のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

とりとめなく…

2019-07-30 18:40:57 | 日記

 私がNHKのダンス教室に行っていたころから教室を止めてずい分経った現在まで、教室のM先生には大変お世話になっている。

 帯状疱疹で入院・退院後も私の体調を心配して、何度もメールをいただいた。

 その度に「一度会いましょう!」と書いてくださっていたが、私の状態が整わず、その機会に恵まれなかった。

 それが今月の25日(木)に、お互いの都合が合って、やっと梅田でお会いすることになった。

 今回は食事は止めてお茶だけにすることにし、梅田の地下のカフェに行った。

 長いお付き合いで、M先生と私は、先生と生徒の関係というより、半分くらいは友だち同士みたいになっている。(と言うのは、私の

勝手な解釈かも知れないけれど…)

 この日も、親しい友人のように、私は遠慮なく先生と喋った。(まあ、時間の3分の2は私が喋っていたような気がする…。)

 心ゆくまでお喋りしたあと、私たちは阪急百貨店をぶらつくことにした。

 最初に行った、吹き抜けになった8,9階の祝祭広場では、この日は台湾フェスタが行われていた。

 9階の天井から吊るされた(いかにも台湾らしい)赤を主体にした飾りが面白かったので、歩きながらカメラを向けた。

                    

 

 

 


 

 

 28日の朝の水やりのとき、明日にでもハイビスカスが咲きそうなのを見つけて、また写真を撮った。

 序でに、朝から強い夏の太陽を受けて、健気に咲いている数少ない花たちも、カメラに収めた。

               

 

              

 

              

 

                

 

             

 

 

 これまで何度も鉢植えを買ってきても枯れてしまっていたパキラが、やっと根付いてくれたようなので、撮っておいた。

             

 

 


 

 

 29日の毎日新聞の朝刊のトップに、懐かしい顔が載っていた。

 かつて、サッカー日本代表の監督だった、イビチャ・オシム氏だ。

             

 

 サッカーのことはよく分からない私だけれど、日本代表の試合のときのオシム氏の指揮官ぶりは、とてもカッコよく思われた。

 そのうちにオシム氏が、ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボの出身であること、あの「ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争」のとき、

氏の故郷サラエボも戦火に見舞われ、多くの親しい友人知人を失われるという、苦い過去を持つ方であることなどを知った。

 そういう苦しい過去を背負いながら日本代表監監督として采配を振るっておられるオシム氏の姿には、何か威厳のようなもの

が感じられて、やっぱり素敵だと思った。

               

 

 しかしそのオシム氏が、1964年の東京オリンピックに、サッカーユーゴスラビア代表として参加されていたことは、今回の新聞

記事によって初めて知った。

 当時23歳だったオシム氏にとって、東京オリンピックは、初めて海外の空気を感じることのできる舞台だったのだそうだ。

 特に東京五輪の閉会式で、選手たちが、国も人種も分け隔てなく、笑顔で腕を組み互いに肩を抱き合った姿は、オシム氏の心

に「平和の祭典としてのオリンピック」の素晴らしさを実感させ、スポーツを通して民族の共生が可能なのではないかとの希望を

強く抱かせた。

 しかし、86年にユーゴスラビア代表監督になられたオシム氏は、その希望が容易に実現できないことを、現実によって突きつけ

られる。

 当初彼は、その類いまれな指導力と求心力で、民族の垣根を超えて、ユーゴスラビアチームを強豪チームへと導いていく。

 だが、東西冷戦後、次第に抬頭してきた民族主義が、次第に民族間の戦いへと発展し、ユーゴスラビアチームを壊滅させて

いった。

 サッカーで民族の絆をつなぎ止めようとし、その無力さを肌身で思い知らされたオシム氏は、今回のインタビューの最後で、「どん

な理由があっても、戦争は絶対に起こしてはならない。」と言われ、「スポーツ(五輪)が平和に貢献する夢」を語られたそうだ。

 私は、オシム氏の健在ぶりを知り、氏の今も変わらぬ信念を知ることができて、とても嬉しかった。

 

 


 

 

 最後に、「一日花」のハイビスカスの花の変化を、写真に撮ってみた。(物好きですが)

 ☆ 7月28日 <つぼみ>

               

 

 

 ☆ 29日 <開花>

               

                  朝5時49分、まだ半分くらいしか開いていない。

 

               

                     6時34分になると、もう殆ど開いた感じ

 

               

 

               

             午前11時40分には完全に開き、太陽の光を花全体に受けていた。

 

               

                 午後6時27分、少しだけ閉じる気配を見せている。

 

                

                       夜8時、半分くらいに閉じている。

 

 ☆ 30日の朝は…

               

          私はハイビスカスに「ありがとう」と声をかけて、しおれた花を取り去った。