S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

花桃の里へ

2018-04-29 17:55:33 | Weblog


娘と家から少し離れた花桃の里に行きました。

今年は花がやはり早くて、散ってしまっていたのが多かったのですが、それでもきれいでした。

ここ武石村では、おじいちゃん達が一生懸命花桃を育てて、花桃の里にしたのです。

話をしたおじいちゃんが、最初に始めた、元祖花桃じいさんだと言っていました。

民話に出でくるような田舎の山の中の村で、ほっこりしました!

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日常が戻ってきました。

2018-04-28 14:09:23 | Weblog
きのう、退院しました。

土日、家に帰ってくる生活が続いていたので、なんだか変な感じです。

放射線の治療効果は終わってから1ヵ月から1ヵ月半続いているそうで、退院しても身体は闘っているんだそうです。

病院ではベッドの生活で坐骨神経痛の痛みはやわらいでいましたが、これは子宮とは別物で、たんなる坐骨神経痛

と先生から言われました。

家に帰ってきてから思い出したように坐骨神経痛の痛みはしっかり健在?!だと気づかされました。

抗がん剤や、放射線では坐骨神経痛は治らなかった・・・・・がっくり。


とても大変な治療生活でしたが、とにかく毎日、嫌と言うほど癌と向き合った7週間でした・・・


婦人科の先生は、ラルスをみていて、「もう手術する時代ではないのかもしれない」と思ったそうです。

子宮頸がんの手術はそれほど難しく、術後の問題点も多いのだそうです。

考えてみれば直接放射線をあてられるのって、子宮ぐらいしかないですもの・・・


生まれて初めての体験ばかりの春でしたが、まだ闘っていることを忘れず、しっかり生活したいです。


こだまはとてもおばあちゃんになった気がします・・・

今朝、久しぶりに掃除をしました。

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晴天です

2018-04-26 16:26:34 | Weblog
朝9時に車椅子で、放射線治療室に連れていってもらう。「いいお天気ですねぇ」と看護師さんが言う。
病院は、病室も廊下も上から下まで大きな窓なので、天気のいい日は、光があふれるように差し込んでいる。

ラルスの前は緊張する。4回目でもそれは変わらない。
分娩台に乗って出産するような錯覚になる。

血圧計と心電図を装着して、点滴と一緒に麻酔を入れられて、いつも眠っている間に終わっている。

頭がぼうっとしてまた病室に戻る時も出産が終わってホッとしたようなだるいような気持ちになる。

これで、私の治療はみんな終わりました。
お正月過ぎに、子宮頚がんが見つかって、こうして治療が終わって、窓の外は葉桜と緑の眩しい季節になってました。

明日は、家に帰ります!

追伸
お向かいのジャニーズファンのおばあちゃんには、ニュースでみた山口くんのことは黙ってます。山口くんのファンのおばあちゃん、具合悪くなっちゃう、

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長かったようで、過ぎてみれば,

2018-04-25 15:01:59 | Weblog
今日で、看護学校な生徒さん達も研修が終わりでした。

この病棟に研修に来てた4人の生徒さんが挨拶に来ました。
みんな、頑張っていい看護師さんになってね!勉強大変だけどね!

昨日、2人の看護師さんと、お茶飲みながら色々話したけれど、看護学校では、産婦人科、内科、外科、小児科、精神科とか全ての医学的知識を教えられるそうです。

そして、緩和ケアという、ホスピスのような知識も。
緩和ケアは、想像しても難しいケアだと思います。だって、誰も死の経験は無いから
そういう方に接する心や言葉、ケアというのはすごく難しいと思います。

とくに私たちの世代は家でおじいちゃんやおばあちゃんが、自然につい数日前まで、元気だったのに、老衰のように息を引き取って亡くなるのを見てきましたが、今の看護学校の生徒さんみたいな若い人たちは、おじいちゃんやおばあちゃんとは離れて暮らしているし、それに家で亡くなる人の方が少ないかもしれないので。

そんな真面目な話や、恋バナもしたりして、暇な私はとても楽しかったです。

生徒さん達も楽しかったって言ってもらってさよならしました。

そして、今日は外部からの放射線治療も最後だったので、イケメン放射線技師さん達にも、お礼を言ってきました。

さあ、明日のラルスで治療は終わります!

よく頑張ったよ!私!

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病院に野菜

2018-04-24 15:55:48 | Weblog
ここの病院はJA厚生連がやっているので、玄関を入ったファミマのコンビニには、ここの近辺で取れたお野菜が、売っている。

娘が来てくれる時は帰りにネギやキュウリを買って帰っていく。

千葉から来てくれた長女は、以前ウドを買って新幹線で帰って行った。

手作りのこんにゃくも美味しそう。

野菜を買ってもTポイントをつけてくれる。
私も抗がん剤がなくなって、食欲も少しずつ戻ってきたので、コンビニで食べたいものを買ったりしている。
体重は、抗がん剤で5キロぐらいへったけれど、それから少しずつ食べられるようになってきたので、2キロは増えたかもしれない。
髪の毛も全く抜けなかったので、それはすごく嬉しい。

もう少し身体を動かせたら食欲も出てくるかもしれないけど、病院ではぐうたらしてるだけだから、なかなかお腹も空かないけどね。


今日、スマホで読んでたけれど、蓮池さんのお兄さんが、アベ氏が、拉致は自分が司令塔になって全力を尽くすって言ったことを批判していた。
だって、ソウリダイジンになって、何年経つの?いつも同じことを鸚鵡のように繰り返しているし、トランプ氏に頼る事は、日本だけではどうにもならないことを露呈させてると蓮池さんは言っていた。

財務省のことも、森友のことも、加計学園のことも、アベ氏はうみを出しきるとか、いつも同じ事を言いつつ、証人喚問に応じるわけでもなく、うやむやにしようとしていて、ホント、嘘ばかりだな、この人

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最後の追い込みです。

2018-04-23 15:34:44 | Weblog
今週で退院できそうと自分では思っています。
明日、放射線科の先生と話してからです。

向かいのおばあちゃんも、少しずつ良くなって、プリンやゼリーやヨーグルトは食べられるようになってきました!
良かったなあと思います。おばあちゃん嬉しそうです。

私のいるここの病棟は、ガン病棟で、この一階は、手術をしない人、手術ができない人たちが入っています。
だから、なおさら切実なのです。

私は、昼間眠ると夜眠れないので、本を読むか、見逃し配信をスマホで観てるか、音楽聴いてるか、テレビみてますが、ほんとに具合が悪い人は、昼も夜も眠っています。それが、自分の身体を守るための本能なんだと思います。

この部屋の人たちが、みんな少しずつでも、良くなる方向に向かっていけることを願うばかりです。
私は入院が、長いので、この部屋からもう5人の方が退院しました。
前にいたおばあちゃんのように、必ずしも、良くなって退院したのではない人もいますが。

家から電子書籍を持ってきたので、それを今は、読んでいます。

看護学校の生徒さんとは、今日もああでもない、こうでもないとくだらない話もして、笑ってます!

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病院にいると温度感覚がわからないです。

2018-04-20 13:50:49 | Weblog
外はいいお天気で、とても気温が上がっているようですが、病院のなかは、温度が一定に保たれているようで、温度感覚が、鈍くなっている気がします。

看護学校生徒さんが、この間から、ついていて、研修していて、放射線治療の時もいつも一緒についてきます。

ここの放射線科の放射線技師の方は、みんな若くてイケメンが多いので、生徒さんに、「放射線科の看護師さんになれば、技師さんみんな若くてイケメンだし、いいじゃん?」とか、そんな話して2人で盛り上がってます!
彼女は、「あ、わかる、あの背の高い顔の小さい人カッコいいですよねぇ」

でも看護師さんは、何科に回されるかは、自分の希望ではないんだそうです。

彼女は、学校の寮の、朝ご飯の酷さや、塩気の無さ、最初はホームシックで、泣いてたことや、色々話してくれます。

でも、きっと彼女もいつかベテランの血管注射の上手な看護師さんになるでしょう。

私は、血管がふとくて、看護師さん達から、絶対失敗しない血管と言われますが、同じ病室の人たちみんな、なかなか入らなくて、苦労してます。

明日外泊したら、来週は退院できそうです!

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子供の頃の

2018-04-18 16:44:11 | Weblog
私の母は、私が2歳ぐらいの時に、やはり子宮癌で、手術をした。
体がんだったのか?頚がんだったのかはわからないけれど、鮮明に覚えている記憶がある。

私は多分2歳だから、母は35歳ぐらいだったと思う。

叔母さんに連れられて、母に会いに病院へ行った。母はベッドにいた。
ベッドが珍しくのと、久しぶりに母に会えたので、うれしくて、ベッドの上に乗って、ポンポン跳ねていた。

そしたら、叔母さんが、手術したばかりの母を心配して、私にダメっと怒ったのを鮮明に覚えている。

怖かったこと、悲しかったこと、恥ずかしかったこと、そんな強烈な印象を受けた記憶は、2歳か、3歳だとよく覚えている。

悲しみ、怖さ、恥ずかしさ、そういう感情を、理屈ではなく、身体と心で強く感じて、その感情がどんなものかをしっていくんだなと思う。

そんな母もそれから85歳まで生きたから、私も病気に負けないようにしたい!

病院の一日が長いので、本を借りてきては読んでいる。病院の本のコーナーに、本屋大賞を受賞した本が並んでいるので、それを主に借りてきて読んでいる。

伊坂幸太郎さんの
「ゴールデンスランバー」は、めちゃ面白かった。家から持ってきた電子書籍📕にも、伊坂さんの「魔王」が入っている。
この人の物語の構成は、見事だ!
才能あるなあと思う。

湊かなえさんも、物語の構成がすごい!

そんなことを考えながら、入院して、本を15冊読んだ。
もうこんなに活字を追う時間はないだろうなぁ。

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病院の庭も緑が濃くなってきました。

2018-04-17 15:55:27 | Weblog
向かいのベッドのおばあちゃんは、ジャニーズファンだって話してくれました。

TOKIOの山口くんが大好きで、何年か前に武道館のコンサートにも行ったって!

すごいね、って話して盛り上がりました!

だから関ジャ二の渋谷すばるさんが、ジャニーズ辞めたことも知ってました!

こんなに元気なおばあちゃんだから、どうか良くなってご飯食べられるようになるといいです。

先日から、看護学校の生徒さんが、研修で入っていて、私の担当にも一人学生さんが、ついています。
まだ、慣れないので、血圧を測るのを失敗して?2回測ったりしてます。
色々経験を積まないと、なんでも仕事として一人前になるのは大変ですね。

放射線治療が、昨日から始まってまた下痢がひどくなってきました。
薬で対処してます。
先生が、「最後の追い込みだから、頑張って」と。

経過はかなりいいよって放射線科の先生にも言われました。
頑張ります!

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病院の匂い

2018-04-16 11:44:42 | Weblog
昨日、家から帰る前に、「もう病院にかえりたくないよぉ」とつい子供のように言ってしまった。

息子からのリクエストで、私の作ったコロッケが食べたいと言われたので、コロッケを作って、夕食を食べて、病院に戻る準備をしながら、本当にもう病院は嫌だと思ってしまった

病院の匂いがとても嫌です。
薬品のような、消毒薬のような匂いが、抗がん剤をしてから、とても気になってしまって。

家族からは、もう少しなんだから頑張れと言われますが、

そしてまた1週間が始まりました。

開き直って頑張りますか!

向かい側のベッドのおばあちゃんは、腸捻転で入院してきて、1週間以上なりますが、ご高齢のために手術ができないということで、ずっと点滴をしています。
もう点滴だけだと嫌だ、ご飯が食べたいと言いますが、今日、私が病院に戻ったら、「もう一生ご飯を口から食べられないみたいだよ、そんなだったら死んだ方がいいよ」と言いました。

どうして手術できないのかなぁ?
私も9年前頃、同じ腸捻転で緊急手術していますが、高齢とはいっても、しっかりされているのに、手術できないものかなぁ?
と、おばあちゃんが可哀想になります。

でも、看護師さんや、お医者さんや、病院のスタッフさんには、おばあちゃん
明るく接していて、愚痴は言わないんですよね。
そこが、昔の人で我慢強いのです。

でも私には、本音で話すので、おばあちゃんが健気です。

病院の看護師さんや、お医者さんは、確かに患者さんに寄り添ってくれるのですが、やはりどこか、患者は距離をとってしまうのは仕方ないかもしれません。

おばあちゃんが、口からご飯食べれるようになったらいいのにとすごく感じます。

生きることも確かに難しいです。


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