銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

ヒガンバナと龍王ケ淵

2024年10月06日 | のほほん同志Aの日常

今年は彼岸花をあまり見ないなぁ、、と思いませんか。
家の近所でも、10月に入り、ようやく田んぼの脇にぽつぽつと
赤い花が見えるようになりましたが、去年咲いていたところに咲いていない。

そんななかでしたが、ヒガンバナを求めて訪ねた奈良県宇陀の仏隆寺では、
見事な群生が待ってくれていました。



ちなみに、こちらの仏隆寺、
鹿に食べられるなどして、いっときは彼岸花がほぼ全滅したようですが、
地元の方々が5年がかりで約8万株ものヒガンバナを植えられたのだそうです。

小雨降るなかでしたが、私たちのほかにもカメラマンと思しき男性が。

参道へとつづく道、人のいないところを撮りたいでしょうに、

「すみません、さっさと行きますんで。いや、さっさとは行けませんが・・」
とペコペコしながら、お参りしてきました。




最近、よく見る図鑑によると、

【ヒガンバナ】
・・・昔から死人花(しびとばな)、疫病花(やくびょうばな)などと呼ばれ、
忌み嫌われましたが、近年は花の美しさが見直され、群生地は観光名所に。

ちょっとひどい言われよう?と、念のため、広辞苑も引いてみましたが、
やはり、「シビトバナの別名も」とありました。

時代が変わると、受け止められ方もずいぶん変わるようです。

変わるといえば、こちら、午後から訪ねた「龍王ケ淵」。



小さな「池」ですが、今や、人気スポットに。



この感じ、何かに似てるなぁ、、と思い出したのが、
先日訪ねた新潟県の清津峡トンネル。

どうやらポイントは、
上下逆さで、水に映ること。

つまりは逆さ富士、あるいは、逆さマッターホルン。

ということは、最近のインスタ映えスポットも、
新しいように見えて、案外、古典的なのかもしれません。

とりあえず、この秋も、10日ほど遅れのヒガンバナが見られたことに安堵して、
雨の宇陀路をあとにしました。

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