医王寺のササユリを見に福崎へ行ってきました。
準備の時、どんなところかな？と
ネットで調べるも、なかなかそれらしきページを見つける事ができません。
久しぶりに銀のステッキっぽい？
普通ツアーじゃなかなか行かないシリーズの添乗にあたったようです。
とはいえ、医王寺は里山ではすっかり見なくなったササユリを憂いた御住職が
20年もかけて植え続け、
今では境内に1000株以上ものササユリが咲き誇るまでになった花の寺。
SNS情報によると、写真家の方たちの間ではかなり有名な場所のようです。
ササユリは、残念ながら見頃前ではありましたが
ピンクで可憐な花がチラホラと咲いていました。
医王寺の御住職が教えてくれた、あじさいの小道では、
山あじさいが見頃を迎えているとのことでちょっと寄り道をしました。
サラの花で有名な應聖寺では、緑萌ゆるお庭を見ながらお抹茶をいただきました。
石斛の花や京鹿子、椿など色とりどりの花が咲いています。
花巡りだけでなく、学びの時間もしっかりと。
福崎が生んだ民族学の父「柳田國男記念館」や生家も見学。
その著書「故郷七十年」に出てくる河童にちなんで
街のあちこちで突然妖怪が飛び出してきます。
そしてお昼は名物もちむぎ御膳をいただきました。
最近ブームのもちむぎは福崎の特産だったとは知りませんでした。
(あっ、マスクレードのレクチャーに忙しく写真撮るの忘れました！)
いつも添乗で西へ行く時、必ず通る福崎ICで名前はすっかりおなじみでしたが
街をゆっくり見てまわるのは初めてでした。
のんびり、ゆったり、寄り道しながら里山の景色と季節の花を見てまわる、
何してきたの？ときかれたら、何をしたかな？、、、
でもなんだか楽しかったんだな、
なんかすごく良い1日過ごせたんだな、とじわじわ込み上げてくるこの気持ち。
こういうツアーこそ、銀のステッキらしくて私は好きです。
旅の後、お客様のアンケートにも同じ気持ちが綴られていたことが嬉しくなり
皆さんとお別れした駅のホームでにやけ顔をぐっと堪えたのでした。
それにしても福崎の妖怪、リアルに怖いです。思いません？
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