銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

湖北の秋

2016年11月17日 | Hの生きる喜び、それは

「湖北」とはいうまでもなく、琵琶湖の北を指すが、
さてとこから先を「湖北」と呼ぶのか、はっきりしたことを私は知らない

京都は桜が盛りでも、まだその辺(湖北)は早春で、
枯枝の中にこぶしの花が咲いていたりする

紅葉の頃には、もう粉雪が散り始める

 

寂しいけれども暗くはなくて、
しっとりしていても、湿っぽくない

 

陶器に例えれば、李朝の白磁のような
そんな雰囲気が好きで私はしばしばおとずれる

白洲正子「かくれ里」 (湖北 管浦)より引用

この、「寂しいけれど暗くはなくて」「しっとりしていても、湿っぽくはない」
このフレーズが、今なら分かるような気がします

京都や奈良とは違って、矛盾していますが
「くすんだ艶っぽさ」というのでしょうか
そういうものが湖北には感じられるのです

畏れ多いながら、私も最近「湖北」が好きになってきました
故郷ではないのに、琵琶湖を眺めていると落ち着きます
JR湖西線に揺られていると、実家に帰るような気持ちになってきます

週末は、ふらりと高島市マキノへ。

(ブナの森の黄葉)

(メタセコイヤ並木、色づきはこれからですね)

(奥に琵琶湖と、メタセコイヤ並木を眺めて)

週明けは、添乗で山門水源(やまかどすいげん)の森へ。

森が雨でくすぶって、何とも言えない雰囲気に

ふわふわの苔がますます輝いて

時折こんな真っ赤なカエデもあったりして

あ、かわいい!アカハライモリ

自己主張しない、自然のありのままの姿に出会えて、嬉しかったです


エナガはこんなしめった森が大好きです


あ、行っちゃいました・・

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是非、秋に燃える一瞬のきらめきを探しにご一緒ください。

こちらをご覧ください。

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