S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

引越し・・・・ラウンド2

2007-03-31 16:51:30 | Weblog
30日、朝起きたらどしゃぶりの雨と雷・・・・・引越しできるんか??と心配していたら、それでも赤帽さんが来てくれた頃には雨もあがって、晴れ間が出てきてほっとした。

久しぶりにおなじみの赤帽さんの顔を見て、少し古ぼけた軽トラがなつかしかった。

8時30分に家を出て、12時ごろ、厚木のアパートに到着しなんとか引越しも無事終わった。それからお父さんが組み立て家具を組み立てたり、洗濯機を使えるようにしたり・・・・荷物を片付けていたらあっという間に夕方になる。

市役所に転居届けを出し、ホームセンターで買い物をし、なんとか住める部屋になって、もう本当に疲れた。
1日厚木に泊まって、朝帰ってきた。
娘は末っ子で、年も離れていたので、みんなが可愛がってきたせいか・・・・いざひとりになるときには、うるうるして淋しそう・・・・

だいしょうぶ!学校が始まって友達がいっぱいできてきたら、本当に楽しく大学生活を送れるようになるよ!
上のふたりも、それからはるか昔の自分のことを思い出しても、淋しかったのは、ほんの1ヶ月ぐらいなもんだ!

娘が手を振って淋しそうな顔で見送ってるのを見たとき、昔の映像がよみがえってきた。
わたしの一番上のお姉さんが、東京に出てきたとき、わたしは父といっしょに車で引越しの手伝いに来た。わたしは中学生くらいだった。
昔だから、そんなに荷物もなかったけれど、引越しが終わって帰るとき、お姉さんが、本当に淋しそうな顔をして、手を振っていたのをわたしも車の後ろから見ながら、手をふっていたんだ。
今のように、携帯もなく、「バイバイー」っという言葉はもっと重かったし、お姉さんの顔を見ながら、わたしも父も淋しくなったのを覚えている。
そして東京に勉強のために出てくるのも、がんばる覚悟も重かったかもしれない。


帰りの車の中で、お父さんと「少し淋しいね・・・」と話していた。


さあ、がんばって!


言葉が人に届く力

2007-03-29 17:10:21 | Weblog
槇原さんが、松本さんを訴えたことで考えたことがあった。
言葉を使う人は、いつか読んだ本のなかの言葉や、聞いた言葉が脳に知らずにインプットされていて、それが、盗作とかいう意識がなくて、自分の作品のなかに入ってしまうことがある。

自分も詩をかいていて、気をつけても以前読んだ言葉が刺激になって、作品ができるということがあるから、まあ私のような無名な人間が使っても争いにはならないけれど・・・・気をつけている。

「銀河鉄度999」のなかで、あの言葉をわたしは聞いたことがあって、それは槇原さんの歌詞ができるもっと前のような気がする。
盗作する意識がなくて、もしかしたら入ってしまった言葉を自分の言葉として、理解して、使ってしまった可能性がある。

こういう類のことは、お互い作品を創っている人同士なら、和解できるはずなのに、訴訟という前面対決になってしまったことは、なんとも・・・・
逆に、自分の言葉が人の内側に入り込んで、その人を動かせたなら、これはうれしいことだと、言葉を使っている人なら思いそうなきがするのになあ。


田村隆一という詩人の「立棺」だって、人の作品からできた名詩なんだから・・・・
でも田村さんはちゃんと使わせてという許可をとったと何かの本で読んだけれど・・・作品がまた作品を生み出していくそんな言葉の力ってすごいじゃん!

槇原さんも松本さんもそんなふうにお互いを認め合ったら、争いはないのになあとわたしは残念に思うのだ。


最近の日本は隣同士、仲間同士が、けっこう簡単に、訴訟という法の場で争うケースがものすごく多い気がする。
確かにそれも解決方法のひとつの選択ではあるんだけど、血の通った人間として、ふと肩の力を抜いて許しあえるという特権を使っていけたらいいのになあと思う。
宮内さんとホリエモンだって、かつては一緒に同じ方向を向いて目を輝かして働いていた時期があったのにね・・・

先祖代々オムレツ

2007-03-28 16:38:11 | Weblog
30日に引っ越す次女のために「我が家レシピ」を書いている。
我が家のオムレツは私の母が作ってくれたもので、私が受け継いだオムレツだ。
オムレツの中にひき肉とタマネギとじゃがいもをみじん切りにして、塩コショウで味付けしたものが入っていて、ボリュームがある。
そんでもって、おいしいし、和風味だからご飯にぴったんこ合うのだ。
母の味を受け継いだものと、仙台の義母の味を受け継いだものが、今の我が家のレシピになっているものが多い。

こういうレシピを娘たちが受け継いで、もし結婚してお母さんになって、子どもに作ってあげたらうれしい!

なつかしい味が、ずっとみんなが食べてくれるのは、うれしい。

仙台の義母も抜群の味感覚を持ってる人で、わたしは結婚してから、仙台に行くたびにいろんなことを教えてもらった。
息子の好きな味をお嫁さんに伝えられるお母さんはいいな、と思った。


その押し付けがましさもそれはそれで、うれしい!?

あとキャベツがほとんどのキャベツメンチとか、新しょうがを使った生姜ご飯とか我が家でよく作る好評メニューをレシピにして渡そうと思う。

食べること大好き娘がさて、アパートの小さな台所で料理の腕をあげられるか・・・・?


ま、今はパソコンでレシピもたくさん覚えられる時代だから、便利。
がんばれ!一人暮らし!


「天下り禁止」に本格的に?取り組みはじめた安部さん、これができたら、支持率アップ間違いないね!
官僚の抵抗は怒涛のようだろうけど・・・・ひるむな!安部ちゃま。

梅が飛ぶ、花粉も飛ぶ・・・

2007-03-27 16:44:10 | Weblog
いつのまにか、桃の花や、梅の花が咲いている。
いつも知らずに生活であたふたしているあいだに、一気に花は咲いてしまう。

咲いてしまってから、いきなり春本番を突きつけられる感じがする。
もっとおばあさんになったら、季節が過ぎていく一瞬を感知することができるようになるんかなあ?

生活に、仕事に、日常に追われすぎているんだと思う。
次から次へとやらなければならないことに背中を押されるように毎日が過ぎて行くので、子どもの時みたいに、時間を止める感覚がなくなってきちゃったんだと思う。そんなことを考えると子どもの能力ってすごいよ!と思う。

おとながいつも挨拶のように「一年が過ぎるのが早くて」と言うのは、子どもの頃持っていた時間の流れをあやつれる?能力が欠如してしまうからだ!?とか考える。

じゃあ、おとなの能力って一体何だろう?
長く生きた経験から考えるという単純なものしかないような気がするなあ。
わたしはこの頃、遠くからものを見たり、自分を見たりするようになった気がする。
別に老眼がひどくなって、近くが見えないということもあるかもしれないけど、自分や、ものごとの間に空間を置いて眺めると、なんだか全体の形が見れるというか・・・冷静に見れるようになった。
大体が性格上、けっこうロックなので、怒りが湧き上がるのが多いんだけど、少し遠くから見れるようになったような・・・気がする。


100円ショップで、いくつも老眼鏡を買った。
あっちにも、こっちにも置いておく。
本を読む用はかなり度がきつくなった。文庫本は字がちっちゃいからね。
遠くはほんとよく見えるのになあ、

亥年の恐怖?

2007-03-26 17:06:14 | Weblog
能登の地震は、かなりひどい被害が出ていた。
避難所の被災された人たちの映像、ヘルメットを被ったレポーター・・・・こういう映像を日本では度々見ている気がする。

地震が起きると日本列島の小ささを再確認するような気がする。

このあいだ読んだ「帝都物語」に大きな災害は亥年に起きることが書いてあったことを思い出す。関東大震災、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、みんな亥年だった。


お父さんとそんな話をしていたら、「じゃあ、亥年を失くせばいいよ」!?
そういう問題か?
いやあんがいそういう単純なことかもしれない?


被災された方々に心からお見舞い申し上げます。


三島由紀夫「豊饒の海」第1巻「春の雪」読み終わる。
豊饒の海は夭折の主人公が、生まれ変わりながら親友のもとに現れる話で、文体は三島由紀夫のものを視る深さを感じさせる。

日曜日は引越し荷物の整理に追われる。
ひとり引っ越すのも、かなりの荷物でほんとに大変・・・・・

こだまの洗濯

2007-03-24 17:02:58 | Weblog
最近、布団にもぐりこんでくるこだまが、なんとなく臭いし、埃っぽいし、薄汚れているので、お父さんが夜、お風呂でこだまを洗った。
お父さんは動物大好きなので、犬や猫をシャンプーするのはうまい

それでも猫は水が大嫌いなので、洗うのは犬より大変!

こだまは会社の庭に捨てられていたんだけど、家に連れて帰ってからお風呂で洗ったとき、ノミだか、シラミだかがたくさん落ちた。

まだ子猫だったこだまは、恐怖でおそろしい勢いで爪を立てて、わたしは手が傷だらけになった。
家で飼いはじめてから、何度か洗ってあげていたら、少し慣れてきて猫のわりには洗われ上手になったのだ。
が・・・・・洗ったあと乾かすのが大変だ。バスタオルでくるんでふくと、ものすごーく怒って威嚇する。ブラシ型のドラーヤーでとかしながら半分乾いたところで、いっちょあがりーって感じでコタツに放り込む。

あとは乾くまで、必死で自分で毛並みをなめ、こたつから出てこない。

こだまはすっかり白くきれいになった。


猫のおもしろいところは、毛並みを乱されると必死でととのえている。気になってしかたないんだろう。あんまりなめすぎてのどに毛がからむと、ごはんを食べても「ゲッ」・・・・と吐いている。


我が家には、もう一匹、猫さんが来るかもしれない・・・・ことになった。
気の強いこだまと仲良くなれたら、はれて我が家の家族が増えるかも・・・・

春野菜ピカピカ

2007-03-23 16:51:30 | Weblog
春には野菜が輝いていて、スーパーに行くと、野菜がおいしそう!

春野菜は元気をいっぱいもっていそうだから、なるべく春には野菜をたくさん食べよう!と思う。

きのうは長男が誕生日だった。本人は誕生日なんてあまり重要ではないんだけど、子どもの誕生日には、生まれた日のことを鮮明に思い出す。
春のドカ雪が15センチも積もった日だったなあ・・・・・
初産なのに、あっという間に生まれたから「毎日産んでもいいくらいだね」と助産婦さんに言われて、ぞっとしたことや、自分が女なのに、お腹から別の性が生まれたことは、すごく変な気持ちがしたことや・・・・


産むという感覚は、身体が裏と表(内側と外)が裏返るような衝撃だったなあ・・・とか、いろいろ思い出す。


横田さんが拉致家族会の代表を辞めるというニュースを朝見ていた。
何十年という月日が経って、拉致家族の人たちがみんな年齢を重ねて、それでも拉致された人びとは戻ってこないという現実。

あんなにアメリカの大統領だって、横田さんのお母さんの話を聞いてくれたのに、現実にはちっとも進展せず、拉致で日本が孤立したような状態・・・
いつになったら、解決するんだろうか?気が遠くなりそうな思いがする。


拉致を認めたんだから、北朝鮮もさっさとみんなを還してくれればいいのに、腹がたつほど閉鎖的な独裁者だ。

ひたむきな元気さ!オレスカバンド

2007-03-22 16:42:28 | Weblog
きのうのお休みに長女の担当しているとし子さんが、また家に遊びに来る予定だったのに、ちょっとアクシデントがあり、来られなくなった。

お昼を用意したりして、待っていたんだけど・・・・残念だった。

とし子さんはあまり言葉が話せないダウン症の障害を抱えているけれど、とし子さんの顔を見ているとなんだかすごくやさしい気持ちになれる。

一度、長女が家に遊びに連れてきたんだけど、宮崎アニメに出てくる「荒地の魔女」みたいで、それで可愛くてとし子さんが大好きになった。

おととい放映されたNHKスペシャル「この子らを世の光に」という番組でもやっていたけれど、障害者と健常者が共に生きていかれる新しい社会をつくることが、できたら、すごくいいな。


今朝、テレビで見ていたんだけど、大阪の女子高生のバンド「オレスカバンド」がアメリカでライブしていたのを見ていた。
彼女達は、とびっきり元気で、見てるとこちらも元気パワーをもらうような気がして、わたしはとても好きだ!

女の子らしからぬ、度胸も、根性も、パワーも、人を巻き込んでいく力もあって、それでひたむきに一生懸命音楽をやっている。

彼女たちが、世界にはばたいていっても今の親しみやすさや、元気さをなくさないようにがんばってほしいなあ・・・と思う。
応援してるよ!



親の役目って何だろう?

2007-03-20 16:41:36 | Weblog
わたしの母は、どちらかというと感情的で気が強い人だったので、高校生や大学の頃は母とうまく話ができなかった。
感情的になると、母はわたしのことを怒ったり、目の前で泣いたりしていた。
自分が母親になったら子どもと感情的に接することがないようにしたい・・と母を見ていて思った。

ここのところ、娘と話する毎日。
今まで生まれてからずっと育ててきたから、性格も3人ともそれぞれに違うし、考え方も違うこともよくわかる。
母親として、今まで自分が経験して、考えてきたことを、なんとか子供達に伝えたいと思って育ててきたんだけど・・・・・

子どもはまったく自分とは人格の違う一人の人間だから、そしてもう大人になりつつある年齢で、自分の生き方は自分で責任を持つしかないのだ。

母親がどんなに伝えたいことも、半分もたぶん伝わらないだろう。
それは、自分が経験したことでしか、人間は判断できないからだ。


わたしが、自分の母親がもっと感情的にではなく、論理的にさとしてくれたら、母親の意見を聞いただろうか?
わからないけれど、その通りにはしなかったかもしれない。
けれど、論理的な意見だったらずっと頭に残っていただろうと思う。

子供達が、人を好きになり、恋愛をし、自分という人間を本当に深く見つめることができるようになったら、大人になれるのだと思ってる。

どこの親だって、子どもの心配をしない親はいない。
けれど、子どもは親とはまったく別個の人格をもっているのだから衝突もするし、反発もする。
けれど、長く生きてきた人間が次の世代に伝える大切なことも絶対あるのだ。
今わからなくても、きちんと話しておけばきっと頭の片隅には残っていて、思い出してくれることもあるだろうと思う。

だからもう何度も同じことを娘には言わないことに決めた。

あと判断し、行動し、責任をとるのは本人なのだ。
冷たいかもしれないが、わたしの人生ではないのだから・・・・・
わたしは子どもより先にこの世とはおさらばする人間なのだから・・・
親業は割りに合わないことばかりだけれど、自分もこうして苦しみながら成長できたらいいと思う。

華麗なる演技だった!

2007-03-19 17:42:49 | Weblog
キムタクは好きでもきらいでもないけど、「華麗なる一族」は見ていた。
山豊子の小説は、ドラマにするとおもしろい!
きのうの最終回は父親役の北大路さんの演技のすごさに感動ものでした。
プロ根性というのは、ああいうものだと納得したぐらいすごかった!


春からまた冬へ、逆回転しているような変な気分になるほど、寒い・・・・・

卒業式が終わったら、まだ引越しラウンド2が残っていて、細かいものを買ったり、荷物を整理したり、落ち着かないし、家のなかも片付かない。


少し、身体が疲れてきちゃった。
あまり元気じゃあない母です。・・・