入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

    ’17年「春」 (11)

2017年04月12日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 昨日はつい、他所さまのキャンプ場や付属施設のことに触れたが、羨まし気に書いているとでも読めただろうか。いやいや、だとしたら、そんなつもりはなかったと言っておきたい。入笠だって、牧場の地主である行政(伊那市)がその気になれば、これだけの観光資源だから、どのような方向に持っていくかは別にして、かなりのことができるだろう。ただ、いままでも書いてきたが、この美しい自然を、どこにでもある観光地のようにしてしまったら、その先ここの環境はどうなるのだろうという一介の管理人の、しても詮無い心配をまたしている。
 強い思い入れと、愛着を持って守ってきた牧場だから、観光面に関する企画や考えだって勿論あるし、もっと社会性の高い活用方法だってないわけじゃない。しかし、保護と開発、両立には悲観的になる。それに、開発よりも保護の方がきっと難しいだろう。
 芝平や荊口のような山村に育った純朴な乙女を都会に連れてきて、厚化粧させ、色と金と欲の塊の狡猾な悪女・阿婆擦れなんかにしたくないように、どうしたらこの静穏で平和な森や草原、広い澄んだ空を残していけるかを、どうしても考えてしまう。

 さてきょうは久しぶりに晴れた。これからまた、常念岳の麓にあるホテルに出掛け、温泉につかり1泊してくる。北原のお師匠は、早く入笠に行き「暴れたい」とヤキモキしているらしく、昨夜も様子を聞いてきた。雪が深くてまだお師匠には無理だから、無茶をして行かないようにと言っておいた。

 赤羽さん、久しぶり。6月の件、了解しました。
 1)あらうみのやねやね   2)山に日が入り今日もレール踏んで帰る   3)海ははるかなり砂丘のふらここ   以上自由律俳句、河本緑石
 1)羅(うすもの)を ゆるやかに着て 崩れざる  - 松本たかし

  そろそろ5月の連休の予定を立てようとしている読者の中には、当施設の利用を考えてくれている人もいると信じます。とりあえず、カテゴリー別「H28年度の営業案内」「続H28年度の営業案内」を参考にしてください。若干の料金改定があったとしても、前年度実績のある方については、据え置く方針でいます。
  
 
  
コメント
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