長篠落武者日記

長篠の落武者となった城オタクによるブログです。

設楽原ボランティア

2013年06月03日 | 奥三河
長篠・設楽原合戦の場である新城市には、長篠城跡に長篠城址保存館、設楽原決戦場付近に設楽原歴史資料館があります。

当然のことながら、長篠付近在住時はよく通ったものです。
そして、遠くから人が来たときなどは、名所旧跡を案内しておりました。

当時、これ以上何か金をかけてモノを作ったりするのではなく、よく他の観光地にある観光ボランティアのような方々を組織して、そうした方とのふれあいによって来訪者が楽しめるような仕掛けがあればいいのに、と、仲間内で話をしていたものです。実際、そうした方々の発掘につながるような企画を立てたりしておりましたが、あえなく私は転勤で異動。

そんな中、設楽原歴史資料館のフェイスブックを眺めていたら、こんなものが。


「今、資料館では、設楽原や長篠城にお越しになられるお客様をおもてなしするために案内ボランティアをしていただける方を募集しています。

安心してご案内いただけるように、年6回程度養成講座を設けますので、特に専門的な知識は必要ありません。

講座も戦いの事や甲冑の身に着け方、火縄銃のことなど、盛りだくさんを計画しています。

特に締め切りは設けておりません。
詳しくは資料館までお問い合わせください。」

おおおおお!
こういうものがあると良いのに、と、思っていたことが始まったじゃんか!!
と、絶叫。(心の中で)

が、今の私は落武者の身。
市外の人間などにボランティアになる資格などない。。。

と、いうのでは面白くない。
なぜならば、私は「市外にボランティアになっても良いと言う人を作れば、その人達はほかっておいても他地域で新城市の宣伝を始める。なぜなら、自分がガイドしたいからだ。」という勝手な理論を打ち立てておったからです。

で、Y氏に聞いてみる。
「市外の人でも参加可能でございましょうや?」

すると、速攻で
「新城の方だけでなく、市外の方も大歓迎です。」
とのレスが。

は、はぇぇぇぇぇ!
このレスの速さ尋常じゃない!
と、驚嘆する。

私は自分の勝手な理論を証明すべく、早速申し込みました。

高速代とガソリン代と妻子の冷たい視線など関係ないのです。
設楽原ボランティアというもので新城市が盛り上がって自分も盛り上がれるのであれば、多少の家族崩壊など気にして入られません。

ま、多少の家族崩壊が、想像以上の崩壊を見せたときは辞めざるを得ませんが・・・。
そういうときには足抜けさせてもらえるのがボランティアの良いところ。

どうせそのうち新城市に戻る身。(のはず。)
早めに老後の手配をしておくのも悪くないかと。