銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

お見合いします

2014年05月23日 | のほほん同志Aの日常
「困ったことになった、どうしよう…」

昨日、ケイタイに
悲痛な声でお客さまから電話がかかってきました。

どうされました?

「ケンジを預かってもらうはずやった奥さんが
 手術することになってん…」

えぇっ

と声をあわせつつも、内心、ん?

ケンジ君というのは、その方が
とてもとてもかわいがっておられる愛犬。

このケンジ君、超がつくさびしがり屋で、留守番が苦手らしく、
旅行の折には彼をどうするか、が毎度の課題でした。

繊細なため、ペットホテルでケージに閉じ込められるのは論外。
ふだんの生活とそう変わらない、
庭でつないで…の形で預かってくれるお宅を探しておられたところ、
なんとかその難題をクリア。

念願かなってこの夏、
8日間のカナディアンロッキーにご参加予定です。

が、そのご旅行が来月に迫ってきたいま、
どうやら、預かってくださるはずの
ご近所の奥さんが入院されることになったようなのです。

「このままやったら、カナダ、行かれへん…」

え~!!

今度はほんとうに、「え~」となりました。

それは、なんとかせねばなりません。

「わかりました。
 ケンジ君、いざとなったら、うちの実家で預かりましょう」

そう言いつつ、親は預かり知らぬ話なわけで
どう言うかなと、ちらりと不安が頭をかすめました。

ところが。

「え、いいの?!」

お客さまの声が2オクターブぐらい高くなりました。

「あ、いえ、でも実家にも犬がいるから…。
 女の子ですけど、大丈夫かな」

急にもじもじする私に

「ケンジ、女の子やったら大丈夫」

力強く、おっしゃいました。

「一度、お見合いせなあかんね、お見合い!」

はあ。

「うまくいったらいいんやけど」


…というわけで、お見合いすることになりました。

善は急げ、です。
明日からのイギリス添乗から帰国したら早々に。


飼い主に似て、やたら向こうっ気のつよい犬なので心配です。

…って、犬の心配している場合じゃない気がしますが。


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