スウェーデン音楽留学サバイバル日記 ~ニッケルハルパ(nyckelharpa)を学ぶ

スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパを学ぶため留学。日々の生活を様々な視点からレポートします。

ヴィオラ・ダ・モーレ、2台登場

2006-11-15 23:16:05 | 授業 ダンス
今日はダンスの日。一部の人に中世風ダンスイベントをやると言ってしまったけど、全くの間違いで19世紀風ダンス・イベントみたい。(衣装もすでに先生からレンタル済み)
そのイベントに備えてか、今日はポルカやワルツのフォーム・ダンスばかり。
日本語では何と呼ばれているのかしらないけど、フォーム・ダンスは「振り付けがちゃんと決まっているやつ。普通に日本人がイメージするフォークダンスに少し近い気がする。
そして使った曲がトラッドじゃなかったせいか、今日の授業、好きではなかった…。

週に1回1時間、お互いに曲を教えあってレパートリーを増やすutläreningという時間があり、今日がその日で担当は私。ダーラナ地方はマールン(Malung)のポルスカを選ぶことに。私たちの中でマールンにあるフォーク・バイオリンの学校に行ってた子が、リズムとボーイングの特徴をみんなに説明したら?と。特徴って言われても…、2拍目が揺らぐことはみんな分かってるから、何のことだろ?他に何かあったっけ?
習った時どう言われたっけ?思い出せない。すると、その子が代わりに特徴を説明してくれた。Bメロのリピートのとこで3と1拍目にまたがってアクセントを置きながら長く伸ばす音があり、「ほら、ここが独特」と言われると、そっか、確かに。ウップランドの曲にはこういうのないもんね。

夜は7時から、Malmöから来た音大生(フォーク)のミニコンサートと学校の説明。
新入生募集の宣伝ツアーで色んな学校を回っているそう。(こちらの大学は年齢とは関係なく行くので特に若い子を捕まえに来た訳ではないみたい。
そして、大学を10年でも20年でも休学できてテストさえ受かればいつでも戻れる仕組みなんだって。その間は働くなり別の学校に行くなりもちろん好きにできる。)

ミニコンサートは、二人がヴィオラダモーレ(viola d´amore 11/10に説明有り)とバイオリン、Munggiga(英語はjews harpだったかな?)を弾き、一人が歌とハープ、それからフルートとマンドーラの5人編成。
コンサート、とっても良かった。大好きなヴィオラダモーレの2台競演も迫力が最高。
さっそく、コンサート終了後、みんなで代わる代わるヴィオラダモーレを弾かせてもらうことに。(写真)
2台のうちの一つはワンサイズ大きく80.000kr(左の構えている写真)、赤い色のほうは50.000kr(一番右の写真)。中央の写真は共鳴弦が写るかな?と思ってアップで撮影。
欲しいー先日テノールハルパが欲しい(11/11)と言ったばかりだけど…。ウッレ、ごめんね。こっちのほうが欲しい。ニッケルハルパを買う前から実はずぅっと欲しいと思ってたから。
でも、値段からいって向こう10年は買えないよなぁ。

あ、ふと時計を見ると20:30!今夜はToboで何か集会があるらしく、Made in Toboというロゴ入りのTシャツを買いに行く予定だった!
アメリカの留学生と二人で慌ててかけつけて、無事購入。
戻った後は、お約束。音大生を交え、みんなでセッション。やたらとヴェルムランド地方(Värmland)の曲かビングシュ(Bingjö)の曲ばかり弾きたがる。
ニッケルハルパじゃ弾きにくい…。
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