にっしん女性9条の会「憲法9条は日本の平和をどう守っているか」

3月11日(土)にぎわい交流館にて、にっしん女性9条の会による「憲法9条は日本の平和をどう守っているか」というタイトルで講演会が開かれました。講師は弁護士の田巻紘子氏で、9条解釈の変遷の研究やイラク派兵違憲訴訟の実践をふまえ、9条について分かりやすくお話をしていただきました。
戦争に対する一切の否定を実質的に担保するための「戦力不保持」を明言した憲法9条は必ずしも十分な憲法ではないにしても、日本の軍事国家化を一定程度阻止し、そのことにより日本が一定程度信頼を得てきたという意味。そして戦争の過ちを再び繰り返さない為に、憲法改正の動きがある今の時期、これまでに戦争を正当化してきた名目が「侵略」ではなく「自衛」「平和」であった事を認識し、政府の動きから目を離さないことの大切さを感じました。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )