スウェーデン音楽留学サバイバル日記 ~ニッケルハルパ(nyckelharpa)を学ぶ

スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパを学ぶため留学。日々の生活を様々な視点からレポートします。

ヴァルスですっきり解決!

2006-10-19 23:00:02 | 授業 ダンス
今日はダンスの日。アンドレアス(先生)が病気のため、急遽イングリッドがかけつけてくれた。

さてさて、ウォーミングアップにショティシュから。2拍子を2ステップで回ります。
慣れてきた頃、何も言わずに曲を3拍子のヴァルス(ワルツ)にすり替え、みんな「ん」と一瞬思いつつも気づかずそのまま2ステップで。
初めから「3拍子のヴァルスを2ステップで踊りなさい」って言われたら、頭で考えて踊れなかったかも。
それから、ヴァルスを2ステップと3ステップを組み合わせて踊る。

いつも周りを見ていると、上手くかみ合ったペアは初めから最後までくるくる回りたがる。基本的にみんなターンの練習をしたがるので、上手く回れるとしつこく繰り返す。本来そういう踊り方をするとかじゃなく単にこの学校での話。上手くかみ合わないペアだと、相手に手加減してちょっと回っては歩いたり、途中で先生を呼んだりとターンが途切れがち。

そういう意味では、今日は上達したかも!?と思った。(上手いなんていうのは100年早いけど、今日はなぜか絶好調。)自分でも気持ちよく回れたのと、私と踊る相手がみんなやたらとくるくる回りたがる。曲の始めから最後まで回り続けるので音楽がやむと頭がくらくら。

でも、このきれいに回れているときの浮遊感がたまらなく気持ちいい。脚がステップを踏んでいることから意識が離れると、自分が回っている意識もなくなり体に残るのは流れていく感じだけ。流れる景色と回転の中心だけが存在する感じ。
(一種のトリップ状態!?
哲学的にも究極的にも、円や円の中心って意味が深そう。

エリック(この学校の名前にもなっている)の作曲したヴァルスで踊ったのが一番気持ちよかった!タイトルを忘れてしまった(調べたら分かる)けど、とってもスバラシイ曲。マイナーキーのスローテンポで始まり、曲の途中からメジャーキーに転調し急にテンポも上がる。

そのまま気持ちよく、もめにもめていた歌の伴奏の打ち合わせへ。みんなして体を動かして気分よかったのか、バッチリ決まりました。よかった、よかった。

とっても楽しい曲まるでラーナリム(こないだ来日ライブしたバンド)が好んで演奏しそうな雰囲気のきれいなメロディ。歌詞は、「金持ちとも貧乏とも誰とも結婚したくないわ、私そんな安売りしないから」みたいなことを言っているそうで、最後、3番の歌詞になると、ある人と出会ってしまい「金持ちでも貧乏でもなんでもいいからこの人がいい」と気が変わる、という内容らしい。(二人して一生懸命、英語で説明してくれました。)
なので、3番の歌の前に二人で(ニッケルハルパ)間奏を入れ、転調して盛り上げます!
やっと形が見えてきた。(ところでチケットの予約、販売、ビラ等は未定のまま…)
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2 コメント

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3拍子 (chiaki)
2006-10-20 09:04:00
こんにちわ!ワルツを2ステップで踊るのは、スティーグワルツと呼ぶと思います。よくオリンピックとかで思うんですが、日本人は、4拍子で応援し、スペインなどの国は3拍子で応援していますよね。その国に身についたリズムがあると思いますが、たとえば、踏み切りのカンカンという音をきいて、日本人は、4,4で切っちゃうけど、スェーデン人は、どうなんでしょうか?やっぱり、3拍子かな?タタンタンと聞こえてたりして・・・・
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スティーグヴァルス! (管理人)
2006-10-20 15:59:09
なるほど。スティーグヴァルスですね。ひょっとしてレッスン中に言っていたのかもしれませんが、特にダンスレッスン、だーれも英訳してくれないので何言っているのか一言も分かってません…。
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