本日千住の寿町会館で原水爆禁止世界大会の報告会を23人で行いました。
私が報告したあと、8人の方々から戦争体験が語られました。
弟さんが広島の原爆投下の後、死体の処理に行き二次被爆にあったこと、
戦争にはいかなかったが、特攻隊のための燃料になる松の根を集めていたこと、
空襲にあったこと、蚕室で寝ていた時ツバメが巣を作っていて、親鳥が子どものためにえさを運んでくるのが羨ましくてしかたなかったこと、
子どもながらに本当に怖い思いをしたことだけは鮮明に覚えている、
学校の先生が「お父さんやお兄さんが戦争に行っている人、早く無事に帰ってくるといいですね」と言ったのを家に帰って話したら、祖母に「そんな非国民のいる学校にはもう行かなくていい!」と言われた、
学童疎開先でのつらい思い出、その地には50年間行くことができなかった、などなど日ごろ聞くことができない話をたくさん聞くことができました。
しかし、語ってくれたみなさんをはじめ、まだまだすべてを語っているとは思えません。思い出したくないつらい思い出はたくさんあるはずです…
被ばく者の方が語り部として自分の経験を話すことがいかに辛く苦しいことであるか、今日のみなさんの話を聞く中で、思い知らされた気がしました。
戦争を知らない私たちの世代は、このようななまの話を聞く中で、悲惨な戦争は二度と起こしてはならないとしっかり胸に刻まなければと思いました。
また開きたいです。カンパも11228円集まりました。
みなさんご苦労様でした。