スウェーデン音楽留学サバイバル日記 ~ニッケルハルパ(nyckelharpa)を学ぶ

スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパを学ぶため留学。日々の生活を様々な視点からレポートします。

ナショナルデー

2007-06-06 23:48:11 | スウェーデン生活
今日は祝日、ナショナルデー(Nationaldagen)。
何をする日かというと、スウェーデンを祝う日だそう。

エスビョンに誘われ、オステルビブルックの集まりへ。
国旗をもらって中へ行くと丁度、ハッセ・イッレ(Hasse Gille)がニッケルハルパを弾いているところに遭遇。
ハッセイッレはこのブログにも度々登場した昔からのこの地方のプレーヤーで、楽器職人でもある。
とくにコントラバスハルパを使っているミュージシャンは、ほとんどがハッセの作だ。

さて、その後、全員起立して国歌を歌います。
みんなで国を祝うんだよーという和やかな雰囲気。
日本では、国歌を歌うこと自体が軍国主義うんぬんと議論を呼ぶところだけど、外国に身をおいてみると、
日本のそんな状況は非常に特殊に見えます。
長い歴史や長い文化を含め国を誇りに思うことは西洋ではごく普通のこと。

エスビョンとスウェーデンについて話していて、スウェーデン人は戦う意欲があまりないのだと教えてくれた。
「最後の戦争は多分2-3百年前くらいかな」と言っていた。
同じヨーロッパの中で、何がスウェーデンだけそんな風にするのか。
エスビョンは「さあ、分からないけど。スウェーデン人は元々、意見が合わないからって大声だして喧嘩するような
国民性じゃないしね」と言っていた。

さて、楽器製作は最後の仕上げが中途半端なままどうなったの?と思っている人もいるでしょう。
私も思っています...。楽器はまだ受け取っていません。
最近、別のプロジェクトやセミナーで忙しいらしく、あの時以来、全く手をつけてないと言っていた。
そんな多忙と聞けば、こちらからもじゃあいつ?とは聞けません...。
進展があれば、紹介します。

さて、写真左は、以前のせたタンポポ畑のその後。
先日、イタリアの空気中にコカインが浮遊しているというショッキングなニュースを読んだけど、
ここTobo近辺では、タンポポのふわふわが浮遊している。
その濃度たるや想像以上!口も目も閉じないと、ゴホゴホ状態。

そして写真右
エスビョン宅へ戻って、庭で肉を焼きました。
しっかりゴツく見えるけど、柔らかく香ばしくおいしかった。
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