銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

ブータンの美しい人たち

2010年06月16日 | のほほん同志Aの日常
早朝、関空につきました。

ちょうど来た、
神戸三宮行きのリムジンバスに飛び乗りました。

スタバのコーヒーを飲みながら
バスに揺られる1時間。

いつものひとこまとなったこの風景は
一連の海外添乗のなかで
もっとも好きな時間といえるかもしれません。

無事、海外ツアーを終えたことの安堵と
旅の余韻にひたるうちに、
やがて六甲山に抱かれた神戸の街が見えてきます。

帰ってきた…
今回行った○○も良かったけど…
やっぱり神戸はいい

海外モードだった気分が
明日からつづいていく日常へと切り替わるひとときです。

そう、いつもなら――。


今朝は違いました。

神戸の街を美しく思えませんでした。


つい昨日までは、ブータンにいました。

体はたしかに帰ってきているのに、
気持ちはあちらに置いてきてしまったまま。
なんだか、そんな感じです。

なんか、いつもとちがう…

違和感を感じているうちに、バスは三宮に到着。

ビジネス街の中心部に降ろされると、
違和感はますます強まりました。

時計はちょうど、午前8時30分。
通勤ラッシュの人々が忙しく行き交います。

男性もいます。
女性もいます。
でも、その誰もが…

「…民族衣装を着ていない!!」

これが、違和感の正体でした。

出発の2日前に慌しく会った、
ブータンびいきの旧友の言葉がよみがえりました。

「ブータンに着いたらびっくりしますよ。
 日本人と同じ顔の人たちが、
 みんな民族衣装でうろうろしてますから(笑)」

確かにブータンに着いたときも、びっくりしました。

それから8日後。
帰国した日本では…

ブータン人と同じ顔の人たちが
誰も民族衣装を着ずに、うろうろしているなんて…!

日本に着いて、またびっくり。
(この順応の早さにも、びっくりですが)

それにしてもどうしましょうか、
このぽっかり空いた心の穴。

そういえば、先の友人が別れぎわに言ってました。

「絶対に、住みたくなりますよ、ブータンに」

そこまで?と首をかしげた私に
「行けば分かりますから」と、にっこり。

力強く宣言された言葉どおり、
すっかりブータンに気持ちを奪われたまま
もぬけの殻で帰ってきてしまった様子。

明日からの日本社会への復帰が思いやられます。



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