40数年ぶりに帰郷して生まれ故郷をぶらぶら散策している。
近くに「なかの幼稚園」があるが、私はこの幼稚園の一期生である。昭和の20年代後半に中野小学校の西側に「中野幼稚園」が開設された。この一角は昔、「中野村役場」(*1954年(昭和29)旧八日市市に移行)、「中野幼稚園」、「中野小学校」だった。
中野幼稚園では新人の教諭、H先生には皆、可愛がって貰い、家族付き合いもあった。先生とは生前、何十年も賀状の往復があった恩師である。私と同じ教え子の一人には現職の東近江市会議員もいる。
中野小学校は昭和30年半ばに統廃合で八日市南小学校となり廃校となった。その後、敷地の一部(元小学校本館辺り)に今の「なかの幼稚園」が新築されたものだ。
「中野小学校」の本館は木造2階建て、その他の教室は木造平屋だった。今では全く面影がないが懐かしい昔の情景は忘れていない。小学校の跡地は分譲され、住宅となっている。