前から心待ちにしていた≪オール・シベリウス≫のコンサートに、昨日、Kさんと行った。
シベリウスは、祖国フィンランドが外国の圧政に苦しんでいる時代に、祖国の独立を求める国民を勇気づける素晴らしい曲の数々
を作られた、作曲家だ。
その代表的な曲が、『フィンランディア』。
『フィンランディア』は、フィンランド第二の国歌として、フィンランド国民に今も愛されているだけでなく、苦しみから立ち上がろうとす
る、世界中の人々を励ましている。
日本でも、東日本大震災の後、被災した東北の方々にエールを送る曲として、多く演奏されてきた。
私も今まで『フィンランディア』を聴くたびに、勇気をもらってきた。
今回のコンサートでは、その『フィンランディア』を含むシベリウスの曲を、母国の≪フィンランド放送交響楽団≫の演奏で聴くことが
できるのだ。
それに、『ヴァイオリン協奏曲』では、前から一度聴きたいと思っていた≪諏訪内晶子≫さんのヴァイオリン演奏が聴ける。
私の期待は、大きく膨らんでいた。
コンサート会場は、いつもの“シンフォニーホール”。
圧倒的な迫力で演奏された予定の3曲のあと、アンコール曲2曲が演奏されて、昨日のコンサートは終わった。
今回のコンサートは、私の期待に十分応えてくれるものだった。
何よりも『フィンランディア』を、シベリウスの母国の楽団の音で聴けたことは、本当に幸せだった。
≪フィンランド放送交響楽団≫の、ダイナミックで美しい演奏は、私の心を震わせ、私はとっても幸せな気持ちになった。
≪諏訪内晶子≫さんのヴァイオリンも、期待に違わぬ巧みさ・美しさだった。
このコンサートを聴けて、本当によかった!
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コンサートが終わって、Kさんと私は、梅田に出て夕食をとった。
夕食の後、Kさんは帰られ、私はJR大阪駅6階の≪時空(とき)の広場≫に寄ってから帰ることにした。
毎年≪時空の広場≫で行われるイルミネーションが、もう始まっていると、先日テレビが報じていた。
昨日は、あまり疲れていなかったので、見て帰ることにしたのだった。
≪時空の広場≫に行く途中にある≪ルクア≫では、もうクリスマスの飾りつけがされていた。
ルクアを通り過ぎ、時空の広場に着くと、今年のイルミネーションが、その姿を現わした。
テレビに依ると、今年のイルミネーションは、“水”をテーマにしているとのことだった。
(次に、そのイルミネーションと周りの様子を撮った写真を、「しつこく」載せさせていただきます。)
(イルミネーションの向こうに、JRの大屋根)
(時空の広場から見下ろした、JRのホーム) (上へ上へと上がるエスカレーター)
ダイナミックな中に二つの雪だるまが可愛らしいですね(^^♪
京都駅の大階段のイルミネーションも、そろそろクリスマスバージョンになっているでしょうか?