NLP自習室

NLP自習室はNLPを自ら学び練習する場です。NLPは行動や心理的な状態を自分にとって望ましいものに変化させる道具です。

第112回 すべてを言い尽くす-メタ・深部構造

2013-09-05 06:10:02 | NLP
2013年9月5日(木)5:30から約30分間

◆内容
 深部構造について学びました。

 テキストは、「NLPのすすめ」を使いました。

◆学んだこと
 メタ・モデルは人々の言葉をより完全に理解するための道具であるが、これを理解するには思考が言語に変換される過程を調べる必要がある。
 言語は思考の速さ、多様性および鋭敏さには到底太刀打ちできない。言語は概略を表すに過ぎない。
 話し手は言いたいことについて完全で、充実した考えを持っている。これを言語学者は深部構造と呼んでいる。
 深部構造は意識されない。
 言語は私達の神経組織の奥に深く潜んでいる。
 私達は話すためにこの深部構造を短くする。そして、実際に言葉になったものを表面構造と呼ぶ。
 深部構造から表面構造に移るために私達は無意識的に3つのことをする。

 1 深部構造で得られる情報のごく一部だけを選ぶ。大部分は残される。
 2 単純化する過程で必然的に意味が歪められる。
 3 一般化が行われる。

 深部構造から出発して、一般化、歪曲、省略が行われ人に話す言葉となる。
 メタ・モデルは言語の一般化、歪曲および省略を解きほぐし、元へ戻すための一連の質問から成っている。