先日のテレビ「題名のない音楽会」で、14歳になった牛牛(ニュウニュウ)君と、私は2年ぶりに再会?しました。
私が牛牛君のことを知ったのは、確か3年前の「徹子の部屋」で、でした。
まだホントにあどけなく幼い感じの少年(当時11歳)が、天才ピアニストと紹介されて、驚いたのを覚えています。
彼は、なんと10歳で、世界デビューしたんだそうです。
←デビューした頃の牛牛君のアルバム写真
そして、たしか「徹子の部屋」の明くる年だったと思いますが、牛牛君のコンサートが大阪で開かれることを知りました。
私は、天才ピアニストのピアノの音色がどんなものなのか、ぜひ聴いてみたくて、友だちを誘ってコンサートに行きました。
でもその時私には、ちょっとした心配がありました。
その心配というのは、自分の子供のコンサートに臨む母親が抱くだろう心配と、同じ種類のものだったような気がします。
“彼はこのコンサートを、無事に最後までやり終えることができるだろうか‥?”
そう私に思わせるほど、「徹子の部屋」での牛牛君は、幼かった…。
しかし、その心配は、彼が舞台に現れたのと同時に、いい意味で見事に裏切られました。
たった1年のうちに、彼は、背がすらりと伸び、若々しい青年と言ってもいいくらいに成長して、登場したからです。
演奏も、実に堂々としていて、さすが!と感じさせるものでした。
(その時彼はまだ、若干12歳だったのですが…。)
それから更に、2年が経過。
ついこの間も、一緒にコンサートに行った友だちと、「最近、牛牛君はどうしてるんやろねえ?」と話していたのですが…
その矢先でした!
「題名のない音楽会」に彼が登場したのです!
14歳になった牛牛君は、顔にはまだ少年の面影を残しつつも、背はなんと2年の間に更に15センチも伸びて、スラリとした素敵な少年に成長してい
ました。
彼がピアノを弾いている時の、横顔と背中の美しさは、格別です!
まっすぐ伸びた背中から首にかけての美しいライン! 長くてスズヤカな感じのする若々しいネック!
社交ダンスを躍らせても、きっとステキだろうな!なんて、勝手に思ったりもしました。
こんな事を書くと、演奏の方はどうなんだ!?と言われそうですが、それはもちろんバッチリです!
番組では、超絶技巧で有名な、リストの≪ラ・カンパネラ≫と、ショスタコービッチの≪ピアノ協奏曲・第1番≫、それと、中国の曲を弾いてくれました
が、そのどれを聴いていても、ウットリでした。
←≪ピアノ協奏曲≫を弾く牛牛君と、指揮者の佐渡裕氏
演奏が終わって、指揮者の佐渡さんと握手する牛牛君は、可愛いという表現が似合う、少年の表情に戻りました。
でも、佐渡氏からこれからの抱負を聞かれて、「ピアニストとして成長することはもちろん、指揮の勉強もしたいし、作曲もやってみたい!目標は、幅
の広い音楽家になること!」と答えた牛牛君に、私は限りない可能性を感じて、うれしくなりました。
彼のこれからの成長を、心から応援したいと思います。
そして、また近いうちに、彼のコンサートにぜひ行きたいと思っています。
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