『オカメザクラ』の木々の先に、『河津桜』の小さな並木があった。
同じ早咲きの桜と言っても、『河津桜』の方がより早めに咲くらしく、花の間から、もう緑の葉が出ていた。
花の色は『オカメザクラ』の方が濃く見えたが、もしかしたら盛りを過ぎた『河津桜』の色が少し褪せて、薄く見えたのかも知
れない。
『河津桜』は、『オカメザクラ』のように外国で交配されたものではなく、終戦後、静岡県賀茂郡河津町で1本の原木が見つ
かり、それが地元の人によって増殖され、今では河津町は『河津桜』の名所として有名になっている。
その美しさがファンを呼び、全国に広まっている。
なので『河津桜』の方が、一般的には、『オカメザクラ』よりよく知られている。
色が薄いピンク色と書いたが、光の当たり方によっては、濃くみえる場合もあるようだ。
又『河津桜』のいい所は、部分的にだけれど、枝が枝垂れているところがあり、枝垂れた枝をカメラに収めることができる。
最後に、今まで載せきれなかった『河津桜』の写真を2枚載せます。
光の加減か、この写真だけ、こんな色になりました。
『河津桜』の見事な大木を最後に。
見物客はまあまあおられますが、密と言う感じではありません。広い場所だしみんなマスクしてるし…大丈夫だと思います。