機械翻訳2

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2014年6月25日

2014-06-26 06:09:40 | 医学

科学者は抗生物質の抵抗性に対抗する秘密の武器を発掘する



カナダのノバスコシア(Nova Scotia)に住んでいる真菌は、薬剤耐性細菌との差し迫った戦いにおいて新しい望みを与える。

マクマスター大学の研究者たちは真菌に由来する新しい分子、AMAを発見した。

それは最も危険な抗生物質耐性遺伝子NDM-1(New Delhi Metallo-beta-Lactamase-1; ニューデリー・メタロベータラクタマーゼ-1)を武装解除することが可能である。

AMAはペニシリンなどカルバペネム系抗生物質への薬物抵抗性病原体をブロックする。

「簡単に言えば、この分子は抗生物質が自分の仕事ができるようにNDM-1をノックアウトする」、マクマスター大学のMichael G. DeGroote感染症研究所の責任者、ゲリー・ライトは言う。



マクマスター大学、ブリティッシュ・コロンビア大学、そしてウェールズのカーディフ大学による研究チームは、無害な病原性大腸菌による高度なスクリーニングによりNDM-1を止めることができる分子を分離した。

NMD-1は亜鉛を必要とするが、ヒトで毒性を引き起こすことなくNDM-1から亜鉛を取り除く真菌の分子を、彼らはついに発見した。

「これは気が重い問題の1つの側面を解決する。AMAはカルバペネム系抗生物質の活性を救う」、ライトは言う。

記事ソース:
上記の記事は、マクマスター大学により提供される材料に基づく。

http://www.sciencedaily.com/releases/2014/06/140625132358.htm

<コメント>
AMA(aspergillomarasemine A; アスペルギロマラセミンA)という、NMD-1やVIM-2を無効にする分子が発見されたという記事です。

アスペルギルス・バーシカラ(Aspergillus versicolor)という真菌に由来するそうです。