のあ助日記

以前はダイビングと旅etc.の日記。
今は登山と旅日記♪

至仏山 2016.8.1

2016-11-06 | 登山・トレッキング♪

翌日はいよいよ至仏山登山です。
もう11月なのに真夏のログで失礼します。

これまで一緒に登った人たちは、登るスピードが速い人かそれについていける人で、私の事はゆっくりでいいと言ってくれて必ず先の休憩処で待っててはくれるけど、距離が開くとやっぱり凹みます。。。
私は、仕度遅い・一生懸命ついていくけど歩くの遅い・すぐへたれる…と、挙げればもっといろいろありましたが(笑)、そんな事が続いて、そもそも体力ないし登山に向いてないんじゃないかな…と思って。
この日もヘタレだったら、もう山登りはいいかなぁ~とも思ってました。
…と、言葉にするとだいぶ重い思いで、我ながら笑えますけど。

そうそう。このツアーに参加した一番の目的は、登山ガイドさん同行のツアーだったからです。

この日は鳩待峠から小至仏山→至仏山山頂へ。同じ道を戻って鳩待峠に下山するルートです。
鳩待峠に到着してからも、今日も遅れたらどうしようとか、経験者のツアーだけど登り方なんか聞いていいのかな…とか、不安いっぱいだったのに、初っ端から大きな声で「登り方は~」とレクチャーが始まりまして(笑)
あれ?意を決して聞こうと思ってたのに…と拍子抜けしながらも、大変助かりました。



これは、休憩したところから見た燧ケ岳。
写真はないですが、この休憩ポイントの前に富士山が見えました!!!
ウチのベランダから見える富士山が至仏山から見れたことにも感動。俄然元気になりました!

木々が少なくなると鳩待峠や駐車場が見えるところもあって、随分登ってきた~と途中ながら達成感♪
山頂はまだ先なのに感激しました。
やっぱり私はまだ花よりも景色と達成感が好きです。


至仏山の花々はまだ咲いていて、おばさんはほとんどの花の名前を分かっている感じでした。さすがです。
それでも、最近よく忘れて名前が出てこないわ~と言ってましたが、いやいや充分出てるじゃないですか…と思ったりして。
私ももっと落ち着いたら(…笑)花がメインの登山もいいなぁ~と思ってみたり。

登山中は雲が多いけどとってもいい天気。
やっぱり夏の突き抜ける青空はキレイ。空も近くて気持ちいい。


この山の特徴は、蛇紋岩という滑りやすい岩なのですが、私は2度とも天気に恵まれたせいか全然大丈夫でした。
それよりも、10月の霜の木道の方がツルッツルでそっちの方が印象深いです。

登るペースもものすごいゆっくりで、こんなにゆっくりだとこの先私はどうなるんだろう?と逆に心配をしてしまいそうになるほど。
でも、登りながら少し話して下さった「登山は誰でもできる」とか、ゆっくり登りながら「ゆっくりでいい」という話も、あの時の私には一番嬉しい言葉だったかも知れません。

そして、今までの自分では考えられないくらいあっという間に山頂に到達しました!!
こんなに疲れない登りは初めてで、とにかくビックリしました。


山頂からの尾瀬ヶ原と燧ケ岳…は、雲の中ですね。


これは山頂から尾瀬ヶ原と反対側を見た眺め。
天気はいいけど雲が……。それにしてもわざと盛ったような雲(笑)
こうやって眺めた時に、山の名前を言えるようになりたい。。。


そして往路に一瞬で好きになってしまった稜線を、復路に小至仏山から。
尾瀬ヶ原側はいい天気で、反対側はすっぽり雲の中。両側からの風でそうなるんですよね。
山登りはいい天気が一番いいけど、こういう表情が変わる瞬間もいいなぁ。
確か行きに稜線を歩いてるとき自衛隊練習用の機体が飛んでいったけど、旅客用のように音を抑えてないんだそうでもの凄い音でした。しかも練習のため山ギリギリを飛んでいくそう。
もっとギリギリに飛んでいく姿を見たかったけど、とりあえずこれは帰ってから友達に自慢しました♪


ちなみに、たくさん紹介していただいた花は、ひとつも覚えて帰って来れず(笑)←笑ってる場合じゃないし。
登り方と、下り方と、ゆっくりでいいということしか…。
あと、登山中に雷が鳴ったらという話とか、死んだ虫を食べてる虫(だったか?)がいたこととか。
なんだ?私、余談しか覚えてないかも(汗)

で、鳩待峠に下山した途端に雨。
計ったかのようなタイミングでした♪



この日を境にその後の登山が楽しくなりました(といってもまだ数回ですが)。
自分のペースを崩さなければ、地図の時間かそれよりも早く下山できる時もあって自信にもなったし。
しかし、ゆっくり登ってるのに早く下山できるって不思議現象ですけど。
階段たいへ~ん!とか言いながらも、実は楽しくてしょうがない感じです♪

ありがとうございました、ガイドさんと至仏さん♪(笑)
至仏さんにはこの前再訪してお礼の気持ちで歩いてきたので、ガイドさんもまた是非。



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