靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

整理、「独自の個性とは・・・」

2012-06-05 02:15:19 | 今週の整理
1.家、どうするかを決める最後の決断のとき。ここ3日ほどあまり寝ていない。目の前に選択肢を並べる。どの選択も結局いい面もあればそうともいえない面もあり。ここにきてこの家に残るという選択肢まで並べ始める!(家を売る最終決定のサインはまだ)。どうなろうとも、またそこから最善を尽くそう

2.秋から少しずつ家事育児以外の仕事を始める計画を立てる。それもあって寝られない日々。秋から四人が学校、日中三歳になる次男と二人。子供達との時間を中心に据え、本当に少しずつ。こうして子供達に向き合える一瞬一瞬のありがたさをかみ締めつつ

3.何事も自分が選んでいる。選ばされているわけではない。そこからしか何も始まらない。

4.人付き合い、いかに自分のパラダイムから相手を見ているかを思う。昔読んではっとしたこんな話を思い出しながら。

電車に乗っている。目の前の座席の子供達のマナーが最悪。靴を履いたままシートに立ち上がり、ジャンプしては大声で叫び、車内を走り回る子も。父親らしき男性は座席にうつむいて座ったまま何もしない。何て親!子供達がこれほど騒いでいるのに何も言わないなんて!男性をにらみつける。とうとう耐え切れず立ち上がり「子供さん達迷惑ですから注意してくださいませんか」そう告げる。男性は顔を上げるとこう言った。「すみません。今、妻の最期を看取ってきたところなんです。残された子供達とこれからどう暮らしていこうかと途方にくれてしまって」by Stephen Covey

ここで一気にパラダイムチェンジが起きるという話。この人がこんなことをするのは/しないのは、私の計り知れないその人自身の道を歩いているからなのかもしれない。そんな気持ちの幅をもって、今日も人に接していきたい

5.あなたの独自の個性というものは、あなたが取る者よりも、与える者になるときにのみ、現れる。(Your unique personality can only emerge when you become a giver, rather than a taker. )by Simon Jacobson

6.こうして欲しい、から、自分に何ができるかへ


Have a wonderful week!
まぶしい黄緑に、花々の彩り加わるアンカレッジより。

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8 コメント

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Unknown (mayu)
2012-06-06 10:19:42
随分ご無沙汰してしまって、ここにも来てなかったのですが、引越しされるんですねー!
私、マチカさんのお家好きだったなぁ。
なんだろうね、雰囲気がとっても良くて。
でもこれはきっと箱が変わっても同じだよね。
マチカさんの言うようにどれを選んでもその時の自分の選択は正しい。
きっと自分にとって一番いい道になるのだと思います。
いっぱい悩んでください!

ところで前の記事を読んでえ?六人目?!と思ってしまった私。
あーびっくりした
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Unknown (よっちゃん)
2012-06-06 12:13:19
マチカさんちって本当によく引っ越しするよね?

アメリカは家の価値が築年数だけでは、下がらない。むしろ上がる事が多いと聞きましたがそういう事も、引っ越しと関係しているのでしょうか?

私は数年前に戸建てに引っ越ししたときには、子供も小さくて大変だったので、二度と引っ越しなんかごめんだわ!!(# ̄З ̄)
と心に決めた事を覚えています。
5人の子育て、引っ越し、仕事ぉ!!、そんな小さな体でどこにそんなパワーがあるのか不思議(笑)
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Unknown (mirumiru)
2012-06-06 22:56:19
そうですね、人の言動を私が量れないのはわかっていましたが、4番に書かれている内容を読みドキッとしました。でも、こういう他人をも自身の量りに乗せてしまう人の多さも事実だと思います。
今日少し嫌なことを言われたので、「私の何がわかっているの?」「状況すらもわかってないのに」と憤りを覚えていたところでした。
憤りを覚えそれを持ち続けるもそれを忘れるも私の選択。前向きにいかなければと背中を押されたブログです。ありがとうございます。
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Unknown (テッサー)
2012-06-08 22:37:24
転勤族なので、引っ越しにまつわる選択の難しさ、わかります。私はさらに方角とか風水も気にしちゃうから、完璧な物件はみつからなくて、どこを妥協するか、って考える。
遠くの場合、物件を見ないで決めることもあったから、ある意味「賭け」。まあ賃貸だからね、嫌だったらすぐ引越せばいいじゃんって夫のひと言が後押し。
よっぽど周辺環境が悪くなければ、だいたい問題なく過ごしてきたけど、悩むのもまた楽しいよね。新しい生活を思い描いてワクワク(笑)
1年前に東京へ引っ越したばかりだけど、もう旦那に「転勤ないの?」って尋ねる今日この頃。
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mayuさんへ、コメントありがとうございます! (マチカ)
2012-06-09 02:25:15
mayuさんお久しぶり!こちらこそご無沙汰しています。そうなんですよ、引越しなんです。この家は私も大好きでした。新しい家がどんな雰囲気になるのか、楽しみにしています。いい空間を築けたらいいな。

「どれを選んでも・・・」、本当ですね。選択によって確かに進む道は違ってくるのだけれど、そこで最善をつくしていくのなら、やがては同じような場所にたどりつくのかもしれない、そんなことを感じています。本当にいっぱい悩みましたよ~。真夜中いつも目が覚めてました。夜中だとゆっくり悩めますからね。(笑)

六人目の夢はホントリアルで。目が覚めて現状を把握するのにしばらく時間がかかりましたよ。(笑)

そちらの夏はどうでしょうか。こちらは今のところあのさむ~い夏です。良い週末をお過ごしくださいね。ありがとう!
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よっちゃんへ、コメントありがとうございます! (マチカ)
2012-06-09 02:53:38
ここはこちらに暮らして13年の間に4ヶ所目。ここには8年住んでいたので、久しぶりの引越しです。賃貸も買ったものも含まれるけれど、確かに日本だと家を買ったらそうそう動かないかもしれないね。

そうアラスカでは今のところ家の価値は上がってます。それでも他の州では物凄い勢いで下がっているところもあって、これからはどうなるか分からないね。確かにこちらで日本よりは簡単に家を売ったり買ったり移ったりとできるのは、家の価値が上がっていくという前提があったのだろうね。

小さな子を抱えての引越しは本当に大変だよね。もう二度と嫌というよっちゃんの気持ちよく分かるわ。8年前を覚えてます。引越し後も整理するのに随分と時間かかったよ。今回は子供達も働き手になるので、以前に比べれば随分と楽かな。よっちゃん家もそうよ。今だったら息子君二人随分と頼もしく動いてくれるよ。あと家はなんちゃって引越しだからね、業者とかでなく、自分たちでちょっとずつちょとずつ運ぶのよ。荷造りも適当。(笑)

眠れば回復するのだけれどね。しっかり眠らないとやっぱりきついよ。

そちらは梅雨入りかな。こちらは肌寒い夏です。それでも夏満喫中。週末、楽しんでね。ありがとう!


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mirumiruさんへ、コメントありがとうございます! (マチカ)
2012-06-09 03:55:26
「他人をも自身の量りに乗せてしまう」、はかりに乗せているという自覚を持って他人と接していきたいです。そこに分かり切ってはいないという謙虚さが生まれるはずです。

余裕のあるときは気持ちの幅もできますが、あれやこれやと立て込んでいるときは難しいですね。そういう時こそ、思い出していきたいです。

温かいお茶を飲みながら山を眺めたり、雨上がりの澄んだ空気を吸い込んだり、昨日は蕾だった花が鮮やかに開いているのに気がついたり、そんな瞬間にふっと気持ちを切り替えられることありますね。私も今日も前を向いて進んでいきたいです。「すべては良きことのために」そう信じつつ。

こちらこそいつも温もりあるコメントありがとうございます。良い週末をお過ごしください!


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テッサーさんへ、コメントありがとうございます! (マチカ)
2012-06-09 04:40:00
そうだよね、今ではテッサーさん引越しのエキスパートよね。風水や方角にも興味あるんだね。家は気にしだしたら収拾つかなくなりそうだから、知らないままにしておきます。(笑)風水といえば、今の家のマスタールームの壁が真っ赤でね。前のオーナーが塗ったのだけれど、風水的には寝室を赤くすると「子沢山」と友人に言われたことあるよ。知ったのは5人産んだ後だったのだけれどね、妙に納得したよ。(笑)

賃貸は確かに持ち家よりも気が楽かもしれないね。引越し大変だけれど、短期間でも気に入らなかったら移ればいいものね。

うんうん、「新しい生活を思い描いてワクワク」まさしくそんな状態です今。といって同じアンカレッジ市内だから家が変わるだけで環境がそれほど変わるということはないのだけれどね。(笑)テッサー家はまた将来的には転勤ある予定なのかな。今度はどこなんだろうね。報告楽しみにしてます。

週末楽しんでね。ありがとう!
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