調査員の「目」

 日常の何気ない雑感とつれづれ日記。

またConbrio(コンブリオ)のシャツ・・・

2014-11-22 | オシャレ系
 今年はじめ、老舗シャツメーカー・SCHIATTIオーク社のブランドラインナップで自ら最高グレード・最高品質を謳うConbrio(コンブリオ)のサックスブルー・ブロードシャツを買った。
 「昆布」や「ブリ」を連想させる(私だけか?)ブランド名の音の響きに高級感は感じられないけど(?でも実は非常に大事。『怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか(新潮新書/黒川伊保子 2004年)』)、毎日着てみるとサイズがほぼピッタリで全くストレスなく仕事に集中することができた。
 さすが自ら最高品質を謳うだけのことはある。袖回りの曲線のハンドメイド感や襟回りのちょうど良い堅さなど私にとっては安心して着られる品質の高いメイドインジャパンの良いシャツという印象を持った。

インポートモノは袖丈が長かったりして微妙にサイズが合わない場合が多い。

Conbrio 裁断

Conbrio ボタン付け

Conbrio 仕上げ

All About 倉野 路凡 氏のシャツに関する記事(執筆時:2004年)


 それ以来、今年は比較的Conbrio(コンブリオ)のシャツを買うことが多くなり(プロペンザーレもまあまあ)、続けざまに全く同じサックスブルーのワイドスプレッドのブロード120番手を追加で2着(計3着)・クールビズ用のボタンダウンシャツ3着と今年だけでいつの間にか6着も買っていた・・・。
 クールビズもとうに終わり、通常のワイドスプレッドのシャツを毎日着ていく中でConbrioをもう1着買っておくことにした(税込14,040円)。

おい、全く同じシャツが4着目だぞ・・・。

~ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず(鴨長明『方丈記』)~

 全てが絶対移ろい変わりゆく時間の中で、レジスタンスのごとく敢えて全く同じビジネススタイルを通す挑戦。いや、単にいちいちビジネススタイルのことを考える余裕がないほどの最近の切迫感と言えばよいのか・・・。

Conbrio(コンブリオ)120番手ブロード ワイド ブルー(GSN210348_23)


 スマホを代えてから慣れてないから写真が全て横向きになっている・・・。撮るときは縦になっているのに・・・。


 THE シャツ・正統派シャツ・定番という感じ。襟の高さやコシ・開き具合、120番手双糸ブロードの確かな生地感。メイドインジャパン信者に安心感を与えてくれるきめ細やかな造り。

 日本人同士、言葉を交わさなくてもアイコンタクトや表情だけで分かり合えるノンストレスな関係(笑)。

 シャツに関係なく、思想が強い・・・(笑)。


 相変わらず「クリーニングに出して下さい」というお願いは健在だ。
言わなくても分かっているさ。モノを丁寧に扱う日本人同士。野暮な言葉は不要な場合もあるだろ。

そう。
 
 キミのために出すよ・・・

※最近、仕事がキツイので頭がさらにおかしくなっている


 グリーンレーベルのタグも健在。全てが絶対移ろい変わってしまう無常の中で変わらないであり続けることの難しさ・・・。



 この襟のコシ感。ペニャってならない。男はコシ(腰)だよ(笑)。


 白蝶貝の光沢感あるボタン。

 そう。何も変わっていない。


 緻密なステッチ。これぞメイドインジャパンの安心感。

 そして、またFRANCO SPADA【フランコスパダ】のワインレッドのソリッドタイを締めて時間に抗う変わらないビジネス戦士としてお客様と交渉(戦争)。

 う~ん、思想が強い・・・(笑)。

 Conbrio(コンブリオ)は伊勢丹メンズ館・三越などの百貨店や三越前のコレド日本橋直営ショップ・公式ONLINEで買える。