昨日思い立って万博公園に行った。
このところしばらく、万博公園にはご無沙汰している。
春まだ浅いこの時期、万博公園でどんな花・植物たちに会えるのかしら?
そんなことを思い期待しながら、出掛けることにした。
だがいつも、出掛ける時間がズルズルと遅れてしまう私‥。
昨日も万博公園に着いたのが、4時ちょっと前になってしまった。
係りの人に尋ねると、閉園が5時なので、今が見頃の梅と椿だけを急いで見てこられたら?とアドバイスされた。
そこで私は、急ぎ梅林に向かった。
梅林は、万博公園の入り口から程なくの丘の上にある。
梅林に向かって坂を上って行くと、白とピンクと赤が混じりあった、ホワァ~と明るい光のようなものが、坂の上に現われた。
今がほぼ満開の梅が、太陽の光を受けて輝いているのだ。
私は思わず「わあ、きれい!」と叫んだ。
万博公園が大好きな私は、今までにも、梅の季節に何度か公園を訪れている。
でも今回のように、梅園全体がほぼ満開の時季に出逢ったことはなかった。
私は感動して、この梅林の美しさをぜひ写真に収めたい!と思った。
でも、眼で見た美しさを、そのままカメラでとらえることは、なかなか難しかった。
万博公園の梅林には、紅白1本ずつ、しだれ梅がある。
昨日は、その2本ともが満開だった。
梅園の向こうには、万博公園のシンボル・太陽の塔が顔を覗かせている。
次に、梅の花のアップの写真を2枚。
梅林を出たところに小さな竹林があり、竹林の明るい緑と、梅のピンクとの対比が、とても鮮やかだった。
梅林を出ると、もう時間は4時半を過ぎていた。
私は、梅林からかなり距離のある、椿園へと急いだ。
椿園の方は、梅林ほど華やかとはいかなかったが、いろんな色の椿が花を開いていた。
椿園を後にした私は、もう閉園時間が迫っているにも拘わらず、回り道をして出口へと向かった。
公園の広い草地にはもう人影もわずかで、昼間のにぎわいが嘘のように、静かだった。
しばらく歩くと、向こうに水仙らしき花を見つけた。
もう時間が無い! でも私の足は、ヤッパリ花のある方に向かった。
水仙を撮ってから一路出口に向かって歩いていると、来たるべきチューリップ祭りに備えて、チューリップの球根がきれいに並んで植えられていた。
やっと、出口に到着!
最後にエントランス部分の花壇を撮って、私は万博公園を後にした。