W1麓エイドからの続きです。
次のエイドにはたどり着きませんが、文章はものすごく長いです。
W1からリタイア(長者ヶ岳を降りた所)まで
13.6km 5時間36分
ところでお気付きでしょうか?(セル修は気付いたようですね)
この時点ですでに50km走って来ていますが、
膝が痛くないんです
これはかなりの驚き
わざわざ書きませんでしたが、新しい靴による右小趾痛はやっぱりあって、エイドで止まると結構痛くて歩けないほど(走れるのに)
ひょっとしたら膝サポーターがきつくてその痛みと混同していたかもしれませんが、それでも快調でした
と、ここから天子山地にとりつきます。
最初は雪見岳です。
前回の逆回りのときはかなりきつい下りで、土を削るようにして滑り降りてきた覚えがありましたが、やはりその逆はかなりきつい直登でした。
最初は脚も元気でグングン登れましたが、そのうちに小雨が降り出して土が滑るので、腕も使ってよじ登るような感じ。
正直言って上りは得意ですが、徐々に立ち止まることが多くなり、後続に抜かれだしました。
そして気付くとまたヤツです
手がしびれてるやないかー
ジェルを採るタイミングが無かったせいか、パワーを使ったせいかわかりませんが、お決まりのハンガーノック。
いったい1年で何回なるんでしょう
直登でなかなか休むところが無いので、しばらく登ってから倒木に座って休憩。
ちなみにしっかり休もうと思い、時計を見て5分休憩。
胃腸の調子も少し悪いので、実家で見つけた怪しい漢方系の胃薬を服用し、無理やりカルピス味のシリアルバーを食べました。
また登り始めますがいまいち元気にもならず、これは体温の低下が原因ではないかと思って、レインウェアを羽織りました。
なんとそれまでずっとTシャツ (笑)
しかしこの上りはほんまにキツイ
またもや周りに抜かれまくるので2回目の休憩。
今度は岩に腰掛けましたが、同じようにしんどそうな人も誘って少し話しました。
ここではジェルを少し採る程度。
しかしここで予定より遅くなりそうなことをTweetしようかなと思って携帯を取り出してみると、なんと画面が暗くなって
「電池がきれました」と
「俺も電池切れとるわい」と言ったかどうかは忘れましたが、とりあえずこどもの国の充電池に頼るしかありません。
そしてまた5分で動き出しますが、やっぱりしんどくてなんか楽しくないなぁと思い出し、3回目のストップ。
後から聞くとこの時点で300位ぐらいだったそうなのでそんなに急がなくても良かったのですが、なんか抜かれまくるとモチベーションが下がるんですね。
なんとか雪見岳の頂上に到達しますが、喜びよりも疲労が強くてここでも倒木に座って休憩
スタッフは元気に応援してくれますが、ここまでよく上ってきたなと感心し聞くと、「道なき道を登ってきました」とのこと。
登山でいえば低山ですが下が悪いので大変だったと思います。
ご苦労様です。
さてここからは尾根伝いなので頑張ろう、と思った矢先。
ズルッ
あら滑るのね
でも最初の辺りは勾配もそれ程ではなく、「結構楽しいやん」てな感じで走れました。
しかし少し行くと大渋滞している様子。
自分の番になって前を見ると、どうやっても滑るので脇のクマ笹を手すりのように持ちながら下りてるからなのでした。
それでも結構こけていましたが
その後も尾根伝いなのでアップダウンを繰り返しますが、ずーーーーーっと同じような粘土質の泥が水分を含んだサーフェイスで、何度も尻餅をつきました
前が転んでそれを見てそこは慎重に行くけどやっぱりこける、みたいな。
そして後ろでもズルッとかドテッとか聞こえ、そのうち前方では白人女性が壮絶な悲鳴と共に尾根から横に落ちたりしていました
なんとか周りの人に助けてもらっていましたが、そんな様子を見ているとそこを通る時の緊張感は半端ではありません
走れない時にしていたバランストレーニングの効果を期待しましたが、10回以上はこけたでしょうか。
こけすぎてかなりドロドロなうえにこけてお尻や手首が痛くなり、滑ることに対する恐怖感も強くなって、
「もう止めたいなぁ」
「どうせ膝も悪くなるやろうし、まぁこどもの国ぐらいでリタイアするかなぁ」
「みんなには後で膝が悪くなったのでリタイアしたと言えばいいか」
等とかなりネガティブな発想しかわきません
そして藤森山を越えて少し下った所で事件が起きました。
(ガーミンでは60kmでした。)
同じようにズルッ、となって手をついた時に、
「ポキッ」
…
…
左手をついたあたりをすかさず見ましたが、泥んこ過ぎて枝なんかありません。
まさか…
でもあまり痛くないし、動くし
…でも、あれ?なんか手首の動きが悪いなぁ
でも掌屈はできるし
…ん?背屈でけへんやんか
Oh No!!
…骨折やん
まさかと思い、グローブを外して確認しますが幸い変形はほとんど無し。
とりあえずこの先どうするか。
この腕ではこの先に進むのは厳しいやろうなぁ。
まだあと100kmはあるし杓子山とか手を使う所も多いし
ということはリタイアか。
捻挫ならだましだまし行けるかもしれないけど、ポキッて聞こえたし骨折は確実やな
まぁ、とりあえず倒木に座って固定を考えます。
っていうかすぐに思いつきましたが(笑)
歯ブラシを使おう
(木の枝は濡れて腐っていて強度が弱くて副木には不適当です。)
口を使ってテーピングでなんとか固定しました。
↑帰ってから撮った写真。この出来にかなり満足
この時の気持ちですが、
実はなんかホッとしたような
これでリタイアする口実が出来たというような…
…とかいろいろ考えながら、
ここからの道のりはとりあえずもうこけられないという緊張感をもってゆっくりと、重心を低くして進みました。
その姿は完全に負け犬だったと思いますが、それもあまり気にならず。
長者ヶ岳の頂上でスタッフにリタイアを告げますが、当然あと3km自力で下りるようにと言われ、
下りたらリタイアだと思うと脚はいっそう元気になって、滑る所も少ないので周りを抜いて行くぐらいで下りてきました
山を下りきったところで「骨折したのでリタイアします」と言いましたが、10km先のエイドまで自走して行くようにとのこと
「間違いなく骨折だしもう水も無いので無理です」と言うと、さっきは骨折というのが聞こえてなかったらしく、骨折ならここまで車で迎えに来てもらいますと優しいお言葉
おまけにペットボトルの水も頂きました。これハンガーノックの時ののり弁ぐらい旨かったです
約30分ここで待っていましたが、下りてくる人はみんな疲れ切っていて、「あと10kmです」と言われてがっかりしている人がほとんどでした。
そして水は無いのかという人がかなり多かったように思います。
考えてみれば麓エイドからここまで、トレイルのコンディションが悪いために予定より時間がかかり、山中には沢も何も無いので水切れになっていたのでしょう。自分も5時間以上かかっています。
がんちゃんはリタイアしたということで水を頂けましたが、なんかすごく悪いことをしているような気持になりました
その罪滅ぼしではないですが、勝手に横に来て休憩していた外国人のおっさんに、
「リタイアシタノ?(英語で)」と聞かれ、飲みさしのペットボトルを見て「コノミズヲクレ(英語で)」というので、スタッフに見つからないように「シークレット」と言いつつあげました。
すごく喜んでくれ、出発するときに「アリガトウ、キミハワタシノカミダ(英語で)」と言ったので「気を付けて(英語で)」と言って送りました。今から思うとGood Luckと言えば良かった
30分後、迎えの車が到着したので次の富士宮エイドまで送り届けてもらい、
たまたまその辺りを歩いていた六花さんに救護所まで案内してもらいましたが、固定が綺麗なのでそのままのほうが良いだろうということでリタイアの申告をして、焼きそばを食べ、ホットコーヒーを3杯飲んで時間を潰し、他のリタイア者と共に河口湖までシャトルバスで帰ってきました。
携帯の電池が切れて写真はありませんが、早朝、バスの中から今回の旅で一回っきりの富士山が見えました。
河口湖八木崎公園からホテルへはバスも無く、田んぼにはまったみたいにドロドロでタクシーにも乗車拒否されそうだったので、ホテルまで走って帰りました。
あまりに元気なのでなんとなくリタイアして良かったのかなぁとも思いましたが、片手で行くのは危険なのと、そこまでして行っても膝が悪くなったら結局リタイアやなと思うとやっぱり良い決断だったなと思ったのでした。
お腹が空いたのでコンビニでカルビ丼とビール。
すぐに携帯を充電しながらこちらに向かっているセル修、108にリタイアを報告
○みさんを加えた3人とはSTYのスタート後に合流し、バーミヤンでがっつり飲み食いしました。
その後はみんなの勧めで整形外科を受診し、亀裂骨折の診断でホッとしたのでした
幻のゴール
途中からレース記ではなくなりましたが、今後に何か生かせるように考察します。
今回のリタイアの原因について
・膝が治らない
・練習できない
・出るかどうか悩む
・準備に身が入らない
・靴を買ったけどトレイルに行けない
・ザックを換えたけどトレイルに行けない
・前日からしつこく雨が降った
・天子山地がどろどろのコンディションで滑る
ということでまとめると、
もともと膝に不安がある上に準備不足でモチベーションが上がりきらず、雨が降って天子山地のコンディションが悪くなり、練習不足によるスタミナ切れが早くて転倒しやすくなった所で骨折し、やめる理由を探していた所に余計にモチベーションが下がってしまったのが原因と考えます。
しかしさっきも書いたように実はそれ程落ち込んでもいません
むしろ帰りは少しハイだったようです。
なぜならば走っている間だけではなく、終わってからも膝が痛くないから。
むしろレース前より良くなったみたいな
ということで2015UTMFは残念ながらリタイアになりました。
今から思えば走る前から無傷の完走は考えにくいですね(笑)
今回も応援と送迎に来てくれたセル修、108君、○みさんありがとうございます。
それとウッキィ、STY完走おめでとうございます。
少し嫉妬しました。
その後、
腕のほうは幸いにも亀裂骨折で症状も軽く、なんの固定もしないままでも痛みは無くなってきています。次の日から仕事もフルにできてるし、ペットボトルを開けにくい、顔を洗いにくい等はあるものの日常生活もそんなに問題ありません。
骨折でも軽ければ固定することなく早期から復帰できることがわかりました。
今後に役立てたいと思います(笑)
膝はやはり調子が良くなり20km程度であれば大丈夫な様子。
これからフルマラソンシーズン。サブ3目指して頑張ります
いつものサービスエリアにて
次のエイドにはたどり着きませんが、文章はものすごく長いです。
W1からリタイア(長者ヶ岳を降りた所)まで
13.6km 5時間36分
ところでお気付きでしょうか?(セル修は気付いたようですね)
この時点ですでに50km走って来ていますが、
膝が痛くないんです
これはかなりの驚き
わざわざ書きませんでしたが、新しい靴による右小趾痛はやっぱりあって、エイドで止まると結構痛くて歩けないほど(走れるのに)
ひょっとしたら膝サポーターがきつくてその痛みと混同していたかもしれませんが、それでも快調でした
と、ここから天子山地にとりつきます。
最初は雪見岳です。
前回の逆回りのときはかなりきつい下りで、土を削るようにして滑り降りてきた覚えがありましたが、やはりその逆はかなりきつい直登でした。
最初は脚も元気でグングン登れましたが、そのうちに小雨が降り出して土が滑るので、腕も使ってよじ登るような感じ。
正直言って上りは得意ですが、徐々に立ち止まることが多くなり、後続に抜かれだしました。
そして気付くとまたヤツです
手がしびれてるやないかー
ジェルを採るタイミングが無かったせいか、パワーを使ったせいかわかりませんが、お決まりのハンガーノック。
いったい1年で何回なるんでしょう
直登でなかなか休むところが無いので、しばらく登ってから倒木に座って休憩。
ちなみにしっかり休もうと思い、時計を見て5分休憩。
胃腸の調子も少し悪いので、実家で見つけた怪しい漢方系の胃薬を服用し、無理やりカルピス味のシリアルバーを食べました。
また登り始めますがいまいち元気にもならず、これは体温の低下が原因ではないかと思って、レインウェアを羽織りました。
なんとそれまでずっとTシャツ (笑)
しかしこの上りはほんまにキツイ
またもや周りに抜かれまくるので2回目の休憩。
今度は岩に腰掛けましたが、同じようにしんどそうな人も誘って少し話しました。
ここではジェルを少し採る程度。
しかしここで予定より遅くなりそうなことをTweetしようかなと思って携帯を取り出してみると、なんと画面が暗くなって
「電池がきれました」と
「俺も電池切れとるわい」と言ったかどうかは忘れましたが、とりあえずこどもの国の充電池に頼るしかありません。
そしてまた5分で動き出しますが、やっぱりしんどくてなんか楽しくないなぁと思い出し、3回目のストップ。
後から聞くとこの時点で300位ぐらいだったそうなのでそんなに急がなくても良かったのですが、なんか抜かれまくるとモチベーションが下がるんですね。
なんとか雪見岳の頂上に到達しますが、喜びよりも疲労が強くてここでも倒木に座って休憩
スタッフは元気に応援してくれますが、ここまでよく上ってきたなと感心し聞くと、「道なき道を登ってきました」とのこと。
登山でいえば低山ですが下が悪いので大変だったと思います。
ご苦労様です。
さてここからは尾根伝いなので頑張ろう、と思った矢先。
ズルッ
あら滑るのね
でも最初の辺りは勾配もそれ程ではなく、「結構楽しいやん」てな感じで走れました。
しかし少し行くと大渋滞している様子。
自分の番になって前を見ると、どうやっても滑るので脇のクマ笹を手すりのように持ちながら下りてるからなのでした。
それでも結構こけていましたが
その後も尾根伝いなのでアップダウンを繰り返しますが、ずーーーーーっと同じような粘土質の泥が水分を含んだサーフェイスで、何度も尻餅をつきました
前が転んでそれを見てそこは慎重に行くけどやっぱりこける、みたいな。
そして後ろでもズルッとかドテッとか聞こえ、そのうち前方では白人女性が壮絶な悲鳴と共に尾根から横に落ちたりしていました
なんとか周りの人に助けてもらっていましたが、そんな様子を見ているとそこを通る時の緊張感は半端ではありません
走れない時にしていたバランストレーニングの効果を期待しましたが、10回以上はこけたでしょうか。
こけすぎてかなりドロドロなうえにこけてお尻や手首が痛くなり、滑ることに対する恐怖感も強くなって、
「もう止めたいなぁ」
「どうせ膝も悪くなるやろうし、まぁこどもの国ぐらいでリタイアするかなぁ」
「みんなには後で膝が悪くなったのでリタイアしたと言えばいいか」
等とかなりネガティブな発想しかわきません
そして藤森山を越えて少し下った所で事件が起きました。
(ガーミンでは60kmでした。)
同じようにズルッ、となって手をついた時に、
「ポキッ」
…
…
左手をついたあたりをすかさず見ましたが、泥んこ過ぎて枝なんかありません。
まさか…
でもあまり痛くないし、動くし
…でも、あれ?なんか手首の動きが悪いなぁ
でも掌屈はできるし
…ん?背屈でけへんやんか
Oh No!!
…骨折やん
まさかと思い、グローブを外して確認しますが幸い変形はほとんど無し。
とりあえずこの先どうするか。
この腕ではこの先に進むのは厳しいやろうなぁ。
まだあと100kmはあるし杓子山とか手を使う所も多いし
ということはリタイアか。
捻挫ならだましだまし行けるかもしれないけど、ポキッて聞こえたし骨折は確実やな
まぁ、とりあえず倒木に座って固定を考えます。
っていうかすぐに思いつきましたが(笑)
歯ブラシを使おう
(木の枝は濡れて腐っていて強度が弱くて副木には不適当です。)
口を使ってテーピングでなんとか固定しました。
↑帰ってから撮った写真。この出来にかなり満足
この時の気持ちですが、
実はなんかホッとしたような
これでリタイアする口実が出来たというような…
…とかいろいろ考えながら、
ここからの道のりはとりあえずもうこけられないという緊張感をもってゆっくりと、重心を低くして進みました。
その姿は完全に負け犬だったと思いますが、それもあまり気にならず。
長者ヶ岳の頂上でスタッフにリタイアを告げますが、当然あと3km自力で下りるようにと言われ、
下りたらリタイアだと思うと脚はいっそう元気になって、滑る所も少ないので周りを抜いて行くぐらいで下りてきました
山を下りきったところで「骨折したのでリタイアします」と言いましたが、10km先のエイドまで自走して行くようにとのこと
「間違いなく骨折だしもう水も無いので無理です」と言うと、さっきは骨折というのが聞こえてなかったらしく、骨折ならここまで車で迎えに来てもらいますと優しいお言葉
おまけにペットボトルの水も頂きました。これハンガーノックの時ののり弁ぐらい旨かったです
約30分ここで待っていましたが、下りてくる人はみんな疲れ切っていて、「あと10kmです」と言われてがっかりしている人がほとんどでした。
そして水は無いのかという人がかなり多かったように思います。
考えてみれば麓エイドからここまで、トレイルのコンディションが悪いために予定より時間がかかり、山中には沢も何も無いので水切れになっていたのでしょう。自分も5時間以上かかっています。
がんちゃんはリタイアしたということで水を頂けましたが、なんかすごく悪いことをしているような気持になりました
その罪滅ぼしではないですが、勝手に横に来て休憩していた外国人のおっさんに、
「リタイアシタノ?(英語で)」と聞かれ、飲みさしのペットボトルを見て「コノミズヲクレ(英語で)」というので、スタッフに見つからないように「シークレット」と言いつつあげました。
すごく喜んでくれ、出発するときに「アリガトウ、キミハワタシノカミダ(英語で)」と言ったので「気を付けて(英語で)」と言って送りました。今から思うとGood Luckと言えば良かった
30分後、迎えの車が到着したので次の富士宮エイドまで送り届けてもらい、
たまたまその辺りを歩いていた六花さんに救護所まで案内してもらいましたが、固定が綺麗なのでそのままのほうが良いだろうということでリタイアの申告をして、焼きそばを食べ、ホットコーヒーを3杯飲んで時間を潰し、他のリタイア者と共に河口湖までシャトルバスで帰ってきました。
携帯の電池が切れて写真はありませんが、早朝、バスの中から今回の旅で一回っきりの富士山が見えました。
河口湖八木崎公園からホテルへはバスも無く、田んぼにはまったみたいにドロドロでタクシーにも乗車拒否されそうだったので、ホテルまで走って帰りました。
あまりに元気なのでなんとなくリタイアして良かったのかなぁとも思いましたが、片手で行くのは危険なのと、そこまでして行っても膝が悪くなったら結局リタイアやなと思うとやっぱり良い決断だったなと思ったのでした。
お腹が空いたのでコンビニでカルビ丼とビール。
すぐに携帯を充電しながらこちらに向かっているセル修、108にリタイアを報告
○みさんを加えた3人とはSTYのスタート後に合流し、バーミヤンでがっつり飲み食いしました。
その後はみんなの勧めで整形外科を受診し、亀裂骨折の診断でホッとしたのでした
幻のゴール
途中からレース記ではなくなりましたが、今後に何か生かせるように考察します。
今回のリタイアの原因について
・膝が治らない
・練習できない
・出るかどうか悩む
・準備に身が入らない
・靴を買ったけどトレイルに行けない
・ザックを換えたけどトレイルに行けない
・前日からしつこく雨が降った
・天子山地がどろどろのコンディションで滑る
ということでまとめると、
もともと膝に不安がある上に準備不足でモチベーションが上がりきらず、雨が降って天子山地のコンディションが悪くなり、練習不足によるスタミナ切れが早くて転倒しやすくなった所で骨折し、やめる理由を探していた所に余計にモチベーションが下がってしまったのが原因と考えます。
しかしさっきも書いたように実はそれ程落ち込んでもいません
むしろ帰りは少しハイだったようです。
なぜならば走っている間だけではなく、終わってからも膝が痛くないから。
むしろレース前より良くなったみたいな
ということで2015UTMFは残念ながらリタイアになりました。
今から思えば走る前から無傷の完走は考えにくいですね(笑)
今回も応援と送迎に来てくれたセル修、108君、○みさんありがとうございます。
それとウッキィ、STY完走おめでとうございます。
少し嫉妬しました。
その後、
腕のほうは幸いにも亀裂骨折で症状も軽く、なんの固定もしないままでも痛みは無くなってきています。次の日から仕事もフルにできてるし、ペットボトルを開けにくい、顔を洗いにくい等はあるものの日常生活もそんなに問題ありません。
骨折でも軽ければ固定することなく早期から復帰できることがわかりました。
今後に役立てたいと思います(笑)
膝はやはり調子が良くなり20km程度であれば大丈夫な様子。
これからフルマラソンシーズン。サブ3目指して頑張ります
いつものサービスエリアにて
今回も事前に来てくれることがわかっていたので、せめてこどもの国までは行きたかったけど、麓エイドを出てからの激のぼりで心が折れました。
上りが得意なだけにかなりテンションが下がってしまったのが骨折の原因かもしれません。
そしてひょっとしたら、膝のこともあるし、リタイアする理由を作りたかったのかもしれません。
骨折した後、山の上でちびるどころか結構余裕ができて笑っていました
それがレース後の躁鬱に変わったのでしょうか
骨が折れた時、ポキッとなったのは本当です。
マジで枯れ木を探しましたから。
でも骨折は軽くて助かりました。
ランに対する影響はほぼありませんから。
御察しのとおり今週末30km走の予定ですが、膝の具合次第です。
ちなみに大阪マラソンは40km走ととらえていますので、記録は狙っていません。
まさに骨折のおかげで膝が助かったような気がすごくしています
そういう意味でも春日大社さんはご利益があると思います。なんせ2年連続ですから。
今回はかなり短い時間でレースを終了してしまったため、逆にしょーもないことをいっぱい覚えていました。
躍動感のないレース記で済みません(笑)
でもホテルで出会った時は去年のゴール後よりお元気そうでしたので少し安心しました!
夜の山の中で骨折…考えただけでちびってしまいそうです。
本当によくぞご無事で「無事ではないのですが)
膝も調子が良さそうで良かったです
そして手が痺れるまで走れてしまうのは凄いなといつも思います(笑)
最後に、薬局での失言すみませんでした(笑)
本当にお疲れ様でした!
がんちゃんのとても詳しいレース記を読むことで、あたかも自分の人生が2倍になってひろがっていくかのような。まことに僭越ながら、経験値が倍になって、平行してレースを体験していっているかのようなそんな感覚におちいっています。それほど、ふんふんと、読ませるその文章力にもいつも感心しています。しかしがんちゃんがごぼう抜きに走りに走って、それで300位くらいって、いったい世の中どんだけすごい人たちがおるんでしょうか。。。あと、スタート後の渋滞を考えると、ウェーブスタートとかにならんもんかなぁ。と。そうでないとスタートの位置取りで揉めませんかねぇ。それと、骨って、やっぱ折れるときポキンとか、音がするんですか。。。あんまり聞いたことがなくて(痛そー!)。診断から治療まで自己完結しちゃうところは、さすがですね。レントゲンはおまけ。みたいな感じですかね。水をもらって、あなたは神っていったひとの気持ち。わかるわー。山中温泉の山中で、下から水いかがっすかー。っていいながら水配りながら登ってきた大会スタッフの人が、本当にあなたは神か!ぐらい、救われましたもん。(あの水なかったら、マジやばかった。やっぱ最後の300-500mlはなにがあっても残しとかなあかんのですね。)しかし水あげるときも“しーくれっと”いわなあかん、その大会ってどんだけ過酷なんですか?いやー。。。(まずは来年STYかなぁ。)
大阪マラソン、サブスリー期待してます!!そろそろ週末30kmですか?キロ4分?そこらへんの作戦もまた、教えてください。
ではー。
がんちゃんがレース中に弱気になるなんて今までなかったような気がします。ハンガーノックはしょっちゅうですが(笑)
ポキッとなったのは心も折れてしまった音だったんですね。
どんな状況でも手を抜かない全力レースのがんちゃんだったんで今回も無理して膝を悪化させるのが一番心配でした。
けれど、この亀裂骨折のおかげで10月入ってからも結構順調よく走っているので安心しました!
大阪マラソンは走れる喜びをいっぱい感じながら走ってください!
それにしても「シークレット」は名言ですね
あと、あの歯ブラシ固定のテーピング!六花さんのお墨付きだったんですね