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家族を思う3冊

2008-08-27 | これ読んだ。
佐野洋子『しづ子さん』新潮社

5歳の娘の手を振り払う
たけだけしいお母さん。
家事が抜群に上手くて、
戦時中にたくさんの子供を生んで失って育てたお母さん。

タイトルや書評を見たときに
虐待めいた話かと実は思った(違います)。

親の姿は、人間の姿は
あらゆる形が正解で正しくて、
それが母親で、家族で、人と人の壮絶な絆で。

『血と骨』梁石日
の壮絶な父親にも魅かれる。
読んでるだけで怖い。
でも、魅かれる。
映画でビートたけしが演じていました。
見てないけど。

あと、
『東京タワー』リリーフランキー
のリリーさんのお父さん。
『東京タワー』は、
あのお父さんなくしては
物語は面白くない。
ベストセラーは嫌いだけど、
これはちょっと好き。
それはお父さんがいるからさ。