S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

見知らぬおばあさんの悲しみ。

2006-08-31 16:45:29 | Weblog
きょうで8月も終わり。田中知事の任期も終わりです。
ガラス張りの知事室はもうなくなり、知事のぶたさんのぬいぐるみ達も片付けられてしまいました。
お疲れさまでした。そして田中知事が、また新たなスタートを切って活躍されることをお祈りします。
正直な気持ちはわたしはもう国政にも県政にも、何も期待はしない。なんだかお先が見えている・・・というのが本音です。
元気も削がれてきて、安部さんの顔をみても、村井さんの顔をみても、テレビから目をそらしてしまう気がする。


韓国映画の「グエムル」は観て見たい映画です。主演のソン・ガンホが好きです。彼は「シュリ」にも出ていたし、「南極日誌」という韓国の映画に出ていて、わたしはこの「南極日誌」を飛行機のなかで観たんだけど、すごい映画でした。ソン・ガンホの存在感は圧倒されるぐらいすごくて、背筋がぞっとしたほど、印象的な映画だったので、彼が主演している「グエムル」も観て見たい。

きょうは会社で、へんてこな体験をした。昼過ぎ、ひとりのおばあさんが入ってきて、玄関にすわったので、お客さんかなと思ったら、悩み相談を始めた。おばあさんは近所の人からかなりいやがらせやいじわるをされていて、身体の調子が悪くなったので、お医者さんの帰りなんだそうだ。はじめなんだか認知症の人かなあと思っていたら、しっかりしていて、一人暮らしなので、(猫が2匹いるそうで)、とても困っているらしい。わたしはそうは言ってもよく事情もわからないので、相槌を打って聞いているしかなかったが、30分ほどしゃべって帰るそぶりをしていて、いきなりお金を出して、「とってくれ」という・・・カウンセリング料?あわててわたしはお金をおばあさんのバックにしまって落とさないようにファスナーもしめた。びっくりだよ。だけど、年寄りをいじめないで欲しいなあ・・・可哀想だ。きっと誰かに聞いてほしかったんだろうなあ・・・

熱いお茶が久しぶりにおいしいな。

2006-08-30 16:56:29 | Weblog
きのうからお父さんは、また仕事で中国。まだまだ福建省は暑いらしい。
いつも買ってきてもらうウーロン茶を我が家は沸かしたものをどっさり作って冷やして飲んでいるが、中国の人には冷やして飲むのは考えられないらしい。
お茶文化の発展しているところは、やはり水事情はあまり良くないんだろうから、熱いのを飲むのは普通だと思う。それでも冷やしたウーロン茶は捨てがたい・・・・麦茶もおいしいけれど・・・
暑かったから、ずっと冷たいものばかりの毎日だったが、そろそろ熱いお茶や紅茶がなつかしくなってきて、身体も少しずつ夏モードからぬけ出そうとしているみたい。
熱い日本茶を久しぶりに飲んだらおいしい!

暑さが苦手だから夏がすごーく長く感じるのだ。
きのうお手紙をくれた人は「夏が大好きで、暑いのが大好き」と言っていた・・・わたしは冬は苦手ではない。おととし社員旅行で、冬の札幌に行って、札幌の友だちと吹雪の小樽をいっしょに歩いたけど、そんなに寒さは気にならなかった。
冬の北海道はすごく楽しかった!吹雪の小樽も幻想的で夢みたいだった。

友だちは好き好んでこんな寒い時期に来なくても・・・と笑ってたけど、雪祭りが終わると冬の北海道旅行は格安料金になるのだった。タクシーの運ちゃんまで、「雪祭りも終わっちまったのに、何しに来たんだい?」と笑われた。
それでも社員のみんなは冬の北海道の寒さに懲りて、(みんな若いお兄ちゃんだから、カッコつけて薄着なんだよねえ)去年は博多に旅行に行った。どこにいっても飲んだくれているんだから、あまり変わりないような気がする・・・・
会社ではみんなお給料から旅行貯金をしている。冬に会社が仕事がひまになったときに、みんなで旅行する。みんな自腹だけど、楽しみにしていて、今から今度はどこに行こうとか話している。
まあ、予算が少ないから限られてくるんだけど・・・国内旅行は結構かかるんですよねえ。

創造力ってすごく大切だよ。

2006-08-29 13:54:22 | Weblog
親が子供を殺したり、子供が親を殺したり、悲惨な事件になれてきてしまいそうな、怖さ・・・・・
人間には創造力という力があるのに、親を殺す、子供を殺す、他人を殺す、そのあとの創造力がぽっかりと欠如しているような日本の社会になってきて、ニュースで流れるたびに、「また・・」とわたしたちまで麻痺してしまいそうだ。
今は調理器具さえオール電化で、焚き火をすることもなく、子供たちは火というものを見ないで育つ。火を見たことがなければ、放火すればどうなるかという創造力も働かない。火のこわさ、煙を吸い込んだ時の苦しさもまったく知らないで大人になる。


核家族になり、おじいちゃんや、おばあちゃんが年をとって家で死んでいく姿も子供たちは見ない。
人の死に立ち会うと、人の命を真剣に考える。そして死というものの現実の姿もまのあたりに見る。冷たくなっていく身体。硬くなっていく身体、死んだ人はまったく異質な世界へと旅立つ厳粛さ・・・・そんな死の姿をきちんと見ていたら、人を殺してしまうことはどんなことなのかという創造力も働くような気がするのは・・・甘い考えだろうか?

学校でさえ殺人現場となる現代社会の闇の深さを感じる。


話は変わるけど、総裁選挙が近くなって、満員電車にぎゅうぎゅう詰めで、乗り込もうとする国会議員の姿はかなり、醜いよ。
人を蹴落としてでもその電車に乗ろうとする姿を国民はどっちらけて見ているはめになる。
わたしは安部さんは嫌いです。小泉さんと同じくらい嫌いなので、安部さんが総理になったら、わたしはかなり元気なくなるだろうという予感がする。
舌が短いのか、何を言ってるのか聞き取れないしゃべり方もいやだ。
「美しい国へ」というよりは、「美しい日本語」を話す努力をしてほしいぐらいだ。
安部さんも創造力がない・・・話している内容を聞くとつぶさに感じるのだ。

紙オムツに助けられた。

2006-08-28 17:02:51 | Weblog
8月が過ぎようとしている。
小さな子供たちが夏休みに亡くなるのは、すごく悲しい。水の事故や交通事故、プールで、川で、海で・・・・
子供たちの魂をどうか守ってください。


我が家も昔、次女が幼児だったとき、あぶなかったことが2回ある。
1回は海にみんなで行ったとき、2歳ぐらいだった娘は海で浮き輪で遊んでいた。浅いところだったので安心していたが、ふっとみるとなぜそんな状態におちいったのかわからないが、浮き輪の下に頭の方が入っていて、浮き輪と足が見えて、あわてふためいて引き上げたことがある。いったいどうやったら上半身浮いている状態から下半身に移行するのか、わけわからない。それでももう少し気がつくのがおそかったらおぼれていた・・・
もう一回はみんなで川に遊びにいったとき、いきなり娘は飛び込んでしまったのだ。あせったお父さんは靴をはいたまま助けに行った。その時は、紙オムツが一瞬で、ものすごい水を吸い込んで、ものすごーく大きく重たくなったので、娘は流されずにすんだ・・・・・娘の命は紙オムツが救ったのだ・・・・・
子供の行動は本当に予測できない。今では笑い話にもできるが、生きた心地はしなかった。


朝や夜がやっと涼しくなって、寝苦しさがなくなってきた。
こだまは今まで暑かったので、外のベランダで寝ていて野良猫ちゃんのようになっていたが、ここ2,3日は涼しくなったので、家で眠るようになった。
それでもどうしても猫アレルギーのある次女の部屋に行ってしまって、次女のベッドのわきで寝ている。
猫アレルギーの人など、猫にわかるはずもなくて、結局自分が一番、居ごこちのいい所にどうしても行ってしまうのが、猫の本能なのですが。
真夜中に外に出してよと起こすのは、きまってわたし・・・・・結局、他の誰も起きないからです。うまく使い分けて生きていて、こいつは前頭葉があまりなくて、頭が小さいわりには、おりこうなのだ!


月末が近づくと、支払いのお金の工面に大変な日々で、一気に白髪が増える・・・・・
今月は半期の鬼のような、冷酷な消費税も払わなくちゃあならなくて、眉間にだってしわがよってきそうだよ。
サマージャンボは当たらなかったし・・・・
それでも一家総出で、元気で生きてることだけはしあわせだと思える。
上をみたらきりがないし・・・屈してしまいそうな精神を、無理やり補強して、屈せずにがんばる!?

絶品!トマトソース

2006-08-27 20:26:58 | Weblog
きょうは、会議でいつもの小諸のお蕎麦屋さん・・・・・今年と来年はわたしは事務局でいやになるほど、仕事が多い。
協力してくれる人は、悲しいかな、とても少ない。

家に帰ってきて、もらったトマトがいっぱいあったので、トマトソースを作った。それで、夕ご飯にスパゲティをつくったんだけど、これが、自分で言うのもなんだけど、その辺のイタリアンレストランには負けないくらいうまかったぞ!
わたしはピザやとスパゲティやと、テールスープやさんはできるな!と密かに思ったりするのだ。


料理の本は参考にはするけど、わたしはへそ曲がりだから、ぜったい同じには作らない。料理は創造力が勝負だと思ってる
だから分量どうりに作らないとできないお菓子類は、じょうずには絶対作れないのです。

幸福の黄色いハンカチ

2006-08-26 16:31:23 | Weblog
日本中が青いタオルのハンカチだらけになりそうな残暑の日々だ。
駒大苫小牧の田中投手が、再試合の直前のキャッチボールで、斎藤君のまねをして、ポケットからタオルの黄色いハンカチを出して、笑いながら顔の汗をふいていたのをみて、田中君の度胸のでかさを感じてすごく好きになった。
田中君は対抗して幸福の黄色いハンカチだったんだろうなあ。
あのまま田中版黄色いハンカチも流行らせて欲しかったと思うわたしはどっちかというと田中ファンですが・・・・


きのうの夕方、買い物に行って、うかつにも「うどん」を買ってしまった!
というのは、おとといぐらいから映画の「UDON]の宣伝ばかりしているので、刷り込まれていたんだと思う。
(わたしとしたことが、すっかりコマーシャルの餌食と化していた)というか、自分がテレビばっか見ているんだとわかった。こんなんだとあぶねえや・・・・
きっと映画の「UDONより、スーパーのうどんの方が売れただろうと思う。
冷やしうどんにして、おいしく食べました・・・・

ドッテンかい?

2006-08-25 16:36:31 | Weblog
地球の環境だって自然だって大事にしない、戦争ばかりしている人間が、冥王星のことで大騒ぎしているのは、なんだか変だよ!ッて思う
それともいつか冥王星移民とかも将来出てくるんかいな?
この宇宙からなくなったわけじゃあない、そしてちゃんと存在する星、テストに太陽の惑星を書きなさいという問題すらでなかったように思う。

地球をだいじにしよう、冥王星は天文学者にまかせておけばいいよ・・・・・

「すいきんちかもく、ドッテンかい?」の方が覚えやすいと思うなあ、

きのうの夜、長女は友だちのお父さんと二人で「能」を観にいきました。あこがれの野村萬斎さんが来るというので、きゃぴきゃぴして出かけた。友だちのお父さんとというところも渋いねえ・・・
能はむずかしかったそうだ、まだ狂言の方がわかりやすい。それでもそういう日本伝統芸能を観ることは、すごい刺激になると思う。わたしも高校の頃、数学の「ポチ」というあだなの先生がそういうのが好きでもうだいぶ前になるが、先生とばったり再会したとき、わたしは先生の名前すら忘れていて「あ、ポチ!」っと言ってしまって、先生に苦笑いされたことがあるが・・・、高校のとき初めて狂言を観たけど、けっこうおもしろかった。能は一度観た事があるけれど、やっぱりむずかしい。お面の角度で喜怒哀楽をさえ表現するから。
野村萬斎さんは、長女が大好きだといつも騒いでいる、ちなみにもうひとりオダギリジョーも大好きで騒いでいる。
帰りに友だちのお父さんに夕ご飯までごちそうになった。(わたしもいけばよかった・・・・)




新さんまが光り輝いてるよ!

2006-08-24 17:13:46 | Weblog
モールスキンのノートを買ってもらった。お父さんのパチンコ勝利金はもう底をついている。ぎりぎりセーフだ。もうちょっとおそかったら、買ってもらうのは無理だったよ。
ギャンブルでもうけたお金は、そういつまでも残らないのが常識だ。わたしだってもし宝くじに当たったら、借金を耳をそろえてスカッと返したら、タヒチでも、パリでも、ウイ-ンでもエジプトでも行きたいところは、ぜーんぶ行って、桜吹雪のように使ってしまうだろうなあと思う。
大体、パチンコ好きの人は、パチンコで儲けたお金は、ほとんど例外なくパチンコで使ってしまうだろう・・・・・
お酒が好きな人は、飲んで使ってしまうだろうし、人はやっぱり自分の好きなことにお金使っちゃうのはみんな同じかもしれない。


この新しいノートを有意義に使っていこう!

ほんの少し猛暑がやわらいで、庭にバッタや、こおろぎが生息するようになった。
こだまは、バッタを追いかけて、庭でジャンプしたりしていて、見ていると踊りを踊っているみたいで、すごくおもしろい!
少しずつ、秋だ。新秋刀魚が安くなったし、キラキラ光っていて、すごーくおいしそうだ!

また忙しい朝の到来です。

2006-08-23 17:05:13 | Weblog
早稲田実業の斎藤投手は、あまりにも騒がれてかわいそうになる。すごく疲れているんだから、もっと静かにそっとしておいてあげればいいのに・・・・・
彼はアイドルでも芸能人でもないんだから、マスコミもおっかけすぎだよ、休みたいという悲鳴が聞こえてきそう・・・しかもお兄さんまでおっかけられて、いいかげんにしろよとわたしは思う。

群集心理のように、何かになだれ込む人間は、はたでみていると危険な気がする。上流で雨が降ると、一気に水かさがまして、危険な河に変身するのに似ている。こういう社会は、アメリカや日本にすごく多い気がするのだ。時には人の命さえうばう河になってしまうからだ。

マスコミ(とくにテレビのワイドショー)で、連日過熱状態で取り上げると、それが豪雨のように水かさを増し、一気に流れるのは、先の郵政民営化選挙もそうだ。国民は本当の論点を語らず、刺客という幽霊のような言葉に踊らされ、本当の郵政民営化の意味を考えることなく、自民党は圧勝した。こういうマスコミによる間違った方向に一気に流れをつくることは、ものすごく危険なことだとわたしは思う。
真実はいつも黙して語らずだよ。それをきちんと見れる視点を持っていたい!


高校生の娘も夏休みが終わり、きょうから学校が始まった。また朝少し早く起きて、弁当作りが始まった。
長野県は、夏休みは短い。小学校も、中学ももう始まっている。今はヒートアイランド現象で、この辺も暑いから、冷房のない学校はかなり暑い・・・明日から休み明けの試験も始まる。今朝の娘は、ボーっとしてた、しっかりしろよ!気合だ、気合だ、

水谷建設の裏金が山口組と住吉会という2大暴力団に渡っていたとわかったので、おのずとそこに繋がっている政治家まで見えてくるじゃん・・・・・

図太い家族の面々

2006-08-22 16:32:28 | Weblog
きのうの夜は、「熱闘甲子園」までしっかり見ていた。こうして甲子園が終わると、ああ夏が終わっていくなあ、と感じる。
駒大の本間くんは、「巨人の星」に出てくる左門くんにそっくりだなあとか、みんな甲子園の選手は魅力的なキャラクターをしている!
「巨人の星」のマンガは小学生の頃かな?夢中で読んだ。血染めのボールのところでは、ボロボロ泣きながら読んだ。左門も、花形満も好きだった。


まだ夜明け前、いきなりのパトカーのサイレント、救急車のサイレンと、消防車の音・・・・家のすぐ裏は警察署なので、パトカーのサイレンは耳元でなっているように聴こえる。あわてて飛び起きて窓の外を見ていた。
あまりすごいので、お父さんを起こす・・・・・起きない・・・・
ああ、この人は起きるはずがないか・・・阪神淡路大震災の朝、お父さんは広島の親戚の家に泊まっていて、おばさんたちは飛び起きて、わたしも長野にいたのに飛び起きたのに、しっかり寝ていて、電話したときおばさんが、「みんな外に飛び出したのに、知らんで寝てるんだよお、長生きするわ」とあきれられたぐらいなのだから、起きるはずがないや。
わたしは家がもし家事になっても、お父さんを起こしていたら、自分も逃げ遅れるから、起こさないで逃げよう!?とあらためて思ったのだ。
我が家で目が覚めたのは、わたしひとりなので、みんなしっかりお父さんの血を濃く受け継いでいるのだと思った。
わたしは小学校の時、「松代群発地震」を経験していて、毎日何度も地震がきて、学校で授業中も地震がくるとものすごい速さでみんなで机の下にもぐりこんでいた。それはもう反射的なぐらいまで日常化していて、先生が何も言わないうちに、みんな訓練された動物みたいにみごとにもぐりこんだ。だから地震もすごく敏感だ。
寝ていても少しの地震でもパッと目が覚める。身体で覚えたことは、なかなか忘れないんだと思う。
でも地震があっても、火事があっても何があっても平気で寝ている我が家の家族は、みんな神経が野太くて、逆にしあわせだよ。わたしは今朝、寝不足でつらかった。