今朝の新聞を見て、
ああ、これは辛いよね、と思ったのでした。
私、むかーし昔、広告代理店に勤めていました。
だからというわけでないですが、
今日の全面広告を見て、ちょっと切なくなりました。
満を持してだったと思われます。
ちゃんと、諸々、しっかり計画してのことだったはずです。
だって全面広告なら、今日の明日で、いきなりの掲載は無理です。
いわゆる「go toキャンペーン」を見込んでの掲載でしょう。
新聞の一面広告って、それなりの予算です。
大手旅行会社さんが、久しぶりに一面広告を掲載されていました。
それなのに、
関西圏でも、ここ最近にない多くの感染者数で速報が出る日に当たってしまい…
そんな日に出た、浮かれた、明るい新聞広告を見て、
いつもは起こらない感情が押しあがってきました。
もう許してよ。
正直、国が打ち出した支援キャンペーンに対する
メディア、及び世論の厳しい意見は、そりゃそうですね、そういうもんだと、
「命を守る」ことの正義に納得しています。
でも。
納得いかないのは、
コロナが収束しないなか、コロナと共に生きていくと決めた生活に
揚げ足を取らないで欲しい、ということです。
ほんとのところ、銀のステッキでは、本来のキャンペーン目的には、
期待しておらず、でも、せっかくならお客様の負担が少なくなればいいな、と。
いえ、期待していると言いにくいのが正直なところかも。
なかなか難しいですね。
先日、すごく身近な人に
コロナ禍で、旅行業って罰則あるの?と聞かれました。
罰則って・・・たいそう傷つきました。
旅行会社と言えないまま予約する機会が増えました。
旅行会社というだけで煙たがれます。
大人数、団体と思われてしまうからです。
違います、うちは少人数で、バスといってもマイクロで、云々と
すぐさま言うのですが、
なんだか言い訳しているように・・・
もっと言えば悪いことをしているような・・・
オドオド、ドキドキしながらスタッフがやっとこさ予約した時に、
急に嫌気がさしました。
アホらしい、こんなんおかしいわ、と。
そもそも旅は楽しいことでしょう。
コソコソ、なんでやねん!
旅行会社って、なんで言えないんよ。
でもこれが今のあるあるです。
答えがないなか、残念ですが、
皆さんの考えに委ねるしかありません。
人目を気にして、息苦しさを課してまで、旅に出る必要ないでしょう。
だって、その時点でもう旅でないように思います。
旅は楽しいもの、ただそれだけのもの。
旅行会社向けのキャンペーン説明会に先ほど予約を入れました。
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