣に働かないと貯金もできずに死んでいくしかないことにもなりかねません。なので、うちの子には常々自活力をつけるように諭しております。5歳児と2歳児ですが。

頼りにならない父親ですから、自分で自分の身を守れ、と、いうことです。
こんな私からすると、定年まで年数を残して子どもの手が離れる、ということは、老後の貯えもできる訳ですし、趣味にも時間が費やせるわけで羨ましい限りです。

が、概してそういう方は「趣味が無い」とおっしゃる。

世の中、なかなかにうまくいかないものですねぇ。