スウェーデン音楽留学サバイバル日記 ~ニッケルハルパ(nyckelharpa)を学ぶ

スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパを学ぶため留学。日々の生活を様々な視点からレポートします。

部会!?ミーティング

2007-03-13 23:34:23 | スウェーデン生活
火曜の朝一はいつものFys(体育)から。
写真はその様子。これは、横になり曲に合わせて足を上にあげる運動。
他には二人がかりでよってたかって押さえつけ、足を押したり引っ張ったりするストレッチなどもやっております。

そして今日のFika(ティーブレイク)。
砂糖菓子、アイス、バナナ、チョコソース、生クリームがテーブルにならんでいます。

それから夜はミーティング。ぶはーっ!疲れた!
これはこの学校の学生によるアソシエーション・ミーティング
大学の「部会」みたいなものなのかな。大学時代はお気楽サークルでお気楽ミーティングしか経験していないので知らないけど、部活所属の友人が「今日は部会がある」と憂鬱そうな顔をしていたのを思い出す。そう、やっとその気持ちが分かる。私もこれがある日は憂鬱。
スウェーデンのルールは知らないけど、このアソシエーションは、学校に出資している公共団体の下に位置づけられ、会則も取り決め提出もするし会計などすべて報告義務がある。

まあ、とにかくこのミーティングは長い!数時間かかって疲れる。
そして、意見も主張もガンガンのダンスコース・メンバーに主導権をとられっぱなしで演奏コースの私達はほとんど無言。
それはともかく。みんな私のために英語でやってくれるので感謝しないといけない。

そして、議題はお金が絡むのでいつも大変。
それぞれの出身各地からツテか何かでまあまあの数の演奏依頼が来る。
今は学校終了後の夏のイベントに集中気味。
私達は自分達の望むままにいくらでもコンサートなどして収益を得てよいことになっている。(アルバイトの認められていない、私のような外国人はどうなるの?違法?)

今回はボルネスからの依頼。先方が「頼むといくらかかるの?」とだけ聞いてきたらしい。
「時間は?」「いくらくれる?」「交通費は?」「平日?週末希望?」たくさんの質問の中、情報がそろっていないのに、議論は長くなる一方。
フォーク経験の長い議長が「経験では、ワンステージ依頼があれば5000kr(!?)はもらっていた。みんなはいくら欲しいの?」と尋ねようものなら、わーわーとあっちもこっちも意見が飛び交いはじめる。そんなの時間と場所と開催目的と人数とお客さんの種類によるから、具体化するまで決めようがない。

他の議題は、学校からの依頼で、新学生を募る夏のPRツアー(演奏やダンス・パフォーマンスをしに夏の間にあるフェスティバルを全国規模で周る)してくれる人を探しているらしい。もちろん経費や謝礼もでるらしい。
ダンスコースの一人が、「表現方法や意見の異なる人とは組みたくない」ようなことを言っていた。
気持ちは分かる。けど、はっきりモノを言いづらい私としては、こういうデリケートな部分ってどうやって進めていいのかいまだにさっぱり分からない。

それから前回のコンサートの売り上げをどう使うかについてなど。
ほぼ、Tシャツを作ることで一致。
春のコンサートは4,5回するので、その売り上げの話もしないといけない。
すると、数名が「教会に一部寄付しないと!」と。みんなも「そりゃ当然だろ」という雰囲気だったのが印象的。
教会に寄付!?ごめんなさい。全く思いつきませんでした。

そんなこんなで、やっと解放され、明日のニクラスの宿題を慌ててして戻ってきたところ。
あぁ、明日も長い一日になりそう。
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