S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

眠ってても活動する脳?

2006-09-30 16:48:47 | Weblog
夏休みが終わって、中国語の先生が中国から帰ってきて、また本格的に授業が始まったんだけれど、きのうはいきなり難しくなってきて、少しパニクってきた。

初心者コースと中級と時間が分かれているんだけれど、中級の人たちも復習の意味で初心者の授業をいっしょに聞いている。きのうはなぜか初級の人が欠席が多くあまりいなかったせいか、先生は中級をやっていたんじゃないかと思うぐらいいきなり難しくなった。
だめだ・・・・ちょっとついていけない・・・・自己嫌悪の次は眠くなってしまった。半分は意識不明状態だったと思う。

長女もきょうは施設の上司からも言われて「アスペルガー症候群」の講演を聞きにいったのだが、やっぱり寝ていたらしい。アスペルガーというのは、軽度の自閉症といったようなもので、長女の施設にも入所している人がいるので、勉強になるからと行ったんだけど、半分寝てしまった・・・・・らしい。
長女は中学の頃から、高校、大学と授業中はほんとによく寝ている。中学の参観日に行くと、机に突っ伏して爆睡していて、わたしはあまり参観日に行っても意味がないと思ったし、高校では大学の推薦を先生にしてもらおうと頼んだところ、「授業中寝てばかりいるからだめだ」と切り捨てられたらしい。だけど、寝ているわりにはテストの成績はすごくよかった。?
大学では篠沢先生の講義でも寝ていて、先生には顔を覚えてもらったし、篠沢先生の講義の成績はすごくよかった・・・・不思議だ。
寝ていてもちゃんと頭に入っているなんて超人的じゃん!

わたしも学生時代授業中よく寝ていた・・・・高校の教科書はよだれ・・・だらけのシミがついていたし、眠りに入るとき机に頭を思いっきりぶつけたこともある。ガーン。その音の大きさで完璧に目が覚め、みんなに笑われた。不思議と痛みはそんなになかった。(眠っていた証拠)

ためしにアスペルガー症候群のことを説明してもらったら、長女はきちんと説明していた。すごい!母は尊敬しちゃうよ。眠っていても頭に入ってるアンタが障害あるのかも・・・・・?

栗爆弾をぶっ放す!?

2006-09-29 16:49:09 | Weblog
栗のことを教えてくださったカロテノイドさん、ありがとうございました。少し考えればそうですよねえ、今度そうします!だけど、栗爆弾を作ったら威力ありそうだと本気で思いました!


失業率は下がっているのに、個人所得は減っているというニュースを見ていた。アルバイトやパートは増えて正社員は減っているのが現状だろう、毎月のように社会保険料があがっていくので、企業が正社員をやとっても半分会社が負担しなければならない社会保険料の額がどんどんうなぎの川登りのように増えていって、会社だって成り立っていかなくなるから、どうしたって正社員を増やしたくとも増やせないというのが実情ではないかと思う。
個人所得が減れば当然お金をあまり使わなくなるわけで、そうすればいったい経済は良くなるんだろうか?もしこれで消費税をあげられたら、一般大衆は生活が楽になんかなりっこないよ。

日本に入ってくる巨大な中国製品は、中国どんどん値段をあげているので、(中国は経済成長率がすごいからやたらめった強気だよ)ものの値段だって日本では値上がりしてくるだろうと思う。
ガソリンも上がり、ものの値段も上がり、給料は上がらない状態で景気がよくなったっていえるんだろうか?どうもトップと民衆にはかなりの意識のギャップがあるように思う。安部さんの所信表明だって、国民は年金がトップ関心なのに、憲法改正で戦争のできる美しい国?をという方向にベクトルが向かっちゃってて、神経痛の首みたいにそこから違う方向を見ることができないみたいに凝り固まっちゃってて・・・・・・どこへわたしを連れてくん?って感じだよ。
羽二重もちみたいな安部さんの顔は「晋ちゃんまんじゅう」には似合うかもしれない・・・が、演説は魅力がないなあと思う。長野県の村井知事の所信表明演説も味のないだしをとり忘れた味噌汁みたいだったし、なんだか力がぬけてくるのを感じる・・・・ハァー

猿蟹合戦の猿になった気分・・・

2006-09-28 16:44:52 | Weblog
お父さんが仕事で現場の山奥に行ったとき、山の中に栗がたくさん落ちていて拾ってきたので、おととい栗ご飯を作ったけど、いっぱい余ったので焼き栗にした。
本当はモンブランとかおしゃれに作りたかったけど、わたしはお菓子作りはうまくないし、何より時間が無い!
そんでもって、オーブンで一気に焼いてみたら、オーブンのなかで栗がはねて・・・まるで猿かに合戦状態になっちまった!
パーン、パーンと焼けた栗がオーブンのなかで爆発し、度肝をぬいたよ!
大失敗。

家のお父さんは自称「お坊ちゃま」なので、長野に引っ越してきて初めて蛍を見たとき、うれしがって追いかけて小川に落ちたことがあるのだが、山で栗を拾ったりしたことがないので、拾ったときはよほどうれしかったらしく携帯電話で「栗拾ったヨォ、いっぱいあるから栗ご飯作って!」とはしゃいでいた。こういうところが可愛いおじさんだ。

土鍋で作った栗ご飯はおいしかった。小さい頃は死んだおばあちゃんが灰のなかでよく栗を焼いてくれたけど、こんなに栗は爆発しなかったんだけど・・・・


だけど猿かに合戦とかって、かなり残酷物語ではあるなあ、猿は復讐の標的になってかなり痛い思いをするので、子どもの頃少し可哀想になった。カチカチ山もたぬきは火あぶりになって、子どもに読ませるにはかなり残酷物語だった・・・・・

童話ってけしてかわいいお話ではない。勧善懲悪の度が過ぎているよ。


「番号そのままauにおいで」ってすごいインパクトあるなあ!

ドンブラコと舟が出ていく

2006-09-27 16:17:20 | Weblog
ある意味で、小泉さんのような図々しさと図太さがなければ、総理大臣って人事を決めるときから辛いんだろうなあと思っちゃう。あれだけ派閥がまだ存在しているんだから、賛否両論、誰がなっても反発くらって、その上、顔も身体も態度もでかい森さんみたいのが、森のように立ちはだかっていて、歳が若いっていうだけでワイワイ言われそうだし・・・・胃潰瘍になりそうなストレスだろうなあと思う。

そう考えながら安部新内閣は荒海へとヨッコラセエのドッコイショと漕ぎ始めた。
その荒海には大波がザンブラコッコと押し寄せ、海からは誰かが水難した霊のように足を引っ張りそうな、貞子みたいな海だ。

再チャレンジとか希望とかいう新宿歌舞伎町のネオンみたいな灯りをパッかパッか点灯させながら舟はいくのだ!
大学のころ歌舞伎町でバイトしていたことがあるわたしは、歌舞伎町の早朝のきたなさと淋しさみたいなのがけっこう好きではあった。夜はあんなにキンキラキンなのにそのギャップが世界の裏表をリアルに感じさせていたなあ・・・・・・
歌舞伎町にはオカマのしんちゃんとか気のいい人たちがいたなあ、と(懐かしい感慨にひたる)

そして舟はけっこう右寄りに舵をとりぎみで進んでいくんだろうかなあ?
そんでもってその舟は「日の出ずる国」「美しい国」という島をめざしていくんだ・・・・・
そんでもって海はどんどん荒れてきて嵐の中を進んでいって、海からはいっぱい手がのびたら怖いだろうなあ

そんなことを想像しつつ、高市早苗とかいう女の人の真っ赤な口紅の色を日の丸のようだなあ・・・とテレビで見ていた。

母親業は面白い!

2006-09-26 16:51:45 | Weblog
受験生の娘はここのところ少し神経質だったり、イライラしていたりできのうの夜はちょっと言い争いをしてしまった。
家族のことを察知しているはずなんだけど、母も人間だから自分の感情でものを言ってしまったりして、少し自己反省もした。
家の家族はいろいろ話しをするのはいいけれど、泥足でづかづか入っていきすぎる所があるのかもしれないなあ。
お父さんが柄にもなく気を使っていたのがわかる・・・・・

同じ兄妹のなかで、一番気が強く意地っ張りなのが、長女で、受験生の娘は意地っ張りだけど、その意地はながくは続かない・・・そして意地と言う単語が自分の辞書にないのが長男だ。長男はどこか人間離れした違う生き物に見える時がある。意地を張ることもないし、他人と競争意識もないし、みごとにマイペースで、世界は自分だけが生きている的なところがある。

同じ遺伝子のはずなのにどこでこんなにも変異するのだろうか?すごく不思議だ。お父さんの性格、わたしの性格、そういうのがあまり子どもに受け継がれていなくて、すべての人間は別個の生命として宇宙からやってきた・・・・・みたいな気がするよ。
わたしはお腹を貸していただけかもしれない。だからもっと子どもを突き放してというか、距離をおいていいのかもしれないと思う。

大変だけど、母親業はそれでもやりがいがあっておもしろいかもと思う。自分も成長していかないとうまくいかないところもあって。

断層の世代?

2006-09-25 16:44:35 | Weblog
きのうは少し時間があったので、ババちゃんの様子をみに娘といっしょに行った。
寝返りも打てない、身体も硬直したままだけど、それなりに症状も進まずに元気?だったので安心。
ご飯の時間にも最近はうとうとしていることが多い。だんだん新生児みたいに眠る時間が増えてくるのだろうなあと思う。それでもご飯を食べさせないといけないので、耳元で大きな声で呼んだり、背中をさすったり、くすぐったりしてみる。ようやくすこうし目を開いてなんとか全部ご飯を食べ終えた。

あくびをしたり、顔を拭いてもらったり、オムツを代えたり、ババちゃんはすっかり赤ちゃんと同じ、顔も赤ちゃんみたいに可愛く見える。小さい頃「どうして赤ちゃんはかわいいの?」と聞いたわたしの質問に母は「赤ちゃんは人をうらんだり、人に怒ったり、人を憎んだりしないから可愛いんだよ」と言ったけれど、本当に今のババちゃんは赤ちゃんそのものになっている気がするなあ。

きのうテレビをみていて初めて知ったんだけど、団塊の世代の後に生まれたわたしたちは断層の世代っていうそうだ・・・・何の断層なんかなあ?わたしたちの世代はもう学生運動はなくなり、それでもベビーブームの余波でクラスの人数はまだ多い方で、団塊の世代の背中をみて育った世代だ。フォークソングもそれなりに歌ったし、だけど大学時代は団塊の世代よりは個人主義で、もっと醒めていた世代かなあとも思う。
子供を産んでもニューファミリーとは少し違っていたし・・・・・・
団塊の世代とは少し意識にずれがあるような気がする。


中川政調会長って、シナリオ通りだな・・・・・

美しく哀しい聖都

2006-09-24 15:38:29 | Weblog
きのうは会議。小さな詩集の賞の選考会。それでも選考という作業は神経を使うし、大変。

帰ってきて大急ぎで夕食の用意。わたしは自慢じゃないけど、(といいながら自慢)、かなり料理は手際よく早い。
家の家族はおなかが空くと機嫌が悪くなり、怒りっぽくなるのでパーンパーンと作る。パーンという音はとにかく食べられるようにすることが第一なので、作業の合間に汚れたボールやフライパンを流しに落とし?ながら汚れ物はあとまわしにして、食べられる体制を整える音です!
出来上がったときはまるでスポーツをしたあとみたいに、お疲れ・・・・・・・・


NHKで「エルサレム34億人の聖都」という番組を見ていた。キリスト教、ユダヤ教、イスラム教、3つの宗教の聖都であるエルサレムは十字軍のころから血を流すほどそれぞれの宗教にとっては独占したい聖都なんだけど、宗教はそして神はこんな争いを望んではいないはずなのに、とてもせつない思いにとらわれる。
宗教を政治といっしょにすると必ず戦争や争いになる。宗教のことは宗教家のトップの話し合いを徹底的にするべきだと言っていた、ユダヤ教のトップの方の意見がわたしは共感できる。エルサレムは悲しい歴史を断ち切って、本当の意味での34億人の聖都になればいいなあと思う。
なぜなら、それほどエルサレムというのは美しい街なのです。とてもとても美しい街に流血は似合わない・・・・・

井戸は何処に通じてる?

2006-09-22 16:53:21 | Weblog
テンプレートのデザインをシンプルに変えました。家の風鈴ももうしまって、また来年の夏に・・・・
半袖も少しづつしまって、長袖をだしておかないと朝少し半袖は寒げです。

秋風が吹き始めると、いつも理由はわからないけど、村上春樹の小説が読みたくなる。秋の夜に読んだ村上春樹の小説の世界はなんだかとても好きで、「ねじまき鳥クロニコル」や「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」とか思い出すとわくわくする。長編がおもしろいのは、毎日その本の世界へ入っていって、現実の世界と二股で生きられるおもしろさがある。短編もいいけど、秋はやっぱり長編小説にしよう!

「象の失踪」だったか、村上春樹の短編も強烈に印象が残っているのもある、「納屋を焼く」もそうだった。短編は強烈に印象づける力がないとだめかもしれない。

村上春樹も好きだけど、村上龍も同じくらい好きで読んでいる。まったく違う作風なのに、どこか底辺で同じ色が塗られているようなそんな気がする。そこにそれぞれが油絵のように色を重ねているんだけれど、・・・・たぶん年代的に同じだから、井戸や納屋といった世界認識も共通してるんかもしれない。

わたしの住んでいる町のお城のなかにも井戸があって、その井戸は千曲川に出られるように設計されていると小さい頃先生に聞いた。攻められたときの最後の逃げ道かもしれない。そうやって井戸はどこかに通じている道なのかもしれないと今も思っている。子供の頃住んでいた家にも深い井戸はあって、その井戸は違う世界に通ている入り口のように見えた。

雲のかたちで秋がわかる

2006-09-21 16:24:12 | Weblog
クーデターが起きて戒厳令下のバンコクをテレビで見ていた。
何年か前ににタイに行ったことがある。バンコクにもたくさん思い出がある。チャオプラヤー河を舟で下っていくとタイの国王の大きな肖像画が見えたり、仏教が街のなかに浸透しているようなあたたかい雰囲気の国だという印象が強い。
戒厳令という言葉が不思議と想像できないようなイメージの国だったのだけれど・・・・
自分の訪れたことのある想い出に残る国が、政治的に不安定になるのは少し悲しい・・・・・
渡航自粛勧告なんかが、いろんな国に出てくるととても悲しい思いがするな。


安部政権が誕生。一番にかかげている教育基本法の改正がわたしにはイマイチ(っていうかまったく)よくわからない。
美しいどんな国を作りたいのか・・・明確に伝わってこなくて、霧にまかれたボオッと前の見えない霧の中の国のイメージしかわかない。
ボランティアをさせる・・・・とか、悪い先生は更新させない・・・?とかどういう先生が「悪」でどういう先生が「良」なのかその判断の基準って何なの?
安部さんの言っている「憲法の改正」の主旨や変えることによって国民にどういうプラスになるのかもよくわからないので、また考えてみようと思う。
だけどあまり明るい気持ちになれない・・・・・


それでも日本の秋の空や夕焼けの空は美しいなあ

一直線になって寝ているこだま

2006-09-20 17:12:27 | Weblog
コメントをくださったT様、これに懲りずにまた散らかったS家にどうぞおいでください。そしてまた突っ込み所には遠慮なく突っ込んでください。ボケられれば一番ベストですが・・・普通のおばさんですので、うまくボケはかませられないかもしれないです。そんなに変わった人間でもないし、すごい美人でもないです。!?


ブログのデザインを変えたいけれど、いまだ暑くて風鈴でも涼しげなのでいいかな?
いまだに夜窓を開けたまま寝ている。ぶっそうといえば、ぶっそうなんだけど、田舎なんて今でもこんなもんです。朝一番早く起きるのがわたしなんだけど、新聞をとりに庭に出ると、開けた2階の窓からお父さんのいびきが聞こえてきたりして、ちょっと恥ずかしいが道を通る人もあまりいないから・・・・・これが都会のだったら騒音でうったえられるかもしれない。
こだまは行ったりきたりする夏にとまどって、真夜中に出たり入ったりしている。真夏にはあまり食べないのでこだまはかなりやせっぽっちになるが、少し食欲が出てきてほんの少しふっくらした。それでも食が細い猫で太らないからかなり身軽。

きのうはお手紙を3通もらった。だんだんメールばかりで自分でも手紙を書かなくなってしまったけれど、手紙はもらうとうれしい!そして、かなりの達筆の先輩からのは、悲しいかな・・・・達筆すぎて文字が読めなかったりする。情けないけれど自分が字がきたないからこんなに美しい文字でしかも流れるようなものは・・・読めないところがいっぱいある。
3回ぐらい読み直してようやく「ああ、こういうふうに読むんだ」とわかったりして、少しは文字を手で書くことも必要だと思った。これがラブレターだったらわからなかったら大変だ?