S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

宝の山だァ

2006-10-08 16:52:22 | Weblog
きのうは、会社をお休みもらって、次女の志望している大学の最後のオープンキャンパスだったので、お供で東京へ行った。本当はひとりで行けば?と言ったんだけど、どうしても母に大学の雰囲気を見て欲しいというので、ふたりで行った。わたしが大学生の頃住んでいた近くにその大学はあったんだけど、なんせ一世紀の4分の一もたってるんだから、変わってしまうのは当たり前の話で・・・・・受付をすませて、お昼のチケットをもらったので、お昼をすませて大学の中をみてまわった。個別懇談でいろいろ先生に話を聞かせてもらって、次女は実技試験の話を聞きに行ったので、わたしは大学の図書館で待っていたんだけど、もうほんとうにすごい蔵書で宝の山だ!と思った。写真集、たくさんの詩集、映画関係の本、ここで一ヶ月ぐらい、暮らしたい!と本気で思ったよ。

わたしは図書館のたくさんの本の気配が本当に大好きで、沈黙している本の静けさに包まれていると、どこにいるより落ち着く。
図書館の机でしばらく本を読みふけっていた。しあわせな時間だったなあ、

講習が終わって娘といっしょにいろいろ話をしながら大学を出た。
おとといの東京は嵐のようだったけど、きのうはとてもよく晴れていて、前の日の雨で街の埃が洗われて、空や町がとてもきれいだった。東京でこんなにきれいな青空は何度か来ているけど、あまり見たことがないから、さわやかだった。


受験まで娘は必死でがんばらなくてはいけない、それでも二人でなんだかとても楽しかった一日だった。

きょうは朝から片付けや掃除に追われていた。気合入れてやったから部屋がきれいになったぞ!さっぱり

ドコモの反撃第2弾はけっこういい線いってるぞ。「みんなちゃんとはドコモでしょ」・・・・・・うーん、やるじゃん!

番号そのまま、さあ何処いく?

2006-10-06 16:44:55 | Weblog
「番号そのままauにおいで」というそうとうインパクトのあるauに、ドコモが反撃に出たぞ。
「番号そのままあなたもドコモヘ」・・・・うーん、いまいちインパクトが薄い。コピーは断然auが勝ってるとわたしは思うのだ。
このさい、いっしょにCM作って、バトルしたらおもしろいのになあ、auは仲間さんのごくせんのノリで、「おいで」っというイメージが強いからインパクトがあるんだな、と広告の分析もおもしろい。


広告写真家の上田義彦さんがきのうNHKの「プロフェッショナル・仕事の流儀」という番組に出ていた。プロというのはここまで、自分を信じてそして追い込んでいく厳しさを持って仕事をしている人なんだと、娘といっしょに見ていて、ふたりで感動してしまった!
写真に対するものすごい情熱をかいまみた。人間ってすごい!詩を書く人は言葉の奥に分け入ろうとするが、写真家は被写体を見つめて、そこに入り込むことで言葉を越えた領域に入っていくんだと思った。


障害者自立支援法ができてから、長女は仕事が以前にもまして大変になったような気がする。最近とても疲れているようで、かわいそうになる。この法律は以前ブログに書いたように欠陥だらけだ、だからそれが障害者の人たちが泣かないような方向に改正してほしい。
長女にはなんとかんばってほしい。やはり何の世界でもプロフェッショナルといわれるようになるには、並大抵ではなれない。長女の施設の入所者さんが「がんばらない」とすてきな字を書いていた。しゃかりきにがんばらず、それでも前向きに仕事に取り組んでほしいな、と母は思う。

貪欲に成長していきたいのだ!

2006-10-05 16:36:01 | Weblog
「郵政民営化」改め「郵政米営化」をやった立役者の竹中さんという人は、なんで自分のやったことに砂かけばばあのように、砂かけて今議員をやめるのか納得できない・・・・逃げてるようにしか感じられない。「神州の泉」というブログをブックマーク欄にリンクさせましたので、また暇はあるけど、お金はない?という方は飛んで見てね!



斎藤君と田中君はとってもさわやかで、こういうライバルができたことは、これからも二人ともがんばれるだろうなあ・・とうらやましくもあった。
巨人の星の星飛雄馬(ってこういう字だっけか?)と花形や左門みたいで、すごいいいなあと思った。
ライバルであり、良い友達っていう関係になれるのはほんとうらやましい。
わたしは友達をなくしてる気がする。今まで、いろんな仲間をつくってはわいわいやってきた。
自動車教習所に通っていたときの仲間
下の娘が早産しそうになって、1ヶ月も点滴につながれていた時の、同じ部屋の早産しそうな母の仲間(なんか変・・・)
下の娘が公園デビューしたときのいっしょに遊んでいた親子の仲間。

こんなふうに友だちは増えて、そして今も友だちのままの人もたくさんいて、それでも離れてしまう人もいて・・・・・
この歳だから、死んじゃった友だちも何人かいて・・・・でもライバルで、友だちという人はなかなかいないから、ほんとに斎藤君と田中君はいいなあと思う。
この歳になってもいっしょに成長していける友達が欲しいなあ。男でも女でもいい。もう更年期近くなるとなんだか自分が両性具有みたいになってくる。

見事にからっぽ・・キムチ鍋

2006-10-04 16:56:22 | Weblog
円周率を10万桁まで暗記するなんてすげえよ!
今の小学生は円周率は3だよ!円周率はなんてったって3.14であってほしい。じゃないと神秘性?すらなくなってしまいそうな世の中だ。


数学の世界は宇宙論まで突き詰めると、または真逆のミクロの世界まで突き詰めると、まるで哲学となってしまいそうなくらい神秘的でさえある。
家の息子が小学校に入って間もなく、先生から「計算がおそい」と言われたことがあって、「小学校の1年生が計算がおそいのは当たり前です。計算を正確にするほうがだいじなのではないでしょうか?」と反論したらそれ以後、先生は毎日生活ノートに「ハンカチ、ちり紙持っていません」と赤い字で書いてきた。。自分が持っていかないんだからと思い、わたしも用意してあげることはなかった。(ひどい母親)トイレにいったらズボンで手をふいていたのは、我が家の兄妹3人とも共通です。
息子も下の娘も小学校の4年生になってもまだ手を使って計算していたが、(脳の数字の世界が欠如してるかな?と思ったぐらいだが)中学にいって数学の成績は悪くなかった。それでも本当の数学は高校以後だろう。
それまでは算数の世界だろうと思う。わたしは数学が得意ではなかったけれど、本当に突き詰めたらすごくおもしろい学問だと思っている。


久しぶりにみんなそろって夕食だったので、きのうはキムチ鍋にしました。
山のように作りすぎたかなあ・・・と思ったんだけど、あっという間になくなった。
生存競争が激しいというか、食い意地がはってるっていうか、以前息子の彼女がよく遊びにきていたとき、最初来た頃は、その子は食べるのがおそかったんだけど、だんだん我が家の生存競争に感化されて、お鍋でパエリアをつくったときなんか、早く食べないと「食いっぱぐれる」と思ったのか、誰よりも早くおかわりしていてほほえましかった?
そうやってみんながおいしいと食べてくれることは、作った方としてはすごくうれしい。
おかげで自分はあまり食べられないけれど、それでも鍋物が残るとかわいそうなぐらい惨めな状態になるから、きれいに食べてもらうとうれしい。



長い目でみて自分にプラスになるように。

2006-10-03 16:44:57 | Weblog
きのうの続きで、もう役員を引き受けてくれる人がいなかったら、また2年わたしがやってしまおうか・・・とも思う。
人にいろいろ断られるぐらいなら、自分でがまんしてでもがんばってしまった方が気が楽だとも考える。
いつもこんな役目でつくづく自分はかわいそうだ!?と思ってしまうよ。
こんなふうだら胃潰瘍ばかりできるんだろうなあと思う。うまくぬけられる人って、結局そういう苦労をしないで、役員とかもうまーくスルーして逃げてしまうんだよな。わたしは不器用だと自分で思う。それでもそういう仕事を通して人と人との繫がりが新しくできて、それは自分にとっていつか必ずプラスになるということも学んだ。
それがあるからなんとかやっているけど、ほとんど労力の使うボランティアと同じだよなあ、と思う。


きのうの夜、ホルモンを焼いたら、家中なんだか匂いがこもっているので、せっせと朝ファブリーズをふりまく。
犬が居た頃は、ミルク(犬の名前です)は、こんな匂いが大好きだった・・・・ミルクはくさやも大好きだった。くさやはまるで豚ちゃん小屋の匂いだったんだけど、ミルクは歓喜しながらくさやを食べたっけなあ・・・・

こだまはキャットフードにおまけに猫缶詰がついていたので、これはお得!と思って買ってきたら、そのおまけの猫缶詰に見向きもしないで、前足で砂をかける動作をする・・・・・「こんなのくわねえよ」という意思表示なのだ・・・・クウッー贅沢な!
ミルクはなんでも喜んで食べた。納豆ご飯やもろこしの芯だって食べたのだ。S家のペットはなんでも貪欲に食わねばならないのだ。


不思議な因縁というか、また田中君と斎藤君は決勝戦で対決するんだなあ・・・・

すべてはぬか床から始まった

2006-10-02 16:57:54 | Weblog
今やっている出身高校の同窓会の役員の任期が終わるので、次の人を探さないといけなくて、朝から名簿たよりに電話をかけまくっていたんだけど、引き受けてくれる人がいなくて、だんだん腹が立ってきた。私だって、前の人から頼まれてすぐに了承して二年やってきたんだぞ!みんないろいろ理由をくっつけて断る。私だって仕事があるのに、しかも他の組織の事務局だって大変なのにやってるんだ!いったいこの社会で生きてる限り仕方ないだろうが・・・・!と怒鳴りたくなった。
わたしの出た高校は昔は高等女学校だったので、同窓会の偉い?人たちはみんなばあさんだ。とても口うるさいのだ。そして、名簿はほとんどが女の人で、共学になってからの卒業生の男の人はまだみんな若くて仕事が大変なときだ。口も身体も達者なばあさんが多いくせにちっとも引き受けてくれない。自律神経失調症で・・・とか、わたしだって自律神経失調症で、ぶっとい注射打って生きてるわい!ふざけんなよ!と思わず地が出てくる。ああ、悪夢のような日だ。
くそーっ、わたしだって口も身体も達者なばあさまになってやる!というか・・・半分なりつつある・・・

下の娘がまだ2歳にならない頃から、わたしはPTAの役員をさせられどこに行くにも娘をおんぶにだっこで、リュックにおにぎりを入れ、(おにぎりが大好きだった娘が泣くとあげていた)学校にいけばバケツの水をひっくり返したり、よその教室に行ってしまったりたいへんだったのだ。


午後はもう電話かけるのもいやになり、本を読んでいた。
沼地のある森を抜けて「」(梨木香歩)という小説で、すべてはぬか床からはじまったというひいおじいさんからの家宝?のぬかみそのぬか床をおばさんが亡くなったためにめんどうを見ることになった主人公、そして毎日ぬかみそをかきまわしているうちにぬか床から卵が発生し、それが人間になって生まれてくるのだ・・・・・おもしろかったし、少しせつない物語で、午後は寝転がって本を読んでいた。
わたしは冷蔵庫でぬかみそを管理しているから、腐る心配はない。ぬかでつけた漬物は好きだけれど、たしかに塩を足したり、ぬかを足したり面倒でもある。

疲れた・・・日だった。そうじも中途半端だった。