昨日はMさんと梅田で会い、食事をした後、阪急・阪神、二つの百貨店をぶらつくことにした。
冬物のバーゲン品で、気に入ったモノがあれば、買ってもいいかな‥という思いもあって。
まず、阪急百貨店から。
バーゲン品あさりの前に、阪急百貨店の9階「祝祭広場」で行われている「加賀温泉郷フェスティバル」(Mさん情報)を見に、9階に上がってみること
になった。
私たちが9階に上がったちょうどその時、階段状の見物席の上の方から、笛や鉦(かね)・太鼓などの賑やかな音が聞こえてきた。
同時に、色彩豊かな衣装を身につけた一団が、見物席の上に現れ、踊りながら階段を降りてこられた。
係りの方の説明に依ると、加賀の〇〇温泉郷(名前を忘れてしまった…)に伝わる、「田楽踊り」の一団なのだそうだ。
踊られている皆さんは素人の方々で、伝統芸能を継承すべく、日々練習に励まれているとか…。
私は先ず、田楽踊りの衣装の派手さ・色彩のあでやかさに、目を奪われた。
初め私は、このあでやかさを、雪国のイメージとは真逆だと感じたが、次第に、雪国だからこそこんな色鮮やかな衣装になったのでは‥と、思ったりも
した。
(もちろん、田楽踊りそのものが、全国どこでも同じように、鮮やかな色彩なのかも知れないけれど‥)
とにかく、初めて見た田楽踊りはとても新鮮で面白く、私はこのような伝統芸能が長く伝承されることを願って、踊り手の方々に拍手を送った。
田楽踊りを見終って、私たちは加賀の特産品を売っている店々を見て回った。
そして、練り物大好きな私は、3種類の蒲鉾を買った。
阪急百貨店の後は、阪神百貨店へ。
阪神百貨店8階では、(これもMさん情報だったが)「全国の駅弁大会」が催されていた。
二人は、「今日の晩ご飯は駅弁だね!」と、ズボラなことを言いつつ、8階に上がった。
上がってみると、なんとスゴイ人、人、人!
人気のお店の前には、長~い行列ができていた。
それまでにいいかげん疲れていた私たちは、あまりいろんなお店を見ずに、故郷・島根の干し魚とお弁当を買って、早々に8階を後にした。
その後、阪神地下2階の喫茶店で少しお喋りしてから、それぞれ家路についた。
帰って食べた島根の「もぐり寿司」は、(ちょっと味が濃かったけれど)とても美味しかった。
殆どが金沢を離れた後のこと故、郷土とは言え何にも知らない私です。 戦争に、人生の大切な時期を切取られてしまいました。
行ったことがあります。 そう言う催しに出会える都会に、やっぱり私は惹かれます♪♪