「ウォーキング三昧」in 滋賀

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元大蔵大臣水田三喜男生家鴨川探訪

2014年01月19日 06時00分00秒 | 千葉ライフ

↑元大蔵大臣水田三喜男生家
館山の鶴谷八幡神宮境内には旧制安房中学(現安房高校)出身の水田三喜男の銅像が建立されておりこのブログでも紹介しているが気になっていた。
65歳以上くらいの人ならご存じの方も多いと思うが水田三喜男は額中央に大きなこぶがトレードマークで有名な国会議員で自民党3役、通産大臣2回、大蔵大臣は5回も歴任した政治家だった。こぶの大臣の国会答弁をTVでよく見たことを覚えているがその当時千葉県出身だと認識していなかった。後になって知ったのだが水田は「城西国際大学」の創設者でもある。
そんな水田の生家が鴨川にあり記念館となっていることを聞いていたので思い切って1月18日(土)に出掛けてみた。
水田の生家は鴨川市の西地区にあり、鴨川の山中で標高200数十mではあるが平野で高い山がない千葉県では高い山の中にある。今では舗装道路が整備されているので人里離れた感じは薄くなったかも知れないが当時は山の中の田舎で鴨川に出るにも大変だったろう。現に今週初め南房総に雪が降り平地では直ぐ消えたが水田の生家近くの地区ではまだ雪が残る寒いところであった。水田の生家は庄屋か名主で大きな家構えだ。家の中に入れて貰い、台所や農機具をみて自分の小さいときのことを思い出した。
水田三喜男は安房中学(安房高校)に進むまでこの生家で成長した。当時、安房中学(安房高校)は南房総地区では唯一秀才が集まる学校で水田は通学できないため寄宿舎に入ったようだ。その後、京大と進んだが生家のある鴨川には戻らなかった。
政治家としての評価や功績はともかく、昔の人は人里離れた田舎で不自由だったかもしれないがそんな所でも実り豊かに練られた人材が育つのだなあと思った。逆説的にそういうところでしか真の人材が育たないのかも知れないと思ったりした。


↑館山の鶴谷八幡神宮にある水田三喜男の像

↓小さな写真をクリックすれば大きくなります。(以下の写真は原画より画素数を落としています)
    
↑水田三喜男の生家
   
↑安房高校は進学校ではあるが質実剛健。剣道は男女とも全国トップクラスの常連校で野球部も甲子園に出場している。


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