靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

「バナナの嘆き」付け足し

2011-12-05 00:10:27 | 子育てノート
先日友人と「バナナの嘆き」について話していて、そういえば、昔バナナが折れて嘆いていた子に爪楊枝かなんか刺して元のように戻してくれて、そしたら納得して嬉しそうに食べたことあったよね、と。

そうだった。「折れたバナナを無駄にしない」というリミットの中で、色々な工夫をして楽しくしていくこともできる。きれいな形に刻んでみてもいい、イチゴやキウイとフルーツヨーグルトを作ってみたり、ジューサーにかけてスムージーにする手だってある。折れたバナナだって色々なことができる。折れたバナナを泣きながら我慢して口に入れるだけでなく、創造的に楽しくなるような方法を考え行動していくこともありだろう。

もう少し大きくなったら周りに自身で交渉するという手もある。「僕は折れたバナナが嫌なんだけれどもし気にならないようだったらその新しいのと交換してもいい?」などと。互いに納得するのならあり。上の子達が似たようなことをやっていた。

「折れたバナナを無駄にしない」という「してはいけない」という境界の前で踏みとどまったまま、こちら側を無限に工夫して楽しむ、そんな姿勢を身に着けることもまた頼もしい。

友人のインプット、ありがとう!


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