「東京公害患者と家族の会 足立支部」「東京にあおぞらときれいな空気をめざす足立連絡会」が編集した「東京・足立の患者と住民が取り組む環境・公害・道路対策」という冊子が出来上がりました。
この冊子は、東京大気汚染公害裁判が和解し3年が経ち、現在の足立の公害・環境を守る取り組みや運動をまとめたもので、足立の公害患者の会が中心となって、東京大気汚染裁判での和解条項にある「きれいな空気を」の実行を求めるとりくみ、科学者の視点、様々な記録や思いを綴ったものです。
高校3年の娘も原告団の一員でした。今はすっかり喘息も良くなり、発作をおこすことはなくなりましたが、小学校の低学年の時はたびたび発作を起こし、夜中に吸引や点滴に通いました。点滴も一個で終わらない時は昼近くまでかかり、給食を食べに学校へ行っていたような日々もありました。
娘の代理として、署名を集めたり、自動車メーカーに要請に行ったり、裁判の傍聴、総行動にと、運動をしてきました。
裁判で和解を勝ち取った時は本当にうれしかったです。
運動で実現させた制度を継続させるために、そして新しい運動として「新たな大気汚染被害者救済制度(未救済患者の医療費助成制度と障害補償を求める)」の創設のために、引き続き東京公害患者と家族の会の一員として取り組んでいきます!
本日NO2カプセル測定を取り付けました。明日忘れずに取り外さなければ