1歳児の話し始めた子供の声は、
コロコロと小さな鈴のような
小さいけど良く通る声で、
短い舌で独特のイントネーションで話す。
秋の夜のコオロギみたい。
聞いてるだけで、気持ち良い。
3歳を過ぎて、
あまり風邪もひかなくなってくると、
声もどんどん大きくなって、
話してるというより、雄叫びあげてるってぐらい
始終叫んでは走り回る。
まるで子犬みたいに。
キャンキャンぎゃんぎゃん。
そして、ときどきぼそっと
大人の嘘や、世間の真理をみすかしたような事をつぶやいて
どきっとさせられる。
やたらと良く通る大きなあの声は、
いやはや、
体の弱っている人には毒かもしれない。
おかげで、始終「うるさい」と怒鳴る羽目になるのだが、
それもまあ、いいか。
ああ、世間の皆さま、ごめんなさい。
今日も親子で怒鳴ってます。
コロコロと小さな鈴のような
小さいけど良く通る声で、
短い舌で独特のイントネーションで話す。
秋の夜のコオロギみたい。
聞いてるだけで、気持ち良い。
3歳を過ぎて、
あまり風邪もひかなくなってくると、
声もどんどん大きくなって、
話してるというより、雄叫びあげてるってぐらい
始終叫んでは走り回る。
まるで子犬みたいに。
キャンキャンぎゃんぎゃん。
そして、ときどきぼそっと
大人の嘘や、世間の真理をみすかしたような事をつぶやいて
どきっとさせられる。
やたらと良く通る大きなあの声は、
いやはや、
体の弱っている人には毒かもしれない。
おかげで、始終「うるさい」と怒鳴る羽目になるのだが、
それもまあ、いいか。
ああ、世間の皆さま、ごめんなさい。
今日も親子で怒鳴ってます。