銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

ラヒホ企画は喜劇である?

2022年04月17日 | 見かけだおしNのつぶやき

『人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ』

 

上手いこと言うなぁと思って調べたらチャップリンでした。

 

この言葉を引用して、介護に明け暮れるあるコラムニストが

介護は、向き合っている間は、つくづく悲しみの連続でも、

一歩引いて、数々の出来事を傍観すると、けっこう笑っちゃうことの連続。

 

そんなことを書いていて、

本当にそうだなぁ、と感心したもので。

 

される側、する側の空間に当事者だけでいると、しんどい。

密室の狂気ってありますよね。

身内って素だから、起こりやすい。

 

でも、はたから見れば、けっこう微笑ましく、

笑っちゃぁいけないのでしょうが、でも笑える。

 

「お姉ちゃん、また!杖忘れたらあかんやん」

ちょっと厳しい口調の妹さん。

「ハイハイ。でも、あんたこそ、帽子忘れたんちゃうの」

のんびりと車椅子のお姉さん。

あっ。

照れ臭そうに介護タクシーに引き返す妹さん。

 

「うちの奥さん、いよいよ車椅子が必要になるかもしれないから、今日は練習に」

背を丸めて奥さまの手を引くご主人。

並行して車椅子も用意しました。

「あんた疲れたか、車椅子に乗るか?」

「私はいらないわよ」

ご主人をおいて案外スタスタと先を歩かれる奥さま。

1時間後、お二人に目を向けると、

長い足の置き場に困ったようにご主人が、

車椅子に座って、腰をさすっておられました。

 

ご姉妹、ご夫婦、どちらも老々介護と呼ばれる状況下ですが、

やっぱりしみじみと。

笑っちゃいました。

 

「あなたにはわからない」

いえ、わかっているのです。

 

どちらの方も、介護タクシーの運転手さんに

「今日はお疲れ様でした。長時間ありがとうございました」

別れ際、何度も何度もねぎらいの言葉をかけておられたのが、ホロリ。

 

チャップリンにみる喜劇のオチはたいがい、こうですもんね。

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日程 4月21日(木) 11:30〜15:00

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