スウェーデン音楽留学サバイバル日記 ~ニッケルハルパ(nyckelharpa)を学ぶ

スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパを学ぶため留学。日々の生活を様々な視点からレポートします。

冬服大公開

2007-01-28 23:43:55 | スウェーデン留学準備
あくまで2006~2007年の冬の状況。
今年は記録的暖冬と言われているせいか、友人がとかく「寒さと雪」を強調して脅すからか、聞いていた話より随分とマシ。

ウプサラ(ウップランド地方)周辺では
1月中旬が一番寒いといわれている。今までのところ寒くてもマイナス14~16度。暖かい日でマイナス2~6度
寒波のようなとてつもない日はマイナス30度くらいになると脅されたけど、そんな日はまだ来ない。想像するに、「そんな特別な時もある」くらいで「そんな時」は持続しないと思う。
雪は大体20~30cmくらい積もる。ストックホルム出身の友人に聞くと、これが標準的な冬だそう。どかーっと降って腰くらいまで積もることは、「たまーにね」と言っていた。
(もちろん、北へ行くともっと寒くもっと雪が降ります)


これは、カナダの豪雪地帯(普段から腰までの雪が積もっている)に留学していたときに買ったもの。かなりゴツくて重い。
当時4、5千円で、メーカーも誰もしらないような安物。でも、これを履いていると、カナダでもここスウェーデンでも足の指が冷たいと思ったことがない。そして何より、このタイプの靴の利点は底のぎざぎざがとても深く、ツルツルのところを歩いても全くすべらない。
でも、クラスメート達はこんなごつい靴は履いていず、日本で見かける華奢でかわいらしいブーツ(ただし内張りがフサフサだったり、しっかりとした作り)や、解けた雪が染み込まないようなスニーカーをはいている。豪雪でないところがポイントかも!?

ジャケット
買うのはもったいないでしょうと言われ、友人が借してくれました。
日本の1-2万円で売っているダウンジャケットの2.5倍は毛が入ってそう。かなりモコモコ。厚めのスキーウェアの下に相当着込むというので大丈夫。ただし、スノボ用のペラペラのジャケットレベルだと無理。スウェーデンで買う場合は、3~5万円くらいの予算を想像していたら買えます(バーゲンが狙えるなら半額などもアリ)
丈は、膝まであるのがいい。腰丈だと、太ももなど腰周りが寒くてヒリヒリ。
でも、スパッツ一枚あれば寒さによる痛みはさほどないので、ショート丈でも大丈夫。
(いづれにせよスパッツ必須)
友人Iちゃんは、1/22、膝丈スカートに黒いストッキング(タイツではない)にスニーカー姿で、寒くないのぉ!と見て驚いた。その時、マイナス十数度。寒さは個人の感覚によるのかも。

手袋
これもカナダで買った安物。アクリルとナイロン製。指が半分まであって、すぽっと上からかぶせられるミトンも手の甲の部分についている。この程度で、指先に寒さを感じたことはカナダでもスウェーデンでもなし。スキー用手袋でも十分。
ただし、気になるのは友人達の手袋。日本の100円均一で売ってそうな薄い毛糸の手袋で、ところどころほつれや穴があったり…。寒くないのかな!?

フリース
友人に借りたジャケットの下に、ユニクロのフード付もこもこフリース。その下はふざけたような薄い服を一枚。これで結構汗だく。ところが!フリースの代わりに、日本の秋~初冬に来ていたジャケットを着て出かけると寒かった!いかにフリースが暖かいかがわかります。これは、ウラがモコモコしているフリースで、厚めのもの。

イヤーマフ(耳あて)、ニットの帽子
イヤーマフをしていたら、頭がすーすーして寒い!イヤーマフをわざわざ入手するくらいなら、耳まであるニット帽を買うのが正解。もしくは、あたたかそうな生地のフード付の服があればそれで十分。

ちなみに…、「汗だく」というのは布で覆われた部分。頬は、かなり痛くて真っ赤になります。そして、私は慢性鼻炎なのに外にでるとスッと鼻が通ります。
コメント (3)
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