NLP自習室

NLP自習室はNLPを自ら学び練習する場です。NLPは行動や心理的な状態を自分にとって望ましいものに変化させる道具です。

第120回 メタ・モデル(普遍的数量詞)

2013-09-13 06:14:10 | NLP
2013年9月13日(金)6:00から約10分間

◆内容
 普遍的数量詞について振り返りました。

 テキストは、「NLPのすすめ」を使いました。

◆学んだこと
 一般化はある一つの例をいくつかの多様な可能性の代表とみなす時にいう。
 私達は知識を一般的な枠組みに分類するが、そもそも比較や相違点の評価によって知識を獲得できるのであるし、引き続き区分けを続けて、必要なら一般化を修正する用意が大事である。
 私達は例外を認めることで、より現実的になれる。決断は、すべてか無か、とは限らない。
 一般化では、「すべて」「いつも」「決して…ない」「一つも…ない」などの言葉が普通使われる。
 こういった言葉は例外を認めないので、普遍的数量詞と言われている。

 普遍的数量詞は逆説的に制限する。すべての可能性を肯定するか、逆に否定することによって、例外を認めることができなくなる。

 例
 私は成功した試しがない。

 誰もいつも必ず失敗することはできない。

 普遍的数量詞に対抗するには反対の例を求めて次のように問う。「…の時が1度でもありましたか?」
 
 あなたが十分に力強く誇張して一般化に対抗すれば、相手は反対の立場を弁護せざるを得なくなる。あなたは馬鹿らしさをフィードバックする。あなたが相手よりも力強く極端な立場を取れば、相手は中庸の立場に戻らざるを得なくなるはず。