待機児解消といっそうの認可保育園増設は急務です!
昨年より8人減一昨年より28人増
5月21日、足立区待機児ゼロ対策担当課より今年度の保育所入所待機児童数について報告がありました。
4月1日現在の足立区の待機児童数は322人で、昨年より8人少なく、一昨年より28人多い結果となりました。
年齢別では1歳児が165人
年齢別の待機児童数は
0歳児 59人
1歳児 165人
2歳児 62人
3歳児 30人
4歳児 3人
5歳児 3人 でした。
足立区では待機児の定義について「厚生労働省が定めた定義に基づき、調査日時点において、保育の必要性の認定がされ、認可保育所、認定こども園(長時間)、小規模保育、家庭的保育(保育ママ)の利用申し込みがされているが利用していないものから、東京都認証保育所や幼稚園の預かり保育を利用している児童と、私的な理由で待機している児童を除外したもの」としています。
認可保育園に入れなかった数は今回は出ない事態に
今年度から、認可外の保育施設を含めて申し込む制度になり、従来の認可保育園に申し込んで入れなかった児童の数は計出していません。
しかし4315人が申し込み、第一次審査で2022人(47%)が入れず、第2次審査でも1086人(25%)が入れませんでした。
その後の「調整」でも、どこにも入れなかった児童が322人と昨年より8人減ったものの300人を超え、一昨年よりは28人増えるなど、待機児解消の抜本的な前進には至っていません。
認可保育園のさらなる増設でこそ展望開ける
新制度のもとで希望者が認可保育園に集中し、保育ママが申し込みゼロや定員に満たないところが続出しました。新制度に入れない認証保育所も受け皿となりましたが、根本的な待機児の解消にはやはり認可保育所の増設が欠かせません。
新たな計画で区が認可保育園の増設を十分位置づけて待機児解消に取り組むよう日本共産党は、提言していきたいと思います。
昨日は日本共産党東京都委員会で新人議員の研修会がありました。
明日は臨時区議会が行われ、常任委員会、調査特別委員会のメンバーが決まります。
選挙をたたかったのが遠い昔のようです。
毎日新しいことの連続ですが早く日々のペースをつくっていきたいです。