S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

ひとつの時代の終焉

2008-09-30 16:05:52 | Weblog
アメリカの経済危機、小泉元総理の政界引退、なんだかひとつの時代が終焉を迎えたような気もしてくる。
どこか世界はこれから市場原理主義から距離をおいて、動き始める始まりなのかもしれない。
以前、わたしは鮎川信夫という詩人の作品「橋上の人」という詩を読むと、なんだか小泉という人を連想すると書いたけれど、今も政界から去り行くその人の後ろ姿とあの作品がだぶってみえる。


麻生さんの所信演説は、選挙に勝たねばならないという必死さが、そのまま出ていたような殺気だっているような演説だった・・・・


これから始まろうとしている選挙で、ほんとうに日本が未来のある方向に向かっていくことを願って、考えていきたいと思う。

っていっても現実は、みんな家族がそろっていっしょにわいわい言いながらご飯を食べるっていう小さいこと、平凡なことが、しあわせだと思えるぐらいのささやかなことなんだけれど、そういう家庭が当たり前にある・・・・という国。

飢えた子供たちがいなくて、心を病んだ人たちがいなくて、障害を持った人も、高齢者もみんなが社会で普通に生きていける・・・・・という国。


みんな高望みなんてしてないと思う。

社会がすさんでくると、心を病んだ人が増えて、家族がなんだかバラバラになってしまうから、そういうことが起こらない国。

しあわせって大きさがないものだから。

それはきっと心が静かで豊かな気持ちで満ちてくることだと思うから。

いきなり・・・寒・・・

2008-09-29 16:42:50 | Weblog
土曜日の夜は、一気に寒くなってしまった。

日曜日、おそうじついでに、テーブルを片付けてこたつを出した。
やっぱ、寒くなるとこたつ落ち着くなあ・・・

足をあたたかくすると、身体も温かい。
こだまは、さっそくこたつにもぐりこんでぺヤーっとした顔で寝ている。

猫にはこたつがよく似合います。
午前中しゃかりき働いて、午後こたつで本を読んでいたら、やたらほんわか眠くなって、つい、こだまといっしょにうたたねしてしまった・・・

けっこうこんな時間がしあわせ!って思う。

9月ももう終わり・・・
苛酷な10月がやってくる。
10月はまた社会保険料があがる、こんなにひどい社会保険庁の仕事の実体がわかっているのに、まだ値上げされる会社や個人の怒りはどこにもって行けばいいの?

10月は繁華街の客引きも法律で禁止され、飲み屋さんの前で客を呼び込むこともできなるっていう記事を新聞で読んだ。
土曜日、たまたま子供たちもいないので、お父さんと2人で居酒屋さんで少し飲んでいた。この辺の飲み屋さん街も、最近は不況でお客さんは少ない。

黒い服を着たおにいさんたちが、呼び込みをして表で立っている。

でもこういう人たちだって、これで生計を立てているわけで・・・なんでこんな小さなことまで、法律で禁止してしまうのかがちっともわからない・・・
職業を奪ってしまうってことだよ。

わたしは高校の時、この繁華街を通り抜けて学校へ行った。
いつもいつも通っていた道で、朝はお酒のすえたような匂いがしていた。
ある意味、何の違和感もなく、なつかしい通りだ。


こんな法律より社会保険の失態をどうにかしろよ!

派遣労働が自由化されて、派遣会社が増え、今度いきなりいろんな派遣を規制し、正社員で働けない若い人たちも生活も直撃している。

法律をころころ変えて、国民はそれに振り回されている。
革命が起きたっておかしくないような今の日本の状況だ。

法律で、人権を踏み潰すな!振り回すな!と言いたい。

体脂肪、履くだけで燃焼する?

2008-09-26 16:20:07 | Weblog
ワコールのCMで、履くだけで体脂肪を燃やすっていう男性のパンツのCMを見ていたお父さんは、「このパンツ痩せるかなあ?」

CMのモデルさんは、理想的な体型をしてるから、体脂肪なんて縁がなさそうで、パンツはすごくかっこよく見えた。

お父さんがあのパンツを履いている図を想像すると・・・・・

頭から想像した図を追い出したくなる。
頭を振ってもなかなか想像図が出て行かない・・・・

悪い夢をみそうで、あわてて普通のパンツに頭の中をリセットする!?

絶対無理だと思う。

スピード社の水着じゃないけど、履くだけで30分はかかりそうだし、しかもスピード社の水着みたいにほころびてしまいそうだよ。


履いて歩いているだけで、体脂肪がきえちゃうなんて簡単で手っ取り早いけど、まずモデルさんみたいになるにはハンパな努力じゃない。

たぶん、あのパンツ履いて、一日2時間は歩かないとだめじゃないの?
しかも入るサイズがあると思えない・・・

テンテンベルトだって、気が向いた時しかやらないからとてもおなかは痩せない。


しかし、もう年もしてくるし、どうにかして痩せてもらいたいんだけど、ご飯がおいしい、おいしいと食べるので需要と供給のバランスが絶対合ってないと思う。

おなか全部が胃になってるんじゃないか?


話は変るけど、池袋三越が撤退してヤマダデンキになるって、
これも規制緩和の影響だろうと思う。日本中どこにいってもヤマダデンキはドーンとあって・・・
日本中みんな同じような景色になってくる。

そしてそのヤマダデンキでお買い物しているのは、お金持ちの中国人?

そのうちヤマダデンキでは日本語は聞こえなくなるかもしれない。
新宿や原宿も日本語は使えなくなるかもしれない・・・

「虚」と「実」

2008-09-24 16:41:07 | Weblog
麻生さんのひいおじいさんは、あの幕末の頃の大久保利通で、いつも「篤姫」を見ているので、あの幕末のころの日本の未来を本気で考えていた人々の熱い思いを感じることができる。
でも何かこの頃の人々の思いには、「虚」ではないもの・・・
「実」を感じることができる。

篤姫では、ネプチューンの原田さんが、魅力的な大久保利通を演じている。


今の日本も幕末ほどではないけれど、何か音をたててくずれていくようなあやうさがある。
本当に、本気で自分のことより先に日本の未来を考えている政治家は、一体今はいるんだろうか??ねえ。

今の世界は「虚」がまるで「実」のようにはびこっている。
住宅ローンの証券化もそう、ライブドアのホリエモンも村上ファンドも、リーマンブラザーズも・・・・・

何か実体のない大きな影のようなものだった。

「郵政民営化!」と叫んでいた小泉という人も、そのとなりにいた竹中という人も、それに踊らされた選挙も・・・みんな「虚」をことばであたかも「実」のように人々に錯覚させた・・・・

大久保利通の名前は今も新鮮に響くけれど、小泉、竹中、という名前も安倍という名前も福田という名前も、もう人々の心の中には何も響いてこない、忘れ去られた影のようなものになってしまった。

自分の目で「虚像」と「実像」を見分けることができなければ、何かに流されたままになってしまう。
今みたいに、情報が多すぎるくらいなのに、マスコミは本当の真実をうまくかくしたまま垂れ流しのように、流し続けるものに、疑問の視線を持っていなければ、マインドコントロールされちゃう・・・


わたしたちは、あの幕末の江戸から京へ20日もかかった時代よりも、もっと「虚」のまま3時間の新幹線のレールにのっかっているのかもしれない。




医療費がかさんで、泣

2008-09-21 16:33:06 | Weblog
こだまはなぜ家の猫トイレだったのか・・・というと、お医者さんに行ってから、注射か薬のアレルギー症状で、熱が出て、またまた死にそうに具合が悪くなって、連日医者通いだった・・・

「この子はアレルギーがあるんだなあ、こわいよ、普通日本猫はアレルギーは無いはずなんだけどなあ」

と先生は言った。
こだまはちなみに三毛猫だ。
たぶん外国の血が混じっているのだろうか??

「何がアレルゲンなんでしょう?」と聞くと、
「本人に聞いて見ないとわかんねえなあ」と先生。

眼もアレルギー性のものかもしれないと言われた。

なんともはやデリケートな体質なのだった。
S家には似合わないよ、デリケートっていうのは・・・

こだまはこの夏病気ばかりしていたので、家族はだあれも風邪もひかずに元気だったのに、我が家の医療費はかなりだった・・・・(泣)


でも家族だからねえ・・・アレルギーをおさえる治療をしてもらって、やっとご飯食べるようになった。

もっと強靭な身体にならねばいけないよ、こだま。

牡蠣フライもどき・・・です。

2008-09-19 16:52:21 | Weblog
しめじがおいしそうで、安かったので買っておいたので、しめじのフライを夕食に作った。

しめじはフライにすると変身するのだ!

牡蠣フライそっくりの食感と味になるのです。
やってみてください。きっとびっくり仰天ですよ!

きのこは今おいしそうで、エリンギも安いので、いろんな料理にきのこを使っている。
まつたけだけは、食べられないけど・・・
カロリーもないのでヘルシーでしょ・・・・

きのこをいろいろ入れた炊き込みご飯もおいしい。
炊き込みご飯は少しもち米を入れるともっとおいしくなる。

もち米っていえば、この長野にも三笠フーズのお米はコンビニの赤飯おにぎりになっていたみたいだ。
今の日本は全国に流通しているのが普通なんだなと思う。

でも考えたらおせんべいも米粉を使ったものも何も食べられなくなっちゃうよ。




きのうお医者さんにいってきて、目薬をもらってつけたらこだまは目の腫れがだいぶおさまってきた、やれやれ。

今お父さんが出張で留守なので、お父さんのベッドの真ん中で、でーんとあるじみたいに寝ている。
こだまのベッドにしたらかなり広くて贅沢だなあ。

きのうの夜は、起こされないで、こだまは真夜中おもむろに起きて、下に降りていって、帰ってきたらまた同じところにのぼって寝ていたのが、なんだか人間のお年寄りっぽくて・・・

家の中にあるこだまのトイレをいつも使ったことがないのに、きのうはそこで真夜中用をたしてまた寝たみたいだ。

そのへんは使ったことのないトイレでもトイレとわかっているので、頭はけっこういいかもしれない。

でもなんで急に家のなかの猫トイレなんだろう・・??

やっぱり・・・来たー!

2008-09-18 16:35:43 | Weblog
来るな・・・と思っていたらやっぱり来た、

会社がお金を借りている銀行、新聞でリーマンへの投資額も書いてあったから、回収できるものはって考えるだろうなあ、と思っていた。

中小零細企業への貸し渋りや貸し剥がしになってきたらいやだなあときのうも書いたけれど、銀行はなんとか手形貸し付けを証書貸付に変えてほしいし、返してほしいのだ。

社長が今出張なので、なんとも言えないので、来週また来てもらうことにしたんだけど・・・

毎月せっせと返しているのに、これ以上返せといわれても会社は成り立たなくなる。
頭痛がしてくる・・・・
眼もチカチカする・・・

がんばって、がんばって、がんばっているのに、力がぬけてくる。

小さい会社に風当たりが強くなるとなんとも気が重くなる。


こだまは、また目やにやでたり、涙目で人相(猫相?)が変った様になってしまったので、獣医さんに連れて行った。
今年の夏は、こだまは病気ばかりしてた・・・・
医療費もばかにならないから、なんとか健康で長生きしてね。


最近、いいことないなあ・・・・


あと単純な疑問がある。よくわからない。

なぜ、農薬にかなり汚染されたり、カビがいっぱい生えたお米を輸入するのか?
なぜ、農薬ばかり問題にしているけど、カビの方がおそろしくはないのか?

中国のミルクだなんだと報道しているけど、日本も同じことをしているし、あぶないお米を知らないで買わされたり、食べさせられたりしていたんだから、国自体の責任でもあるよね。

漠然とした不安・・・

2008-09-17 17:20:32 | Weblog
不動産ローンを証券化するビジネスが、サブプライム問題で、証券が売れなくなり日本でも大きな売上をあげていた不動産会社も破綻したし、リーマンブラザーズも破綻した。

わたしは証券も経済もよくはわからないけれど、そういうビジネスは「虚像」みたいなものを「実像」にして、投資家からお金を集めているような感じがする。
でも考えてみれば、投資っていうのはそういうことなんだよね。

確かに、いい時は、資金もどんどん調達できるし、不動産も売れたら収益も大きい。

そうしていろんなビジネスモデルができて、証券市場も活発化するのだろうとも思うんだけど・・・・


大きな収益をあげていた会社があっという間に破綻してしまうスピードの速さや、アメリカのリーマンブラザーズの破綻が、津波のように、世界中の市場に押し寄せるのをみているとびっくりする。

10年前に破綻した日本長期信託銀行は、外資が入り(ゴールドマンサックス?)新生銀行になったけれど、その新生銀行もかなりのリーマンブラザーズへの投資をしていただろうし、今のようにどんどん外資が入って来ている日本は、アメリカの火事は対岸の火事だとのん気にかまえていられないのが、現実なのでは?と思う。

日本が持っている巨額のアメリカ国債は?どうなるんだろう・・・


想像もできないところで世界中が繋がっているのだ。
これから、わたしたちの生活にどんな影響がでてくるんだろう・・・
そういうところが想像できないので、なんだか不安だ。

でも中小零細企業への銀行の貸し渋りなんかはでてくるんじゃないだろうか?わたしの住んでるところの地方銀行だって、何億というお金をリーマンブラザーズに投資していたことが、新聞にも出てたし・・・


家の会社は輸入だからまだ少しはいいけど、輸出企業はすごく痛手だと思うし。

これ以上日本の経済もおかしくなったらどうなるんだろう・・・・




地球はしあわせな星だろうか?

2008-09-16 16:23:27 | Weblog
NHKスペシャルを見ていた。
「ママはイラクに行った」
イラクに派兵されているアメリカの兵士の女性の3分の1はお母さんだという実態。

そして帰還してから戦争のトラウマで心の病になり、子どもを育てられないお母さんたち。
悲惨だった。
イラクでは子どもが笑顔で手をふっていながら銃で撃ってくる。
そのお母さんは、兵士なので撃ち帰して銃殺してしまう。
子どもを殺したということで、それがトラウマになって、自分の子どもを愛せなくなる。
公園で子供たちが近づいてくると反射的に身構えてしまう・・・

女性が最前線で働かなくてはならない現実。
戦争は何も生み出さない。
ベトナムもそうだったけれど、戦争のあと心を病む兵士はとても多い。

日中戦争の日本も心を病んでしまう兵士はたくさんいた事実を知った。
昔は電気ショックまで治療に使われた。


「一体何のために戦っているのかわからなくなった」とそのアメリカ女性は泣きながら言っていた。
大儀とは一体何だろう?

戦争の悲惨さはずっとずっと続いていく。
本当に何のために人間が人間を不幸にしなくてはいけないのだろう・・・・


心が重たくてしかたがなくなった。
たくさんの不幸な人が今も生まれている現実に悲しくなった・・・・

夜、月を見上げたら、雲がかかって月は幻覚のように見えた。
月はこんな地球をどんなふうに見ているんだろう。
一番不幸な星なのではないだろうか?

台風のゆくえは?

2008-09-15 14:36:19 | Weblog
自分たちが小泉内閣の閣僚であったにもかかわらず、今総裁選で全国遊説して、声からしてわめいていることの何一つ実現できなかったんだから、国民の前で自分の能力の無さを露呈してるってこともわからないんだろうか?

小池氏に至っては「霞ヶ関をぶっ壊す」って、今まで自分がそうできる立場にいたにも関わらず、何一つそうしようとしなかったじゃん・・・・
具体的にどう動こうとするのかも何一つ言わない。

石原氏に至っては、小泉閣僚として、「心の通わない冷たいカイカク」を実践してきた人じゃん・・・・

そんなこと国民が信じるわけないじゃん、アホみたいだ・・・
国民はそんなにおバカじゃないよ!


そして麻生氏に至っては、安倍、福田内閣の幹事長として、政権を投げ出した責任だってあるわけではないんだろうか?
やめる首相ひとりに全てのマイナス面をなすりつけているのもなぜか寒々しい。
政権担当能力が本当にある??この党に・・・・


総選挙の宣伝がみえみえの5人の遊説はもう見たくも聞きたくもない。



明日から大学の授業が始まる娘は、ぎりぎり今日やっと帰ってこれたと連絡。
南の島で暮らしたい願望も現実はけっこう厳しいことも実感したみたい・・・

でも母は、南の島で暮らしていくのもいいかもしれないと思うよ。

連休も終わり、お父さんは中国へ仕事できょう出かけた。
テンプレート秋バージョンに変えました。
中秋の名月は・・・見えないかな?