靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

子育て夫婦の役割の一つ

2013-02-17 03:02:11 | 夫婦ノート
子供を育てる夫婦の役割の一つとして、配偶者が子供達をどれほど愛し、どれほど子供達ために働き続けているかを、さりげなく子供達に伝えるというのがあると思います。

「お父さん今日は早く寝ちゃったね。毎日毎日朝から晩まで外で働いて、あなた達が必要なものを手にとることができ、幸せに成長していけるようにといつも考えてるのよ」

「クタクタに疲れている仕事帰りでも、あなたが電話して『明日ノートがいる』と言えば遠回りして買ってきてくれる。お父さん本当に優しいね」

「きれいに片付いた部屋、お母さん、毎日お前たちが気持ちよく過ごせるように考えてくれてるんだね」

「見て、食パンが一斤なくなってる。お母さん朝から六人分のサンドイッチを作って大変だったね」

「お母さんの髪型・・・。まずはお前たちにご飯を食べさせ、支度できるようにと一生懸命なんだね。自分の支度よりお前たちのこと先に考えてくれて、お前たちは幸せだね」

そんな言葉をさりげなく生活の隅々に散りばめていく。

それは子供にとっても、「してもらうことを当たり前にとらない」とはっとする機会でもあるし、夫婦間でも、ああちゃんと見ていてくれるんだなとほっとする機会でもあり。また自分で「あれしてやってる、これしてやってる」と言葉にするよりも、気づかれなくてもするという人としてのいいモデルを示すことにもなる。いいことづくしです。

夫婦でこぞって気づき、こぞってさりげなく言い合ってみよう、そうこの役割について夫と話し合ったのですが、互いに実行してみることで、親子間、夫婦間にとって、とてもいいと感じてます。


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